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[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第22号

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第22号


第4章 宇宙のしくみを活かす健康法  

4-4.その他の健康法:

  

1.NASA健康法

皆さん、「1時間座り続けると寿命が22分縮む」というお話を聞いたことがありませんか?

これは201611月にNHKの「がってん」で放送された「NASA直伝! 魅惑のアンチエイジング術」という番組のキャッチフレーズです。

宇宙飛行士が地球に帰還した直後は、一人で立上れないほど身体機能が低下することが良く知られています。その原因は「無重力」です。宇宙は無重力状態ですから筋肉をほとんど使わなくて済むため筋力が低下すると思われていました。したがって宇宙飛行士は毎日3時間も筋肉トレーニングをしていますが、それでも地上に降りた時は一人で歩けないのです。

筋力の低下だけではありません。骨密度、免疫力、循環機能、代謝機能、認知機能など様々な機能が低下します。宇宙に半年滞在すると筋力は半分になり、骨密度は1桁低下してしまいます。宇宙では地上の10倍老化が進むと言われています。

NASAによって最近その原因が明らかになってきました。耳の中の内耳にある「耳石」という微小な器官が大きく影響していたのです。耳石はいわば「重力を感知する装置」です。体が傾くと耳石が重力に引っ張られることで、その信号が脳に送られ、体の傾きを知ることができます。体の傾きを検出すると、脳はそれに対処するために様々な筋肉に指令を出します。しかし無重力状態では耳石は浮いた状態のため、体の傾きを検出できません。そのため筋肉に指令が出ないので全身機能が低下していくようです。

ここまでは宇宙飛行士のお話ですから私たちに直接関係がありません。ところが近年、「座り続けること」が無重力と同じ悪影響を体に及ぼすことが明らかになってきました。なんと、1時間座ると22分寿命が縮むという研究結果があります。

座り続けていると耳石はほとんど動きません。耳石は全身の筋肉や自律神経とつながっています。自律神経は内臓や血管をコントロールしているので、耳石が活発に働くと筋肉の活動がよくなるだけでなく、心臓などの働きも良くなって血流が活発化し、糖やコレステロールの代謝がよくなります。

一方、耳石が動かないと、全身の筋肉や自律神経が働かないので、筋力の低下や循環機能低下、代謝の異常など様々な悪影響が出ると考えられています。

NASAの推奨する超簡単健康法、それは「30分に1度立ち上がる」ことです。実は「立ち上がる」という動作によって頭が上下前後左右に動くため、耳石を効率的に動かすことができます。NHKは、座り続ける時間が長い人を対象にして「30分に1度立ち上がる」ことを2週間続ける実験を行いました。すると、中性脂肪が15%減少、悪玉コレステロールが5%減少、善玉コレステロールが11%も増加したという結果が得られました。

耳石は「老化スイッチ」であると考えることもできます。耳石を動かさないでいると、「老化スイッチ」がONになって老化がどんどん進行します。耳石を活発に動かすと「老化スイッチ」がOFFになって身体が若返っていきます。耳石を動かすことで、ハードな運動をしなくても脂肪を減らして筋肉を増やし、様々な病気のリスクを減らせる可能性があります。障害や病気のために立ち上がることができない方々は、頭部をゆっくり動かすだけでも耳石を動かすことができますね。

なお、既にご説明した [功法4]:振動功 は、NASA健康法の原理に合致しており、さらに効果が高いと思われます。

2.ちょこまか健康法

これまでご説明してきた呼吸法、気功、立ち上がり健康法などの他に、もっともっと簡単な健康法もあります。それは「ちょこまかと動く」ことです。日常の家事や仕事などでは、できるだけ静止しないで「ちょこちょこ動く」ことがとても大事です。

立上ったり、歩いたりでも良いですし、椅子に腰かけている場合なら、動かせる部分だけでも時々動かします。例えば、交互にかかとを上下させたり、つま先を上下させたりでも結構です。ふくらはぎの筋肉が収縮することによって下半身の血流が大幅に増強されます。あるいは首をゆっくり動かしたり、肩や肩甲骨を動かしたり、腰を小さく動かしたりなど、動かせる範囲で時々動かします。首をゆっくり動かすのは、前述の「NASA健康法」に合致しますね。座っていても「ちょこまかと小さく動く」ことはできるのです。

最近90歳超え、100歳超えの元気な高齢の方々が増えてきました。聞いてみると特別な健康法や運動をやっておられる方々は必ずしも多くないように感じられます。むしろ日常生活や農作業や仕事などの一環として、自然に動いている方々が元気溌溂と活躍しているようです。「ちょこまかと動く」ことで元気を維持しておられるように感じます。

第1章の最初の<補足1>でも述べましたが、オーストラリアの研究によると、座っている時間が長い人ほど死亡リスクが高まります。座る時間が1日4時間未満の人に対して、11時間以上座る人の死亡率は1.4倍に上昇すると言われています。同じ姿勢、同じ動作を長時間続けないようにしましょう。私たちの身体は就寝中でさえ寝返りその他で自律的にかなり動いています。

また、激しい運動を続けてきた方が急逝される例が比較的に多いように感じられます。しっかり運動することは素晴らしいのですが、激し過ぎる運動は避けた方が無難なようです。

<蛇足>

私は人生の半分以上45年間、ずーっと腰痛と闘ってきました。重症の脊椎間狭窄症をこじらせたため、今でも腰椎の下半分が破壊されています。それを克服するために様々な健康法を試し研究しました。その中で効果が各段に高かった「呼吸法、気功、イメージトレーニング、太極拳、自力整体」などを長年継続してきました。その結果、日常生活では大きな支障を来たすことなく過ごして来られました。それでも無理をしたり重いものを持ったりすると今でも腰痛が鎌首を持ち上げます。

数年前の年末に大分無理をして疲労が蓄積してきたので、腰を労わろうと考えて、正月の5日間ほとんど運動らしい運動をせずに寝正月を過ごしました。ところが4日目には腰痛が再発して5日目には動けなくなったことがあります。人間は動物ですから動くことを前提に設計されています。動かないでいると重大な支障を来すことを身をもって体験しました。

皆さん、「ちょこまか」と動きましょう!



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by jiriki-tachikawa | 2017-11-27 11:52 | 応用編メールマガジン

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第21号

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第21号

第4章 宇宙のしくみを活かす健康法  

4-3.歩く気功法

[功法8] : ガンを予防する歩く気功

「ガンを予防する歩く気功」の[ポイント1][ポイント2]を試して頂だけましたでしょうか? 気功は理解しているだけでは役に立ちません。実際にやってみて初めて効果が得られてきます。気功においては、実践と継続が最重要です。

[ポイント3]

歩くのに合わせて、2回鼻から息を吸って、1回鼻から吐きます。

2回吸う時間と1回吐く時間は同じにします。

[ポイント3] の補足

(1)普通に歩きながら、1歩目で吸い、2歩目でも吸い、3歩目と4歩目の間中、吐き続けます。

4拍子の音楽でいうと、4分音符(吸う)、4分音符(吸う)、2分音符(2倍の長さで吐く)のリズムです。「風呼吸」 と呼ばれています。

(2)先ず上記で歩いて、風呼吸に馴れる必要があります。

「吸う-吐く」を1呼吸とすると、上記の歩き方は、1呼吸で4歩の風呼吸になります。これが風呼吸の基本です。

(3)上記に馴れてきたら次に、1呼吸で8歩の風呼吸を練習してみます。すなわち、1歩目と2歩目の間中吸い、3歩目と4歩目の間中でも吸い、5歩目から8歩目の間でゆったりと吐き続けます。

(4)どちらでも結構ですが、ゆっくり歩く場合は1呼吸4歩の風呼吸、早足で歩く場合は1呼吸8歩の風呼吸が歩き易いと思います。

[ポイント3] の留意点

(1)呼吸は決して無理をせず、気持ちよく呼吸することに心掛けます。少し、息苦しさを感じてきたら直ぐに自然呼吸に戻して、余裕がでてきたら再び風呼吸を続けます。このことは極めて重要です。

(2)歩く気功をやっている間中、必ずしもずーっと風呼吸をする必要はありません。例えば30分歩く場合でも半分の15分だけ風呼吸をする程度でも結構です。

(3)呼吸は鼻から吸って、鼻から吐くのが原則ですが、鼻から吐くのがやり辛い場合は、当面は口から吐いても結構です。呼吸は無理をしないのが大原則だからです。

[ポイント3] の効果

(1)ガン細胞を弱らせる効果があります。

細胞には、好気性細胞と嫌気性細胞があります。酸素が好きな細胞と、嫌いな細胞です。ガン細胞は嫌気性細胞であり酸素に弱いのです。

[ポイント3]で、 吸って、吸って、吐いて~ と、吸う回数を2回にして吸気を強調しているのは、少しでも酸素を多く取り込んでガン細胞を弱らせようという目的があるからです。風呼吸の一つの目的は、ガン細胞を弱らせることです。

(2)積極的な呼吸により、全身の細胞に酸素を供給して正常細胞を活性化していきます。全身の循環が高まり免疫機能も活性化されていきます。

[ポイント4]

歩く時、一瞬でよいから膝をちょっとだけ伸ばして歩きます。

後ろ足の踵が上がって、後ろ足が地面から離れる直前に、ちょっとだけ後ろ足全体を伸ばし気味にしてから地面を蹴ります。そして前足が地面に着地する直前に、前膝をちょっとだけ伸ばし気味にしてから、踵から着地します。

後足も前足も、しっかりピーンと伸ばす必要はありません。伸ばす意識があれば大丈夫です。出来るだけ全身の力を抜いて、特に腰回りの力を抜いて歩きます。

[ポイント4]  の効果

(1)結果として、歩幅が少しだけ大きくなり、歩行速度も多少速くなります。単位時間あたりの酸素やエネルギーの消費量が少し増加します。

(2)骨盤がより多く動くことになり、血液循環が良くなり、筋肉が少しずつ解れてきます。

腰周りと下肢には、脊椎-骨盤-大腿骨などを結び付ける沢山の筋肉群が何重にも重なって骨を取巻いています。それらの筋肉がより沢山動くことで、全身の血液循環が良くなり、仮に硬直した筋肉があっても次第に解れていきます。全身の血液循環が良くなると、腰痛予防、病気予防、ガン予防にも繫がります。

ウォーキングをされる方は、同じように歩かれている方も多いと思います。ただし、ここでは歩行速度を速くするのが目的ではありません。結果的に多少速くなってしまうだけです。あくまでも「歩く気功」としての歩行法の一環です。

<補足> 郭林新気功

気功には何千もの方法・スタイル・流派があると述べてきました。病気を予防したり病気を治す気功もいろいろあります。しかし、ガンは強力なため「ガンを治す」気功は、極めて少数です。「ガンを治す」気功の中で、有名かつ実践者が多いのが「郭林新気功」(かくりんしんきこう)です。

「郭林新気功」は、中国の郭林女史が自らの末期ガンを克服するために10年の歳月を費やして開発した「ガンを治す」ための新しい気功です。1971年から北京の公園で教え始め、今では150万人以上が郭林新気功を実践していると言われています。別名「歩く気功」と呼ばれ、伝統的な気功に現代科学的な視点からの改良を加えているので「新気功」の名が付いています。末期がん患者でも郭林新気功によって延命し、文字通り第2の人生を楽しんでいる方々が多くいます。

日本では、東京の萬田靖武氏が「郭林新気功協会」を設立し、30年間コツコツと郭林新気功の指導と普及に尽力されてきました。東銀座と早稲田大学構内で定例会が行われています。私も20年ほど前に郭林新気功協会に所属していました。

郭林新気功の中には沢山の種類の気功がありますが、その中で中心的な位置を占めるのが、「風呼吸自然行功」です。すなわち、風呼吸をしながら歩く気功です。ただし、体力が落ちたガン患者でも続けられるようにゆっくりと歩きます。

郭林新気功は、がん患者がガンを「治す」ことを主目的にした気功であり、ガンではない健常者が行う場合は、少々やりにくい点があります。そこで、私自身が歩くときは、「風呼吸自然行功」の中でも特に重要な2つのポイントを健常者向きにアレンジし、更に別のポイントを3つ付加して、ガンを「予防」する気功と位置づけて歩いています。

合計5つのポイントの内の2つ(ポイント2. とポイント3.)は、「風呼吸自然行功」 の中の重要点を健常者向きにアレンジしたものです。また、[ポイント1][ポイント4][ポイント5](この本では紙数の制約で説明省略)は私が付加したものです。現在私が歩くときは、合計10近くのポイントを織り交ぜながら歩いています。

末期ガン患者さえ治す力のある気功の中の重要ポイントを織り込んでいるわけですから、ガンの卵を消滅させる、すなわちガンを「予防」するのは決して難しいことではないと思っています。

[ポイント4]+アルファ :「省エネ歩行法」

歩く時、足を前に出すのではなく、片側の腰を前に出すつもりで歩きます。

歩き方については皆さんそれぞれ工夫されて、独自の歩き方を編み出している方もおられると思います。 私の普段の歩き方は、 [ポイント4] にバリエーションを加えて歩いています。「省エネ歩行法」です。とても効率の良い歩き方です。

普通の歩き方は、足を交互に前に動かして歩きますね。足の筋肉を使って足を前に運びます。大腿部や足は人体の中でも特に重い部品ですから、相当なエネルギーを使って足を動かして歩きます。

ここでは、歩く時、足を前に出すのではなく、片側の腰を前に出すつもりで歩きます。

(1)たとえば、右足を前に出すときは、右足でなく、右腰を前に運び、右足は右腰に連れられようにして前に出します。このとき、右膝を少し伸ばし気味にしてから、踵から着地します。

(2)大腿部や足は脱力します。極力筋肉を使わないようにして、腰に引っ張られるようにして楽に前に運びます。足は振り子のイメージです。振り子の先端は大きく動いても、振り子の根元はあまり大きく動きませんね。腰が振り子の支点に相当します。

(3)たとえば、右足を前に出すときは、反対の左足にしっかり重心を乗せて、左足裏を意識しながら右腰を前に運びます。結果として、後ろの左膝が少し伸ばし気味になります。

(4)手は自然に任せます。自然に振ります。最初のうちは手を動かさないようにして、歩く練習をしたほうが早く馴れます。例えば、両手を腰の後で組んだままで歩きます。馴れてきたら手を離して、自然に任せます。

(5)片側の腰を前に出して歩くと説明しましたが、「腰」だけに限定する必要はありません。「腰」の範囲を広く解釈してください。下のほうは、股関節、上のほうは胸を前に出す意識で歩いても結構です。やり易い部位を前に出し、足を誘導するようにして歩きます。体幹部の同側と同歩で歩けば結構です。

「省エネ歩行法」も膝を伸ばし気味にして歩くので、[ポイント4] の要件を満たしています。「省エネ歩行法」をご自分のものに出来ると、とても重宝します。特に上り坂や疲れている時に威力を発揮します。普通に歩く場合と比較して、感覚的には消費エネルギーが半分で歩けるような感じがしてきます。特に私のように腰椎が壊れている人間にとっては、長時間(5~6時間)でも歩けるという自信がでてきますし、腰周りのこわばりを解すのにも役立ちます。

もちろん、体重を減らしたい、カロリーを沢山消費したいという場合は、省エネ歩行法ではなく、筋肉を使って足と手を大きく前に振り出し、エネルギーを消費しながら歩きましょう。

「ガンを予防する歩く気功」の細部に関しては、拙書「ガンにならない歩き方」をご参照ください。














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by jiriki-tachikawa | 2017-11-27 11:46 | 応用編メールマガジン

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第20号

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第20号


第4章 宇宙のしくみを活かす健康法
  

4-2.簡単気功法 


[
功法6] : 叩動功

「叩動功」(こうどうこう)はとても簡単ですが、気功効果が高く、また「気感」を得られ易い気功です。立位で両手の様々な部分をリズミカルに叩きます。手の経絡が刺激され全身の気の流れが良くなります。「叩動功」は名古屋の林茂美先生が千葉市の竹内蓮心先生に伝授され、竹内先生から私に伝授されました。


「共通動作」

○肩幅より少し狭く立つ(足先は真前に向ける)

○リラックス・脱力して両手を胸の前でリズミカルに叩く

○呼吸はリズムに合せて2回鼻で吸い、2回鼻で吐く(ただし無理しないこと)

○叩くスピードは同じスピードで。1秒間に1.2回~1.4回程度

○手を叩くリズムに合せて股関節と膝を緩めて腰をわずかに上下させる。

○時間は全体で10分程度


「動作手順」

1.左右掌の最下部を叩く

左右の掌を縦にして胸の前で向い合わせる。

左右の掌の最下部(手根部=手首に接する部分)同士をリズミカルに軽く叩く。

ただし、左右の掌上部や指の部分は離して触れないように。Vの字。

回数は16回以上

2.掌の真中を叩く

掌の真中(労宮というツボがあります)を他方の手の拳(こぶし)でリズミカルに叩く。

(1) 左掌の真中を右手の拳で軽く叩く――16回以上

(2) 右掌の真中を左手の拳で軽く叩く――16回以上

(3) 2回に1回左右を入れ替える  ――16回以上

3.拳同士を叩く

両手を軽く握り、左右の親指側同士をリズミカルに叩いたり、子指側同士を叩く。

(1) 手の甲を上にして親指側同士を叩く――16回以上

(2) 手の甲を下にして子指側同士を叩く――16回以上

(3) 2回に1回入れ替える ――16回以上

4.手の甲を叩く

手の甲同士を軽くリズミカルに叩く。(両手を上下に動かす)

(1) 左手の甲の真中を右手の甲で軽く叩く――16回以上

(2) 右手の甲の真中を左手の甲で軽く叩く――16回以上

(3) 2回に1回入れ替える――16回以上

5.親指と人差指の間 を叩く

親指と人差指の間の又同士を軽く叩いて刺激する――16回以上

(1) 左手の親指と人差指の間に右手の親指と人差指の又を入れて軽く叩く

(2) 右手の親指と人差指の間に左手の親指と人差指の又を入れて軽く叩く

(3) 2回に1回入れ替える

6.5本の指の又同士を叩く 左右の指を開いて、5本の指の又同士を軽く叩く

(他の動作より少し長めにじっくりと)

(1)5本の指の又同士を軽く叩く(右手親指が上になるように連続して)

(2) 5本の指の又同士を軽く叩く(左手親指が上になるように連続して)

(3) 2回に1回入れ替える

7.手首を振る

脱力して肩の高さで手首を柔らかく振る

(1) 上下に振る――8回以上

(2) 水平に振る――8回以上

(3) 斜めに振る(ハの字) ――8回以上

(4) 逆斜めに振る(逆ハの字)――8回以上

(5) 上下に振る  8回以上上下に振ったら徐々にスピードダウンする

8.掌同士をゆっくり向かい合せる

   掌で気を感じ、味わう

(1)掌に意識を集中

(2)掌をゆっくり小さく様々に動かして気感を楽しむ

9.気で頭部をマッサージする

気のボールをイメージしてゆっくり動かし、頭部の気を整える

(1)両掌の間に気のボール(直径20cm程度)をありありとイメージする

(2)気のボールを縦に2つに分ける(瞬間的に2つの気のボールになる)

(3)2つの気のボールを各々左右の掌に乗せて目に近付け頭の内部に浸透させる

(4)両掌を左右・上下・前後にゆっくり動かし、2つの気のボールで頭の内部をマッサージする

(5)両掌の気のボールを目の周りでゆっくり左回転、次に右回転させる

(6)顔を洗うよう手を下から上にゆっくり動かし、気のボールで顔を整える

10.両手を軽く擦り合せてから、気になる身体の部分に手の平をやさしく当てる

   手の平から気を浸透させる

   

[功法7] : 香功抜粋

「香功抜粋」は、「香功」(シャンゴン)の中から重要部分を抜粋した短縮版です。「香功」は中国禅宗に伝わってきた秘密気功と言われてきましたが、田瑞生老師によって1988年一般公開されました。簡単で覚え易く健康効果が大きいことから急速に広まり、実践愛好者1000万人と言われています。

「共通動作」

○肩幅より少し狭く立つ(足先は真前に向ける)

○心身ともにリラックス・脱力して両前腕を軽やかに動かす

○呼吸は自然呼吸(ゆったりと鼻から吸い鼻から吐く)

○赤児のように純粋無垢な穏やかな心を維持する

○微笑みを浮かべてニッコリと

「動作手順」

1.両手開合

両手の平を向かい合わせてお腹の前に。

左右の肘から先を、水平に開いたり閉じたり開閉する。10回。

スピードは10往復で15秒程度。以下の動作も同じスピードで行う。

手の平に意識を集中しながら前腕だけを水平に動かす。

2.富士山のシルエット

両手の平で富士山のシルエットを上から下へ撫でるようにカーブを描く。手の位置は、上は首の高さ、下に降ろした時、丹田の高さに。

漢字の「八」の字のように滑らかなカーブを描く。描いたら首の高さに戻して繰り返す。

下では両手をあまり広げ過ぎない。両肘を伸ばし切らない。

3.ピアノ弾き

両手の平を下向きにして、前腕を外45度に開き、次に内45度に閉じ、繰り返す。ピアノを弾くような感じで、前腕を水平に開閉する。左右の肘の位置はほぼ固定し、動かさない。10本の指を伸びやかに伸ばし、手の平に意識を集中しながら、水平にゆったりと動かす。

4.逆ピアノ弾き

両手の掌を上向きにして、前腕を外45度に開き、次に内45度に閉じ、繰り返す。左右の肘の位置はほぼ固定し、動かさない。10本の指を伸びやかに伸ばし、手の平に意識を集中しながら、水平にゆったりと動かす。

5.うちわを揺らす

両手の平を縦にして約20cm離して向かい合わせ、20cmの距離を保ったままお腹の前で左右に約45度ずつ振る。左右の肘の位置はほぼ固定し、動かさない。2枚の団扇(うちわ)を左右一緒にゆっくり扇ぐ感じ。手の平に意識を集中する。

6.天地左転

両手の平を縦にして約20cm離して向かい合わせたまま、鳩尾(みぞおち)を中心にして前腕をゆっくり左回転させる。回転の範囲は、上は首、下は丹田の範囲に留める。真円よりも少し横長の楕円を描く。

7.天地右転

逆回転。両手の掌を縦にして約20cm離して向かい合わせたまま、鳩尾(みぞおち)を中心にして前腕をゆっくり右回転させる。

8.両耳に気を流す

両手の平を縦にして上下に動かす。

左右の手の平を同時に、下は丹田の高さ、上は両耳の高さの範囲で弧を描いて往復させる。肘の位置はほぼ固定し、縦に弧を描くように前腕を上下に動かす。

9.両眼に気を流す

両手の人差し指から小指までを軽くくっつけて、離した親指と""の字(左手の場合、右手では逆C)を作る。縦に弧を描くように両手の2つの""を上下に往復させる。下は丹田、上は両目の前。両手の2つの""を丹田の前から弧を描いて上にあげ、目の前3cmに近づけ、そして下ろす。

10.交差振り子(気の発電)

両腕・両手を脱力して体の前で振り子のように自然に左右に揺らす。

左右の手の甲を前方に向け、腕が外側に開いたり、内側に閉じて軽くクロスするようにゆったり揺らす。腕・手は肩を支点として、振り子のように自然に左右に揺れるような感じ。閉じるときは、お腹の下で両手を交差させる。開くときは、両腕をあまり広げ過ぎない。両肘を伸ばし切らない。

手の平と丹田を両方意識しながら両腕を揺らす。

<留意点>

(1)各動作の回数は36回が基本となっています。ただし1.の両手開合だけは10回(約15秒)です。回数は状況に応じて増減して結構です。

(2)両手を動かすスピードはいつも一定にします。できれば1.の両手開合のスピードを維持します。

(3)各動作において、手の平に意識を集中します。意識を手の平に集中するほど、気感を感じ易くなります。

(4)各動作によって両手の動かし方は様々ですが、1~7の動作では基本的に前腕部分を動かします。肘の位置はほぼ定位置をキープします。肘自身は大きくは動かさないようにします。

<補足>  香功抜粋の気感

継続していると次第に気感、気の感覚を感じられるようになってきます。気感は個人によって相違が大きいのですが、手の平で感じる方が多いかと思います。なお、各動作によって気の感じ方が微妙に異なります。

○1~7項までは手の平に意識を集中すればするほど、気感を感じ易くなります。

○8項は両手で丹田の気を耳の真横まで引き上げる都度、左右の耳の間に自動的に気が流れ、頭部を気が貫通する様子をイメージしながら行います。

○9項は両手で丹田の気を両眼の前まで引き上げる都度、丹田の気が両眼に流入して目を潤し、さらに頭部全体に気が拡がる様子をイメージしながら行います。

10項では、丹田の気を意識し、さらに手の平の気を強く意識することにより、お腹の前で「気が渦巻く」、「気が発電」される感覚が生じるようになってきます。


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by jiriki-tachikawa | 2017-11-20 11:40 | 応用編メールマガジン

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