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富士健康クラブ

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第95号 

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第95号 
 

<お知らせ>

「無料オンライン講座」のご案内

本メールマガジン「大宇宙のしくみが解かってきた!」をご購読頂きありがとうございます。

このところ見えない世界のお話、本当なのか判断が難しいお話が続いておりますので、気分転換としてオンライン講座を計画しました。

パソコンやスマホでメールの送受信ができる方なら何方でも簡単にご参加頂けます。

オンライン未経験の方、あるいは馴れていない方もお気軽にお試しください。

「早わかり無料オンライン講座」 

日時: /4(日)13:1015:10(~15:50:希望者のみ)

目的: 宇宙と生命の謎を読み解く! 基礎概要ご説明

対象: スマホやパソコンでメールの送受信ができる方

方式: ZOOM(無料アプリケーション)を使用するオンライン講座

時間配分:

  • 13:1015:10:オンライン講義、Q&A他

  • 15:1015:50:希望者によるフリートーク(希望者のみ)

    ご意見、ご感想、経験談、Q&A、懇談など

    <申込先>

      EMAILsekiguchi.m@ozzio.jp  関口素男  

      お名前と都道府県名を記載してください。      
      オンライン未経験の方はお気軽にお申し出ください。
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    <未解明の謎を読み解く!>

    . 科学の対象領域外の謎

    A-10.催眠療法

    1.催眠療法とは?

    催眠というと、TVなどの催眠術ショウなどを思い出して、なにやら胡散臭いイメージを持たれる方もいます。しかし、催眠術と催眠療法は全く異なります。

    催眠療法(ヒプノセラピー、hypnotherapy)は心理療法のひとつの分野で、催眠状態に入って自分の内面(潜在意識)と向き合いながら、悩みやストレスの原因を探ったり、解決の糸口を見つけたりする療法です。その起源は古代エジプトにまで遡るといわれ、麻酔薬が発見される以前は、手術の際に麻酔の代わりに催眠療法が用いられたともいわれています。

    アメリカでは1958年に正式な療法として医師会から承認され、臨床催眠療法の博士号があります。これを取得している日本人も複数おられます。アメリカでは、ベトナム戦争から帰還して心に深い傷を負った兵士たちの治療に効果をあげたことから認知が広まったようです。

    催眠療法は心の深奥にアクセスする療法ですから、効果は多岐にわたります。たとえば、過食、過飲、喫煙、拒食、潔癖症、対人恐怖症、あがり症、不安症、吃音などが改善されたり、集中力、やる気、記憶力などをアップさせたり、怒りっぽい、気が弱い、内気、心配性などといった性格を改善したりする効果もあるようです。

    .退行催眠療法

催眠療法の中で、20世紀末頃から脚光を浴びている新しい療法に「退行催眠療法」があります。患者の意識を過去の出来事へ遡らせることにより、現在抱える問題の改善を図ろうとするものです。すなわち過去に起きた悩みや痛みなどの「発生源」をつきとめ、問題の根源を癒し、元から解決しようとする催眠療法です。この場合、患者自身が「自らを見つめ直そう」という能動的前向きな姿勢が必要なようです。

退行催眠療法の内、患者が若かった頃や子供の頃に意識を戻して、当時の感覚や感情をありありと思い出していくことを「年齢退行」といいます。「年齢退行」によって若いころの心的外傷(トラウマ)の原因となっている過去を思い出し、見つめ、癒し、トラウマを解消することができます。年齢退行をさらに進めて、赤ちゃんの頃、さらには自分がまだ胎児で、母親の胎内に居た頃の記憶まで遡って思い出すこともできるようです。

えーっ! 胎児の記憶ですか?! はい、そのようです!

3.退行催眠の実例

退行催眠の解りやすい実例として、福島大学教授 飯田史彦氏の「生きがいの創造」(決定版)(660ページ)から部分抜き書きさせて頂きます。

元マイアミ大学医学部精神科教授「ブライアン・L・ワイス博士」が1982年にキャサリンという被験者に退行催眠を行いました。キャサリンの「水に対する恐怖心」の原因を探ろうとして幼いころまで記憶を遡らせましたが原因が見当たらなかったようです。

困ったワイス博士は、「症状の原因になった時まで戻りなさい」と指示しました。するとキャサリンは、「私は柱がたくさんある白い大きな建物の前で、長いドレスを着ています。髪は長い金髪です。名前はアロンダ、18歳です。時代は紀元前1863年です。・・・」

ワイス博士は何千人もの精神病患者を診察し、また多くの退行催眠療法を実施してきたため、キャサリンの口述が信憑性を持っていることを確信できました。そこでワイス博士は「あなたが死ぬ場面まで行きなさい。」と指示しました。

キャサリンは「大きな洪水が木々を押し倒していきます。どこにも逃げ場はありません。水がとても冷たい。おぼれそう。息ができない。・・・」キャサリンは喘ぎ、苦しみ、ぐったりしました。しばらくして「雲が見えます。私の赤ん坊も一緒にいます。兄もいます・・・」彼女のその人生は終わったようです。そして彼女の「水に対する恐怖心」の原因がこれだとわかりました。

ワイス博士は「もっと続けてください。ほかに何か思い出せますか?」と聞きました。キャサリンはその他の2つの異なる過去世の人生を思い出しながら語り続けたと言います。

ワイス博士はキリスト教徒であり、死後の生命や生まれ変わりについては信じていないばかりか、興味さえ抱いていなかったそうです。しかしその後も「前世」や「過去生」に退行してその様子をありありと語る被験者が続出して、それまでの考えを革めざるを得なかったようです。ワイス博士はこれらの様々な体験を執筆し出版したところベストセラーになり、世界各国で翻訳されました。

ワイス博士以外にも欧米を中心に多くの医学博士が退行催眠療法を多数実施し、同様な結果を得ています。そして死後の世界に関して様々な知見が得られてきています。

4.退行催眠の実例から解ること

退行催眠療法は、患者自身の子供の頃、または胎児まで遡って原因を探り解消していく「年齢退行」と、患者の前世まで遡る「前世退行」と、さらに前の過去世まで遡る「過去世退行」とがあるようです。そして催眠技術的には、それぞれは区別なく切れ目なく何千年も前の過去にまでも遡れるようです。

ワイス博士によると、退行催眠療法を必要とする患者の60%程度は、「年齢退行」で病気を治すことができるようですが、残り40%の患者は、前世または過去世まで遡らないと心の傷を治すことはできないと言っています。ということは、前世または過去世におけるトラブルや心の傷が現世にまで影響を与えることがあるということになります。

催眠療法士(ヒプノセラピスト)が、具体的にどのような技術・手法を駆使して退行催眠状態に誘導していくのかは、前述の「生きがいの創造」をご覧頂くと解りやすいかと思います。多数の実例が具体的に紹介されています。

そして多くの患者が、前世または過去世で死亡した後、天上界に昇って「光の存在」すなわち「指導役の意識体」と会話していく様子が語られます。そしてその会話によって大きな気づきを得られるようです。

飯田教授は、「現世」と「前世」、「前世」と「過去世」、「過去世」と「過去世」の間の時期、すなわち人間として地上の人生を送っていない時期を「中間世」と呼んでいますが、これは私の言う「天上界」にいる時期に相当します。

ワイス博士はこの「中間世」すなわち「天上界」について、キャサリンの口を借りて、様々な知見を得ています。

「中間世」すなわち「天上界」では、「光の存在」すなわち「指導役の意識体」たちが、「天上界」の「意識体」たちの世話約、指導役をしているようです。そしてワイス博士がキャサリン経由で質問すると「指導役の意識体」たちが様々な疑問に対して回答してくれたようです。

それらによると:

人の死後、天上界に昇った意識体は、既に亡くなっている身内や友人たちの意識体の姿・形は認識できるようですが、より高度・高位な「意識体」はまぶしくて見えず「光の存在」としか認識できないようです。

「光の存在」すなわち「指導役の意識体」は、天上界に昇った意識体に対して、地上界での人生の一部始終を、映画のようなパノラマヴィジョンで見せます。長い人生の全てを微に入り細に入り見せられた意識体は大いに恥じ入り、悔い、反省させられます。

「光の存在」がそれを採点したり評価するわけではなく、あくまでも「意識体」自身が自己反省・自己評価を行うことになります。「光の存在」はそのように誘導し、かつ優しくサポートしていきます。

「意識体」はその反省のもとに、次の学びのための人生計画を自ら立案します。例えば、どのような夫婦の子供として、どのような人生の課題に挑戦するのか、その具体的条件の設定なども検討します。

5.退行催眠療法の結果

少し古いですが、20044月から20089月までの4年半の間に日本各地で行われた1901名の退行催眠療法の結果を分類すると下記のようです。

(1)過去世の記憶を体験した上で「光の存在」との対話にも成功した 1289名(68%)

(2)「光の存在」との対話はできなかったが過去世における死後まで体験できた

   139名(7%)

(3)過去世の記憶を体験できたが、その途中で止まって先に進めなかった

148名(8%)

(4)過去世の記憶を明確に体験できなかった

288名(15%)

ただし最近では退行催眠療法の講習会などが多く開催されており、多数の受講者が受講し開業して拡がっているようです。したがって経験が浅い催眠療法士も増加しており、上記のような成功率は現在では無理かも知れません。

6.輪廻転生は実在する!

退行催眠療法による様々な事象と、前回の「新生児の凄い能力」を総合すると、下記が明瞭になってきます。

・人の死後は何もなくなるのではなく、「意識体」は残って天上界に昇る

・天上界では「指導役の意識体」と会話して様々な指導を受け気づきを得る

・地上界での人生の一部始終を映画のように見せられ大いに反省させられる

・その反省のもとに次の人生計画を自ら立案してその条件設定も行う

・それに相応しい受精卵、胎児を選んで地上界に降臨する

・地上界は「意識体」たちの学びの場であり、学校の役割りを持っている

・以上を繰り返して様々な学びを深めていき、意識を高度化、高位化していく

水が海や川や湖水から蒸発して雲になり、また雨となって降ってくるように、生命体も地上界と天上界の間を繰り返し循環するようです。どうやら輪廻転生があるようですね。

7.催眠状態

実際の退行催眠療法においての大まかな手順を眺めてみます。

先ず催眠療法士(ヒプノセラピスト)と患者が向き合いながら催眠療法の目的や、解決したい問題についてじっくりと話合います。このカウンセリングを通して、催眠療法士との信頼関係を築いていきます。すなわち両者の共感的理解がとても重要です。

次に催眠療法士の誘導に従って「催眠状態」に入ります。「催眠状態」では、催眠療法士と対話を行いながら、自分の潜在意識につながっていきます。催眠中も意識ははっきりしており、集中した状態で、本来の自分、既に忘れてしまった自分の履歴など、すなわち潜在意識と向き合う時間を過ごすことができます。

通常の覚醒状態と異なる意識状態を「変性意識状態」ASC: Altered States of Consciousness)と呼ぶことがあります。催眠状態も「変性意識状態」の一種であり、潜在意識につながっている状態と考えることができます。夢や、瞑想状態、至高体験、体外離脱体験なども「変性意識状態」の一種と考えられます。宇宙の根源的な秩序に気付くことができるのは、「変性意識状態」にいる時が多いかも知れません。

8.仮説との関連

「仮説10」により生命体は「意識」を持ち、人間は顕在意識と潜在意識を持ちます。

また「仮説12」により人類の「意識」は互いにつながります。そして「仮説13」により「意識」は消えずに残ります。

したがって、現世、前世、過去世の全ての人生の一部始終の記録が、映像だけでなく、音声、匂い、味、触覚なども含めて残り得ます。「気の海」は高次元空間であり、その情報容量は無限だからです。顕在意識がそれを認知できるかどうかは別の問題です。

催眠療法士の適切な誘導によっては、患者の顕在意識が自分(現世)の潜在意識につながり易くなります。現世の潜在意識、前世の潜在意識、過去世の潜在意識は同根・同類ですから、相互につながり易いと考えられます。「意識」は高次元の「気の海」の振動であり、「気の海」の中に境界はないからです。

したがって、一度現世の潜在意識につながることができれば、催眠療法士の適切な誘導によっては、前世や過去世まで遡って当時の人生をありありとイメージできても不思議ではないと思います。そんなことはあり得ないと「科学」で否定証明する手立てはなさそうです。

. 仮説一覧 

 

<<仮説1>>  宇宙空間に「根源のエネルギー」が拡がっている。

<<仮説2>>  「根源のエネルギー」は3次元よりも次元の高い「高次元の空間」に拡がっている。

<<仮説3>>  「根源のエネルギー」が凝集すると物質が生ずる。

<<仮説4>>  物質は3次元空間+時間の制約を受ける。

<<仮説5>>  「根源のエネルギー」は万物の根源であり、「気」とも呼ぶ。

<<仮説6>>  「気の海」の振動を「心」と総称する。

<<仮説7>>  脳細胞の活動は振動となって「気の海」に拡がる。

<<仮説8>>  心(意識)によって気が誘導されエネルギーが動く。

心(意識)は物質に影響を及ぼし得る。

<<仮説9>>  生命体に生ずる心を「意識」と呼ぶ。

意識の主体を「自我」と呼ぶ。

生命体は自我を中心にして生命活動を営む。

<<仮説10>>  全ての生命体は意識を持つ。

脳を持つ動物は顕在意識と潜在意識を持つ。

<<仮説11>>  すべての生命体は「気のからだ」に包まれている。

「気のからだ」は「肉体のからだ」にエネルギーと情報を供給する。

<<仮説12>>  人類の「意識」は互いにつながり得る。

<<仮説13>>  「意識」は消えずに残り得る。

<<仮説14>>  「意識」の変化の集積が生命体を進化させる原動力になる。

<<仮説15>> 「いのち」は「生命エネルギー」であり、「生命情報」を内包する。

「いのち」は「肉体のからだ」と「気のからだ」を統合して、「生」を生じさせ「意識」を生じさせる。

<<仮説16>> 「いのち」を失うと生命体は消滅する。

死後、消滅するものと残存するものとがある。

<<仮説17>>  人類の「叡智」は集積し残存する。

<<仮説18>>  「気の海」は生命体の意識で賑わっている。

いわゆる神は「意識と叡智」の高みである。

<<仮説19>>  「意識」を移したりコピーすることができる。

<<仮説20>>  継続する強い願いは実現し得る。

<<仮説21>>  「気の海」には多数の「宇宙」が浮かんでいる。

私たちの「宇宙」もそれらの一つである。

「気の海」は、天体、物質、非物質、多宇宙など、すべてを包含する「大宇宙」である。


富士健康クラブ 

   関口 素男

    sekiguchi.m@ozzio.jp














# by jiriki-tachikawa | 2021-07-01 15:43 | 応用編メールマガジン

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. 科学の対象領域外の謎

A-9.新生児の凄い能力 

1.生まれる前の世界

前回、子供たちの記憶についてご紹介しましたが、胎児や新生児のときの様子だけでなく、「生まれる前」の様子を語る子供も大勢います。

・むこうの国(天上界)には子供がいっぱいいて、あのママがいいとか優しいとか言ってみんなで見ているんだ。2

・生まれる前は雲の上にいて、好きなママを神様に言うの。神様が「いいよ」と言うとママのお腹に生まれてこれたの。3

・魔法の国には赤ちゃんがたくさんいる。大人も少しいて、赤ちゃんの様子を見守っているの。4

・ママが寂しそうだったので、ボクが来たら寂しくなくなるかなと思って生まれてきたんだ。6

・雲の上では子供は神様と一緒にいるの。お手伝いの天使と妖精もいる。自分でママを決めて神様に言うの。9

・ママとパパは子供が生まれないって喧嘩していた。それを止めなくちゃと思って生まれてきたんだ。13

・雲の上で子供たちは、元気に生まれるか、病気の子として生まれるかを自分で決める。神様に訊かれるので言うと、その通りに生まれてくる。

・ママがおばあちゃんのお腹に入るのを空から見てたよ。随分待ったよ。3

・ママが中学生のときからママを見守っていたの。そして後からお腹に入ったんだ。13

  • 何故、病気で生まれるのか子供に訊くと「もっともっと幸せになるため」と答えた。「可哀そうに」と思う大人の考えは浅いのかも知れません。子供たちは広い視野と向上心を持ち、自らの意思で状況を選択してこの地上に生まれてくるようです。

  • 死産で子供を亡くしたママが悲しんでいると、亡くなった子供がママを慰めてくれた実例もあるようです。そして「心配しなくても良いよ。次の赤ちゃんは必ずボクが連れてくるよ。少し待ってね。」しばらく経って実際に女の赤ちゃんが降臨したようです。

皆さん、子供たちの「意識」レベルはとても高いと思いませんか?

2.前世の記憶

次は、ある母親が池川先生に送った長文かつ詳細な手紙の一部の要約です:

2000年に生まれた「あつし」君は3歳のころから胎児の頃の記憶を話すようになりました。そして、前には外国に住んでいたと語り始めたようです。1988年に英国の料理屋の子供として生まれ、ジョンという金色の犬と同じ部屋で寝ていた。兄と妹もいた。身体が弱くエジンバラの病院に入院していたが、筋萎縮性側索硬化症のため1997年に死んだ。

死んだ後の世界は、とても明るく、雨や雪は降らない、熱さや寒さもなく、お腹も空かない。生まれる前は軽くて下に降りられなかったので、体重を重くするために生まれてきた。前世のあつし君は身体が弱くて直ぐに死んでしまった。やりたいことが出来なかった。だから今度は丈夫な身体を選んで生まれてきた。

手紙を送った母親は次のように言っています。「あつしを育てるなかで世界観が変わりました。人は何故生かされているのか考えるようになりました。今私は、人は魂と精神を高めるために生きている、と感じています。あつしを通してたくさんの出会いに恵まれ、人と人の絆の素晴らしさを強く感じるようになりました。純粋な子供の話に嘘やいつわりはありません。」

3.話しかけることが大事!

胎内にいるときに、ママから胎児に話しかけることがとても大事です。豊富なコミュニケーションが取れている赤ちゃんは、生まれてから後、無駄に泣かない子が多いようです。胎内にいるときから、ママと繋がっているという自信があるからです。生まれた後も、ママは私のことを何でも分かってくれるという安心感があるので、自己肯定感の強い子どもに育つようです。

池川明先生には沢山の著作があります。その中の「おなかの中から始める子育て」から子育てに関するポイントを抜出してみます。

・ママが胎児に話しかけるほど母子の絆が大幅に深まる

・ママの気持ち、感情が胎児に直ぐに伝わる

・パパも胎児に話しかけたりママのおなかを擦ってあげると良い

・上の子がいる場合、その子と一緒に胎児に声をかけると良い

・胎児の気持ちを聞こうと努力していると少しづつ判るようになる

・出産は胎児の自然の力に任せた方が安全な場合が多い

・生まれた直後に「だっこ」してあげると母子の関係がとても安定する

・障害を持つ赤ちゃんも、死産の赤ちゃんも、それぞれ意味を持っているようだ

・障害を持つ赤ちゃんは、乗り越えられる強いママを選んで生まれてくる

・第1反抗期がきたら育児は大成功、その後のガイドはパパの大切な仕事

・ママとパパを成長させるために赤ちゃんが生まれてくるのかも

4.整理・要約すると

子供たちの語った内容は、表現などに差異はありますが大筋として一貫しているように見えます。5歳以上になると後天的な知識が増えるため、少し割引く必要があるかも知れませんが、特に2~3歳ころの子供の話は純粋であり、大きな作為はないように思われます。

子供たちの「証言」を素直に受取り、それらを整理、総合すると、次のような事項が浮かび上がってきます。


1.未熟なはずの胎児がしっかりした状況把握力と認識力を持っている。その認識力は成人のそれと比較しても遜色がない。「意識の高さ」は成人以上かも知れない。

2.目では見えない筈なのに外界の様子が認識できている。五感でなく第六感のような、あるいは「霊感」のような能力を持っている。成人で霊感を持つ人は百人に一人程度と思われるが、胎児の場合の比率はずっと高そうである。

    3.胎児はしっかりした「意思」を持ち、どのママに宿るか、何時生まれるか、選択している。人生の目的を明確に持っている場合もあるようだ。

    4.2~3歳の子供がママの妊娠にいち早く気付くことがある。テレパシーのように胎児と直接コミュニケーションができるようだ。その結果をママに教える、性別を教える、生まれる日を教えるなど。胎児とママの間のコミュニケーションは、言葉だけではなく、テレパシーの場合もありそうだ。

    5.生まれる前の子供たちは、空の上から地上のママたちを見守っている。可愛いママ、優しそうなママ、助けてあげたいと思うママ、寂しそうなママなどを選択して、自らの意思で生まれてくる。地上の世界だけでなく「天上界」があるようだ。

    6.子供が成人する前に亡くなると、また空の上に戻って、再び地上のママたちを見守って、次に生まれる機会を探すようだ。「輪廻転生」があるようだ。

    7.人間の「意識体」と肉体の「からだ」とは、その成り立ちにおいて別物のように見える。先に受精卵や胚や胎児が出来て、後から「意識体」が結びつくように見える。

    8.降臨してきた「意識体」はパパやママの意識体とは直接関係の無い、別の意識体のようである。

5.良く分からないこと

子供たちの「証言」に関して良く分からないこともあります。

  1. 空の上ではたくさんの子供たちが地上の様子を見守っていると言っています。何故子供ばかりなのかが良く分かりません。大人に関しては、子供たちを見守る少数の大人がいると語っている例があるだけです。

    子供が話すので、意識が子供ベースになっているのでそのような表現になるのかも知れません。あるいは実際に、子供の意識体だけが降臨する仕組みなのかも知れません。どちらでしょうか。

2.神様という言葉がよく語られています。地上のママを選んで神様に言ったり、元気に生まれるか、病気の子として生まれるかを神様に訊かれたりしているようです。この場合の「神様」とはどのような存在なのでしょうか?

    3.子供たちが選んだママのお腹に入るタイミングは何時なのでしょうか。受精卵が出来て直ぐなのでしょうか。数カ月経過してからなのでしょうか。もし数カ月後だとすると、胎児はその前の期間「意識体」が無い状態で成長を続けていることになります。「意識体」が早く入る場合と、遅く入る場合で、胎児の成長に影響はないのでしょうか。

    4.精子や卵子の時のことを語る子供がいます。これはどう考えたら良いのでしょうか。

以上の疑問点に関しては、おいおい私の解釈をご説明していく予定です。もう少し後の回になります。


胎児や新生児の証言が「死後の世界」すなわち「天上界」の様子の一端を覗かせてくれました。実は他にも全く異なる角度から「天上界」の様々な様子を垣間見ることができます。次回はまったく別角度からご案内する予定です。


富士健康クラブ 

   関口 素男

    sekiguchi.m@ozzio.jp







# by jiriki-tachikawa | 2021-06-28 10:37 | 応用編メールマガジン

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第93号

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第93号 
 

<未解明の謎を読み解く!>

. 科学の対象領域外の謎

A-9.新生児の凄い能力 
 

1.新生児の凄い能力って?

母親の胎内にいたときの状況を語る子供たちがいます。

実は、胎児や新生児の出生前後の記憶に関する研究は、欧米では1970年代から始まっていました。日本でも翻訳出版され一部では話題になりましたが、一般人にはほとんど知られませんでした。

日本では産婦人科医「池川 明」先生が1999年頃から実例調査を始め、2001年に独自の調査結果を全国保険医団体連合会で発表しました。その反響はとても大きく、全国から幅広い事例報告などが寄せられたようです。「私の子供も生まれる前のことを話すのですが誰にも信じてもらえませんでした・・」など。

池川先生は「胎内記憶」という言葉を使って沢山の本を出版されています。新生児ならともかく、胎児はまだ母親のお腹の中にいるわけですから、脳や感覚器官など未熟な状態の筈であり、その頃の体験を話すということは従来の常識では考え難いことかと思います。

では何故、胎内記憶のある子供のことが今まで知られて来なかったのでしょうか。医者も含めて多くの大人は、胎児や新生児が高度な能力を備えていることを知らなかったため、既成概念で固まってしまっています。子供が2~3歳くらいになって、お腹の中にいた時のことをママに話したとしても、「変なことを言わないで!」と頭から否定してしまうことが多かったからと考えられます。

大規模調査の結果、母親が「ママのお腹の中に居る時どうだった?」と子供に尋ねた場合は30.6%が記憶を話しましたが、訊かないのに子供から話したのは、僅か2.3%でした。すなわち、親が訊ねない限り子供から話し出す例はとても少なく、5歳を過ぎる頃は思い出すこともなくなってしまうため、今まで知られて来なかったと考えられます。

2~3歳のお子さん、またはお孫さんをお持ちの方は、そのママから「ママのお腹の中に居る時どうだった?」と尋ねてみては如何でしょうか。驚くようなことを語るかも知れません!

2.大規模調査

2001年の最初の発表時の調査対象は、神奈川県の池川クリニックの受診者を中心とした79人の母親達であり、比較的小規模なデータでした。池川先生は2002年から長野県諏訪市と塩尻市で大規模調査を実施し、2004年の「赤ちゃん学会」(新生児の能力等研究会)でその分析結果を報告しました。

アンケート発送数は3601件、回収数1620件、回収率45.0%でしたが、その中で、胎内記憶のある子供が522人、誕生時の記憶のある子供が332人でした。

すなわち、胎内記憶のある子供は、発送数3601件中14.5%(回収数1620件中32.2%)、誕生時記憶のある子供は発送数3601件中9.2%(回収数1620件中20.5%)となります。両方の記憶を持つ子供もいると思われますが、少なくとも2割以上の子供がどちらか、あるいは両方の記憶を持っていたことになります。

もし母親が「ママのお腹の中に居る時どうだった?」と子供に尋ねるケースが増えれば、この2割という数値はもっと上昇する筈ですね。なお、性による差は小さいようです。

また、胎内記憶を話し始める子供の年齢は、2歳~4歳がピークであり、5歳を過ぎると急激に少なくなるようです。忘れてしまう、あるいは思い出せなくなるようです。ただし成人でも1%程度の方はどちらかの記憶を持っている人がいるようです。

また母親が妊娠中にお腹の中の赤ちゃんに時々話しかけている場合は、そうでない場合に比べて5割ほど、胎内記憶を持つ子供が多いようです。誕生時記憶のある子供も同様です。

胎児は子宮の中にありながら外界のことを理解しているようです。すなわち大人に近い情報受信能力を持っていることになります。

それどころか、胎児や新生児は大人と同等、あるいはそれ以上の凄い能力を持っていることが次第に明らかになってきています。そしてママやパパが胎児に意識を向けたり話しかけたりするほど、胎児や新生児の能力が発揮されるようです。

3.具体的な会話の実例

以上の説明を読んでもなかなか実感が湧かないかと思いますので、池川先生の著書の中から、子供たちの会話の実例の一部を抜き出して記述させて頂きます。その母親に心当たりがある実例が多いようです。

(1)胎内の様子を語った実例

・胎内は暗いけど時々明るくなった。2

・ぐるぐる回って泳いでいた。2

・暗くてふわふわして暖かかった。3

・暗くて窮屈で苦しかった。3

ママの声は良く聞こえていたよ

ヴァイオリンと英語が聞こえた2

パパとママの声が聞こえた。パパが歌っていた3

・早く生まれたいと思っていた。3

・丸くなっていた。上に光があった。5

(2)お腹の外の様子を語った実例

木やビルが見えた。オレンジ色の夕焼けも見えた。2歳

・ママ、時々お酒を飲んでいたね。3歳

・パパはママに意地悪ばかりしていた。ママが泣いていた。3歳

この公園知っていたよ。おへその穴から見てたもん。4歳

パパとママの結婚式の時手をつないでいるのが見えた。拍手が聞こえた。5歳

(3)誕生時の様子を語った実例

そろそろ生まれないと大変だと思って出てきた。2歳

頭が下になってて頭から回りながら生まれてきたの2

・まだお腹の中に居たかったのに無理やり外に出された。眠かった。2歳

・狭くて暗いところを回りながら出てきた。2歳

・先生が、おいでと言ったの。それで、生まれてきたの。

・外に出ようと思って出てきた。3歳

・外に出たらまぶしかった。3歳

・生まれた時のママの顔や服を覚えているよ。3歳

(4)受精前のことを語る実例

それほど多くはないようですが、受精前の状況を語る実例もあるようです。

・たくさんの糸ミミズがレースをしていて僕が1番になった。3歳~9歳

・卵子だったとき沢山の精子が押し寄せてきたのが怖かった。成人女性

上例の糸ミミズとは精子のことです。3歳から語り始め、6歳で胎内の様子をイラストで描き、9歳でテレビの取材を受けた男の子です。胎内での成長の過程や出産時の様子を語っていますが、その内容は発生学の知見と合致しているようです。

(5)受胎時のことを語る実例

ボク雲の上にいてね、あのママがいいなと思って来たんだよ。2歳

・弟と二人で空からママを見ていた。先に行くねと言って降りてきた。2歳

パパとママを選んだの。ずっと(5年)待っていたの。2歳

・ボク光だったよ。光のお友達がたくさんいた。4歳

・空からながーい滑り台をすべってきたよ。5歳

・女優になりたかったのでママを選んだの。空から階段を降りてきた。5歳

・ママは水玉ワンピースを着ていたの。すぐにお腹の中へ飛び込んだの。11

(6)子供が弟や妹の妊娠をママよりも先に知っていた実例

ママがまだ妊娠に気付かないのに子供が知っているケースがあります。144人のママにアンケートを取ったところ50人、34.7%のケースで子供が先に知っていたようです。

・コウノトリが窓から入ってきてママのお腹に置いて行ったよ。

やったー。妹が明日生まれてくるって2

ママ、赤ちゃん大丈夫。女の子だよ3

女の子でなく絶対男の子だ。見えたもん8

下の3ケースはいずれの場合も子供が語った通りだったようです。

(7)前世のことを語る実例

調査を続けると、前世のことを語る子供も少なくないようです。例えば、3歳の子供が「アメリカに住んでいた、芝生のある家だった、名前は・・・だった。」など。

語られた場所を研究者が訊ねて、該当する人物が実在したかどうか調査した結果、子供の証言通りであることが確認された実例も多数あるようです。

4. 会話のポイント
上記の会話実例のポイントを要約してみます。

(1)未熟な筈の胎児が、ママやパパや音楽など外界の音を聞いていること。聞いているだけでなく、それが何であるかを認識できていること。現代医学では生まれたばかりの赤ちゃんの脳は未完成のため認識・思考能力はないと考えられています。

(2)木やビルや公園など、外界の風景を認識できていること。通常の視覚ではなく、他の手段で外界を認識できていること。

(3)胎児自身の判断で生まれてこようとしていること。人為的な強制出産は望んでいないこと。(その方が安全に出産できるようです。)

(4)出産直前、直後の周囲状況が認識できていること。

(5)受精前の精子や卵子のときの状況を思い出す実例がある。

(6)空や雲の上から地上のママを見守っていること。その中から好きなママ(とパパ)を選んでお腹の中に入ること。

(7)2~3歳の子供がママの妊娠にいち早く気付くこと。そしてその性別や何時生まれるかを知っていること。弟や妹と会話しているようだ。

(8)生まれる前(前世)のことを語る子供も少なくないようだ。

皆さん、上記を素直に信じられますか?

子供は時々かわいいウソを言うよ! と考えられるかも知れません。でも2~3歳前後の子供たちの20%以上が、胎児時や出生時のときの様子を語るのですから、それらを全部ウソと断じるのは無理がありそうですね。胎児には、ちゃんと意識があり、認識力、感情があり、テレパシーや透視の能力まであるようです。

一般論ですが、ある現象が「あり得る」ことを証明するためには、ある一つの現象に関してその証拠を提示できればよいのですが、そんな現象は「あり得ない」ことを証明するためには、全ての事例に対して反証を提示する必要があります。日本だけでも毎年100万人近い子供が誕生し、その2割以上が胎内記憶を語るとすると、その全てに反証することは事実上不可能と思われます。

実は池川先生は、飯田史彦福島大学教授の「生きがいの創造」という著作を読んで感動して「胎内記憶」の調査を始めました。次回もう少しご紹介していきます。


富士健康クラブ 

   関口 素男

    sekiguchi.m@ozzio.jp






# by jiriki-tachikawa | 2021-05-06 15:57 | 応用編メールマガジン

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第92号

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第92号 
 

<未解明の謎を読み解く!>

. 科学の対象領域外の謎

A-8.死後の世界(1)

  1. 死後の意識は?

私たちの死後、今感じている「意識」はどうなるのでしょうか。

「意識」も「自我」も完全に消えて、永遠に「無」になるのでしょうか。それとも、肉体は消滅しても「意識」や「自我」は残って、何がしかの働きが継続されるのでしょうか。現代科学を信奉している方々には前者の考えが多いかも知れません。

通常は他人とこの類の話をすることは多くないと思われます。私は毎年「宇宙と生命の謎を読み解く!」という連続講座を主宰しています。(昨年度はコロナ禍のために中止しました。)

連続講座の最初の会で参加者の皆さんに上記の質問をしますが、毎年ほぼ5対5の結果が続いています。そして講座の進行とともに「意識」が存続すると考える方が増えていきます。

古代から私たち日本人は、死後は肉体から離れて「あの世」へ行くと考えていたようです。

私自身、「意識」は死後も存続すると考えています。そう考えないと無数の謎や不思議な現象が全く説明できなくなるからです。そして死後の意識が存在するという様々な状況証拠が無数にあります。おいおいご紹介していきます。

2.生と死

生と死の間には大きな変化とギャップがあり、第77号で既にご説明済みです。その概要のみご説明します。その前提として、生物の構造を下記のように考えます。

生物= 物質(肉体のからだ)+物質情報(気のからだ)

生命エネルギー+生命情報+意識

生物の死後、上段の「物質(肉体のからだ)+物質情報(気のからだ)」は、基本的に散逸して大自然に回帰していきます。

一方、下段の「生命エネルギー+生命情報+意識」は、基本的に死後も存続すると考えます。

これを「意識体」と呼びます。「意識体」は生物の生死に関わらず存在し続けます。

「意識体」が生物の生死に拘わらず、生物、生命体の本質であり、本態であると考えます。

生物の死後、肉体から離れた「意識体」は「霊」と呼ばれることが多いかと思います。

「魂」(たましい)という言葉は、生きている間も、そして死んだ後でも使われることが多いので、ほぼ「意識体」に相当すると考えて良いと思います。

ただし「魂」は、人によって意味する内容が微妙に異なり、話がややこしくなるので極力使用しないようにしています。

このメールマガジンでは、「魂」という言葉でなく、「意識」や「意識体」という言葉で表現しています。

3.死後の世界は?

死後の世界が具体的にどのような世界なのかは不明です。死んでみれば多分解かるかと思いますが、実はそれさえ断言できません。死後の世界の舞台は「気の海」すなわち高次元の世界だからです。3次元空間の制約を受ける人間にとって、高次元空間は本質的に未知の世界です。

でも多少の想像はできそうです。例えば、死後は肉体を持ちませんから、食事は不要な筈です。水も食料も不要ですから、辛い労働をして金銭を稼ぐ必要はない筈です。ダイエットや運動や休養も不要な筈です。

地上生活に比べると随分楽チンですね! 「天上界」すなわち「天国」ですから当然かも知れません!!

したがって、私たちは死を恐れる必要はなさそうです。嬉々としてお迎えを待っていれば良さそうですね。

4.臨死体験 
   

死にかけた人が奇跡的に息を吹き返してその体験を語る実例が古今東西たくさんあります。いわゆる臨死体験です。その研究者も多くいます。一人の学者で1万人以上の実例を収集し分析した人もいます。またバリバリの現役の医学博士自身が臨死体験を経験した後、それまでの死後の世界はないとする考えを大きく転換した例も多数あります。


臨死体験にはしばしば共通のパターンがあるようです。


〇死んだ自分を取囲んでいる医師や看護師の話し声がよく聞こえる。

〇長いトンネルを猛スピードで通り抜ける。

〇その先に美しい風景が拡がり、光の存在と遭遇する。

〇素晴らしい愛と幸福に満たされる。

〇ここに来るのはまだ早い、帰れと諭される。

〇気がついたら元の肉体に戻っていた。

などが多いようですが、体験者によって異なることもあります。

これらを神秘体験と呼ぶことがあります。

臨死体験に関しても、冒頭のように大きく2つの考え方に分かれます。すなわち、死後の世界があるとする立場と、そんなものはない、死んだら全て無になると考える立場によって見解が異なります。

前者の立場では、臨死体験は死後の世界の事前体験であると考える方が多いようです。世界中の臨死体験者は非常に強い幸福感、至福感を体験し死を恐れなくなるようです。しかし臨死体験は、死の一歩手前まで行ったとしても途中で生き返ったので、本当の死とは異なるという見解もあります。

後者の立場では、臨死体験は物理的な脳内現象による幻覚に過ぎないと考える方が多いようです。具体的には、臨死時の血流低下や酸素欠乏、二酸化炭素増加などによる幻覚や、セロトニンなどの神経伝達物質の作用による至福感に過ぎないとしています。しかし、何故体験者の多くが共通の神秘体験をするのかは説明できていません。

また臨死体験の全ての事例を、物理的、科学的知見のみで説明することは難しいと思います。本当のところは死んでみないと解かりませんね。

なお、「臨死体験」の他に「体外離脱」とか「幽体離脱」という現象もあります。こちらは死に瀕してではなく、ちょっとしたきっかけで、あるいは意図して「意識体」が肉体から離れてしまう現象ですが、「臨死体験」に近い体験をされる方もいます。

「臨死体験」は死後の世界の一端を示唆していると私は考えています。

では、死後の「意識」、「自我」は天上界で何をして過ごすのでしょうか? 死後の世界に時間はありませんから永遠に存続することになり、退屈で退屈で死んでしまうかも知れません!!

実はそのあたりを読み解くヒントがたくさんあります。

次回以降それらを順にご紹介していく予定です。

そして暫く経ってから「死後の世界(2)」をご紹介することにいたします。


富士健康クラブ 

   関口 素男

    sekiguchi.m@ozzio.jp







# by jiriki-tachikawa | 2021-04-08 13:47 | 応用編メールマガジン

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第91号 

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第91号 

 

<新型コロナウイルス 臨時号>

再々延長していた緊急事態宣言が3/7からさらに2週間々延長されています。それ以降、東京都の新規感染者数は下げ止まり、残念ながら感染者増加の兆候を見せています。もし予定通り3/21に宣言解除されると、再び感染増加が予想され、第4波が始まる可能性もあります。

政府は今までのところ、緊急事態宣言を出して国民にお願いをするだけであり、抜本的な対策はほとんど講じてきていません。3/21以降どうするのでしょうか。宣言解除して感染増加に向かわせてしまうのか、あるいは再延長して飲食店いじめを継続するのか、あるいは全く別の手段を構ずるのか、どうするのでしょうか?

今までのコロナ対策としては、3密回避、マスク、手洗い、消毒、ソーシャルディスタンス、換気、セパレータ、外出自粛などを国民に要請してきました。しかし変異種ウイルスが急速に蔓延中の今、それらだけでは感染増加を抑えることは難しそうです。

昨年3月の1回 緊急事態宣言のようなロックダウンに近い対策を取れば、感染抑制はできたとしても、経済だけでなく社会全体に決定的なダメージを与えてしまいます。何か「手」はないのでしょうか。

実は、東京都の新規感染者数を現在の300人前後から、数十人の2桁まで減少させる方策があります。それは、マスク、手洗い、消毒、ソーシャルディスタンスなどの現在の要請事項はそのまま継続し、新たに国民に対して「会話抑制」を要請することです。

何故なら、現在の新規感染の主経路は、接触感染ではなく、飛沫感染であることが判っています。その前提に立てば、公共の場において「発声、会話による口からの飛沫拡散」を抑制できれば、感染増加を抑えることが出来る筈だからです。

マスクの種類や装着の仕方によって変動しますが、通常の会話であれば平均的に50%強の飛沫はカットできるようです。しかし残りはマイクロ飛沫やエアロゾルとなって空気中に漂ってしまい、飛沫感染の大元になっているようです。

仮にまったく会話をしなければ、飛沫は出ないので感染は大幅に抑制され、恐らく東京都の場合なら感染者を1桁まで抑えられる筈です。

「話す」という人間の基本的欲求を制限するとは何事かという方々が圧倒的に多いと思います。しかし第1回緊急事態宣言の時は、外出自粛・ステイホームを要請され、人間の基本的権利を大幅に制限されました。確かに、おしゃべりが出来なくなったら頭が変になってしまうという女性の方々も少なくないかと思います。

したがって事実上「会話禁止」はできませんから、公共の場においての「会話抑制」を要請するということになります。すなわち、今までの「会話の頻度や声量」を数分の1に抑えることを目指すことになります。

どうしても会話が必要な場合は、例えば、2m離れた人が聞き取り難い程度の「小声で会話する」程度であれば、マスクによってマイクロ飛沫拡散をほとんど防止できると思います。

もし、会話の頻度を1/3に減らし、声量を1/3に落とせば、感染リスクを1桁ほど減らせそうです。ワイワイ、ガヤガヤ、大声などを是非とも抑え込みたいわけです。

これまでの政府の対策は、もっぱら飲食店をターゲットしてきましたが、飲食そのものが要因ではなく、飲食の合間の「会話が主要因」の筈です。感染の本質からズレた対策によって、多くの飲食店が閉店、倒産に追い込まれ、解雇、さらに自殺増加まで引き起こしており、いつまでも継続するわけにはいきません。

現実に、感染の「場」は、家庭、施設、職場、集会、カラオケなどに移っており、飲食店での感染事例の割合は低下しているようです。したがって「会話抑制」を実施できる飲食店に対して、営業的制約をかける必然性はなくなります。(ただし飲酒に関しては考慮・対策が必要です。)

このことは飲食店に限らず、他の全ての店舗や、イベントや、旅行などにも当てはまります。「会話抑制」さえできれば、外出自粛を要請する必要性が減少します。

なお、「会話抑制」と「感染減少」の関係性は、スーパーコンピュータ「富岳」でシミュレーションすれば効果を確認できると思います。

政府は既に2回、緊急事態宣言を発出して数兆円以上の支出をしていますが、経済はボロボロになり、多くの失業者、自殺者を出し続けています。

もし、政府が主導して公共の場における「会話抑制」が浸透できれば、一番安価に、感染者低減と、経済立て直しの両方に効果が期待できる良案かと思いますが、皆様いかがでしょうか。

問題はどれだけの方々が理解し賛同できるかですが、多分、無理でしょうね!


<<お知らせ>>

<拙書 「大宇宙のしくみが解かってきた!」 を特別価額1,000円でご提供いたします>

拙書3冊のうち、「大宇宙のしくみが解かってきた!」の著者手持ち分の一部を特別価額で提供いたします。(全国販売取次店で滞留分が見つかったためその一部を著者手持ち分として確保いたしました。)

全国書店、アマゾン、三省堂での正規価額は、1,731円(税込み)ですが、1,000円(税込み、送料込み)でご提供いたします。送付先、ご住所をご連絡頂ければ直接郵送いたします。

なお、拙書の他の2冊は、著者手持ち分に余裕がないため特別価額の対象外です。

「大宇宙のしくみが解かってきた!」目次概要 (280ページ)

第1章 宇宙の不思議   

宇宙の姿 相対性理論 ブラックホール ダークエネルギー

第2章 ミクロの世界の不思議   

量子論とは? 物質の根源は?  超ひも理論   

第3章 生物の不思議   

生物の戦略 生物とは何か? DNAと遺伝 進化論の流れ

第4章 いのちの不思議   

人間の不思議 意識とは? 心とは? いのちとは?

第5章 大宇宙のしくみに関する仮説

   エネルギー・空間・物質  気・心・情報 いのち・叡智

第6章 まとめ    
   

お申込みは下記メールにお願いいたします。


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# by jiriki-tachikawa | 2021-03-13 11:30 | 応用編メールマガジン

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