[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」] 第48号
[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」] 第48号
[フォローアップ-4]
気の働き-1 <気を感じる>
前回までにご説明してきた<人間ブリッジ>、<折れない腕>、<人間が気で弾き飛ばされる!> などの現象は人間に関わる「気」の働きによるものです。
日本には「気」という概念や言葉があり、合気道や太極拳や気の武術があり、また手当や指圧や鍼灸など気の療術があります。
しかし、西欧には「心」や「意識」に関する概念はあっても、「気」に関する言葉も概念もありません。上述のような人間に関わる「気」の働きに関しては、その存在を全く知らない科学者が多いと思います。当然そのしくみを説明することもできません。
人間をはじめ全ての生命体には、肉体を覆うように「気のからだ」が存在しています。「気のからだ」を「エネルギー体」と呼ぶこともあります。通常「気のからだ」は見えませんが、感じることはできます。
「気の働き」を理解するうえで「気を感じる」ことが大事です。
1.気感
「気」は目には見えませんが、気功を続けていると、次第に「気」を感じられるようになってきます。「気感」といいます。「気感」には個人差があり、比較的早めに感じる方もおられるし、なかなか感じにくい方もいらっしゃいます。気の感じ方も人によって様々です。静電気のようなビリビリした感じの方が比較的多いと思いますが、磁場のように感じる方、圧力を感じる方、暖かく感じる方、ヒンヤリ感じる方、サラサラ感を感じる方など様々です。
2.「気」を感じられる場所
気感が判るようになると、人体の体表の様々な場所から気が強く出ているのが解るようになります。たとえば、下記は代表的なツボです。
頭頂(百会というツボ)、
左右の眉毛の中間(印堂)、
左右の乳首の中間(膻中:だんちゅう)、
おへその少し下の奥(丹田)
てのひらの真ん中(労宮)
目(ツボとは言いませんが)
ご自分のこれらのツボの付近で てのひらをゆっくり動かすと、気の強弱を感じることができます。てのひらは気を感じ易く、気のセンサーになります。てのひら(掌)の他に、手の甲、顔のホホなどでも気を感じることができます。
てのひらがツボの真ん前に来ると、てのひらが僅かに押されるような圧力を感じます。温かく感じる人もいます。ツボから外れると感じなくなります。
3.視線
ときどき「人の視線」を感じたり、「人の気配」を感じることがありますね。目からは気が出ています。視線に沿って遠方まで気のビームが伸びています。敏感な人はそれを感じることがあります。
自分自身の目から出る気のビームを感じる実験があります。両目で前方数m先の1点を凝視します。その時に顔の20cmほど前で片手のてのひらを左右にゆっくり動かします。そして視線を遮ぎろうとすると、目から出ている気をてのひらで感じることができます。
例えば、左目の前に左てのひらが来て左目の視線を遮ると、てのひらが僅かに押されるような圧力を感じます。視線から外れると感じなくなります。そして左目自身も視線が遮られていることを感じることができます。右目の視線でも同様です。
4.植物の「気」
牡丹やバラの花に手をかざすと、花から出ている気を感じることができます。てのひらが花の真ん前に来ると、てのひらが僅かに押されるような圧力を感じます。花から外れると感じなくなります。咲いて開ききった花よりも、つぼみの状態、花が少し開き始めた頃の方が気を強く感じます。気が広がらずに気のビームがまとまっているからです。
他の草花や、樹木でも気を感じることができます。植物も気のからだを持っているのです。全ての生命体は気のからだを持っています。気を感じられるようになって初めて判ることですね。
5.「気」を感じるためには?
まず前提条件があります。身心が緊張していると「気」は感じにくくなります。からだから余分な力を抜き、心をリラックスさせることが何よりも大事です。本メールマガジンで既にご紹介してきた下記が役立ちます。
順式腹式呼吸法
振動功
両手前後振り+イメージトレーニング
身心がリラックスできるようになると、それだけでも気の流れがよくなります。
その上で「気」を感じ易い気功の継続をお奨めします。別途ご案内いたします。
富士健康クラブ
関口 素男
sekiguchi.m@ozzio.jp
以前の記事
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 04月
2016年 02月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 07月
最新の記事
[大宇宙のしくみが解かってき.. |
at 2021-11-06 10:09 |
[大宇宙のしくみが解かってき.. |
at 2021-10-01 10:52 |
[大宇宙のしくみが解かってき.. |
at 2021-09-03 09:54 |
[大宇宙のしくみが解かってき.. |
at 2021-08-07 14:34 |
[大宇宙のしくみが解かってき.. |
at 2021-08-02 09:07 |