富士健康クラブ

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第42号

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第42号

第6章 宇宙のしくみに沿う生き方

6-5.生き方のポイント

1.大事なこと

宇宙のしくみに沿う生き方にとって大事なことを記します。

(1)執着心、利己心、利他心

誰にもこだわり・執着心があります。執着心にもいろいろあります。物、カネ、人、名誉、夢などに対する執着心、その他にもいろいろな執着心があるかと思います。

成長期および壮年期においては、自己実現のために執着心も必要でしょう。しかし執着心が大き過ぎると、周囲だけでなく自分自身にとっても悪影響が出易くなります。とりわけ利己心に基づく執着心は減らしていくべきと思います。自分ひとりが良くても、家族や友人や周囲に迷惑をかけるのは良くないですね。

むしろ、他者のため、周囲のために考え、行動することが、回り回って結果的に自分に返ってきます。利他心を大事にすることが自分のためになることが多いようです。

(2)好ましい価値観

第5章でご説明した「和・真・善・美・律」は、組織はもちろん、人間個人の目指すべき方向でもあり、普遍的な価値観の一つと思います。

個人にとっては、その他にも様々な価値観があります。例えば、成功すること、幸せになること、人に優しくすること、仲間を増やすこと、自分の好きなことに熱中すること、などいろいろあるでしょう。また、ビジネス、スポーツ、趣味などでナンバー1になることを重視する方もいるでしょう。

しかし、どのような価値観であっても、他者や周囲に悪影響を与えるものであってはなりません。周囲に良い影響を及ぼす「好ましい価値観」であることが望まれます。ナンバー1に固執するあまり他者の足を引っ張るようであれば、むしろオンリー1であることに価値を見出す方が良いと思われます。

人それぞれ価値観は異なります。たとえ自分の価値観と違っていても「好ましい価値観」である限り、それを認めることがとても大事です。それがお互いを理解しあうための基礎であり、社会を和やかに滑らかにする基礎になります。

(3)生きがい、

生きがいはとても大切です。寝食を忘れてとり組む「何か」がある、つまり生きがいのある人生を送ることができれば、豊かな人生ということになるでしょう。それには持っているお金の多少は関係ないでしょう。生きがいを喪失すると、人は元気を失くし、本来持っている力を失ってしまいます。人によって生きがいもいろいろあります。趣味に没頭することも重要な生きがいになります。生きがい、趣味などに没頭している人にはストレスが少なく、副腎皮質から長寿ホルモン(DHEA)が分泌され、長寿につながるという研究報告があります。

一方、「他人が望むように生きてきたけれど、自分が望むように生きてこなかった」という方が少なからずおられます。自分がしたいこと、自分がワクワクすること、自分が楽しく感じられることをしましょう。楽しんでやること、ワクワクしてやることで自然にエネルギーが湧いてきます。逆に義務感から行うことはストレスの元となり易く、エネルギーが奪われてしまいます。

他に迷惑をかけず、周りに流されず、自分のやるべきこと、やりたいこと、楽しく感じられることを精一杯やる、そしてそれが周囲に対しても良い影響を及ぼすことができれば素晴らしいですね。

(4)自分らしく生きる

素晴らしいと思える人の真似をしても、完全にその人になりきることはできません。自分の本当の生きる道とは、自分らしさをとことん極める生き方ではないかと思います。私たちには生まれたときから、もともと備わっている素質、特性、特徴があります。それを見つけ、伸ばし、生かすのが何よりも大事です。自分らしい道を歩むとき、もっとも自然に成長できます。

成功とは、自分らしく生きることと言っても良いと思います。財産・地位・名誉がなくても、素直に自分らしく生き、自分を正直に表現し、自分の好きなことを存分に楽しみ、人生を満喫できれば、既に立派な成功者と言えるのではないでしょうか。

(5)つながりを増やす

自分の周囲に、人とのつながりを増やすことがとても重要です。人間は一人だけでは生きていけません。家族や仲間だけでなく出来るだけ多くの友人・知人を持ち、つながりを増やし維持することが大事です。今や、人生100年時代に向かっています。長い老後を楽しく有意義に過ごすためにも、できるだけ人とのつながりを増やしましょう。

つながりを多く持つ人は、より健康的であり、より幸せを感じているという研究報告が複数あります。

人生は60歳から楽しくなると言われます。私の経験でも正にその通りと思います。それは60歳前後から人とつながるチャンスが増えるからです。趣味でも、新たな勉強でも、いきがい造りでも、何でも良いですから、人とのつながりを増やす努力をしましょう。できれば同年代だけでなく、異なる年代の人々とつながることが出来れば最高ですね。

(6)意識を拡げる

執着心を減らし、好ましい価値観を持ち、いきがいを持ち、自分らしく生きられれば素晴らしいです。もう一つ付け加えるとすると、意識を拡げることです。自分のことだけでなく、家族、友人、仲間、社会、大自然、地球、さらに「気の海」にまで意識を拡げることです。

意識を拡げると、その分「つながり易く」なります。仲間に意識を拡げると、仲間との意思疎通が進み、次第に友情が膨らみます。大自然にまで意識を拡げると、今のままで良いのだろうか? 果たして現状は持続可能だろうか?と問題意識が湧いてきます。

「気の海」にまで意識を拡げると、「気の海」とつながり易くなります。フッと何かが閃いたり、アイデアが降りてくることがあります。ピンチの時に、思わぬ助け舟が現れるかも知れません。「気の海」には、無数の意識と膨大なエネルギーが満ち満ちているのですから。

(7)幸せを拡げる

生きがいを見つけて熱中していると自然に生き生きとし、そして幸せを感じられるようになっていきます。もちろん他のことでも幸せを感じることができます。自分が幸せを感じられたら周囲にもお裾分けしたいですね。自分一人だけが幸せを感じていてもまだ足りないかも知れません。他の人にも喜んでもらったときに、より強く幸せを感じることができます。

人とのつながりを通してより深い満足感を得ることができます。人から感謝されたり、慕われたり、愛されたりするとき「幸せだな」と感動し、深い満足感が得られます。人間は一人だけでは生きられません。本当の幸せは自分だけでなく、自分の周囲にも良い影響を及ぼし、幸せの輪を拡げることで深まっていきます。このことは、人生の目的の大事なひとつと思われます。

(8)「調心」   

「調心」とは「心を整える」ことです。そしてその基本は、「心から力を抜いて、心を透明にして、爽やかで、穏やかで、前向き、積極的な精神状態を維持」することです。それにより「エネルギー体」を整えて生命力を押し上げ、生命体をいきいきと「躍動」させることができます。

「調心」は気功の重要な要素のひとつです。気功を永く続けていると、次第にそのような心の状態に変化していきます。なお「調心」は気功の3要素:「調身、調息、調心」の一つです。

「調心」のための基本条件として、次のようなものがあります。

(a)脱力:     身体から力を抜く。

(b)リラックス:  心から力を抜く。心を透明にする。

(c)柔軟性:    心を柔軟に。固定観念を打破。常識を排除。

(d)執着心の排除: 物・金・人・名誉などへの執着心を捨てる。

(e)エゴの排除:  エゴ・利己心を最小化する。

更に「調心」を進めるための条件として、次があります。

(f)感謝:  大自然への感謝。今生かされていることへの感謝。

(g)正心:  邪心の排除。仏教には「八正道」という概念があります。

(h)利他心: 他者のために役立とうとする心。

「調心」の具体的な方法論は沢山あります。世界各地で数千年以前から営々と行われてきていると思われます。それぞれ方法論や特徴や難易度も様々です。独特の呼吸法を伴うもの、独特の姿勢や印(手・指を組むこと)を伴うもの、独特の発声(真言・呪文)を伴うもの、その他諸々あります。

気功を長く続けていると、次第に「調心」が進み、「心」のより深い領域、すなわち「気の海」につながり易くなっていきます。その結果、下記のような変化が起きてきます。

(a)直感が働き易くなってきます。

(b)ヒラメキや発見、発明につながり易くなります。

(c)心身の健康が増進され長寿が期待できます。

(d)家族や遠く離れた人へエネルギー(気)を流せるようになります。

(e)自分の想いが実現し易くなります。

(f)自分にとって悪いことが起き難くなってきます。

(g)悟りを開き易くなってきます。


富士健康クラブ 

   関口 素男

    sekiguchi.m@ozzio.jp



















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by jiriki-tachikawa | 2018-07-08 07:55 | 応用編メールマガジン

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