富士健康クラブ

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第33号

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第33号

第5章 新たな価値観の展開  

5-5.基本システムの見直し  
  

3.経済のグローバル化

情報通信の発達、金融の規制緩和などが相まって、「情報、物、ヒト、カネ」が自国にとどまらず、地球規模で流動することをグローバル化といいます。グローバル化にはメリットとデメリットがあります。メリットとしては例えば、海外との交流が盛んになり、商品を安く買えたり、低コストで商品を海外生産したり、また広大な市場を開拓することなどが可能になります。

一方、デメリットは、海外製品を安く買ったり海外生産した分だけ、国内生産、雇用が減少し、給与が下がり、格差が拡大し、伝統文化が次第に破壊されていきます。今、アメリカをはじめ世界各国で様々な不満が噴出して政治情勢が不安定化しています。その要因の一つは、このデメリットに由来していると考えられます。

経済のグローバル化は、実は「国際金融資本」が主導してきたものと思われます。国際金融資本の代表格は、ロンドン・シティー(英国金融街)や米国ウォールストリートの銀行家たちであり、その多くはユダヤ系です。彼らは莫大な資金と情報操作によって世界の金融支配を進めています。

しばしば株価操作をして莫大な利益を手に入れます。さらに世論操作をして戦争まで誘導し、テロ集団にさえ資金を流します。利益のためには政府の中に人を送り込んで政策まで操作しようとします。

その目的はグループの支配力拡大による世界経済支配であり、人類の幸福や文化の発展、社会的公正、地球環境の改善などは二の次、三の次であり、極めて利己的、エゴイスティック、モンスター的な行動を続けてきています。

既に米国をはじめ多くの国々の経済が「国際金融資本」に牛耳られています。米国の背後には、米国経済を支配・操作する「国際金融資本」が隠然たる力を発揮しています。「国際金融資本」に牛耳られた米国・英国が、その意のままに経済のグローバル化を主導してきた結果、米国自身が経済・社会的に疲弊してしまったと考えられます。

グローバル化しなければ経済は発展しないのでしょうか? そんなことはありません。日本の江戸時代は、鎖国政策によって外国とのモノ、カネ、人の交流はありませんでした。それでも、国内で全てを生産、流通、消費、リサイクルして経済が活性化し、政治的にも安定し、様々な文化・芸術が花開きました。当時の江戸は、世界最大の人口を持つ安定し繁栄した大都会でした。正に「大江戸」でした。もちろん私は鎖国せよ、江戸時代に戻せと言っているわけではありません。

「和」の価値観を基本に据えた新しい経済システムを模索・研究すべきと思います。「自分さえ良ければそれで良い」という利己的な経済活動は短期的には維持できてもいずれ破綻します。

「自分だけでなく他も共に繁栄する」ことを根本に据え、目先の利益よりも長期の信用を重視する基本姿勢が何よりも大事です。これがないと永続的な維持・発展は困難でしょう。

日本では実際に数百年以上前から行なわれてきたのですから、決して不可能ではないと考えます。例えば、「信用第一」、「足るを知る」、「損して得摂れ」などはその基本的概念です。また、近江(おうみ)商人の心得として伝えられてきた「三方良し」、すなわち「売り手良し、買い手良し、世間良し」の概念は、売り手、買い手はもちろん、社会全体に寄与することを良しとするものであり、正に共栄を志向した素晴らしい実践哲学であると思います。

グローバル化、特にカネ、ヒト、物に関する経済のグローバル化は深刻な問題点を抱えています。個人主義、合理主義に立脚する欧米流の経済システムは今明らかに限界にきています。当面、経済のグローバル化をさらに推し進めたい「国際金融資本」と、それに対抗する各国の「ナショナリズム」との対立が続くものと考えられます。

しかし最終的には、「国際金融資本」に「和」の精神、共存・共栄の理念を理解させないと解決できないのではと私は考えています。

<補足1> シェアリングエコノミー(共有型経済)

シェアリングエコノミー(共有型経済)とは、インターネットやソーシャルメディアの発達によって可能になった共有・交換システムであり、欧米を中心にして急速に活発化してきています。

対象は、個人が持つモノ、サービス、お金等であり、資産を「所有」することよりも「使用」、「共用」することに重点を置きます。使用者にとってコスト削減や利便性といったメリットがあるだけではなく、全体的に資源の効率化を図れる大きな利点があります。

代表的な例として、カーシェアリング、オフィス空間や宿泊施設などのシェアリングがあります。また金融におけるクラウド・ファンディングや、労働環境におけるコワーキングなど、さらにオークションやネット・マーケットにおける余剰品、不要品の販売などもシェアリングエコノミーの一種です。

各シェリングの中の参加者同士での情報交換や懇親や社交が図れる場合もあり、これからも広がりそうです。

一方、設備・インフラを必ずしも多くは必要としないため、自動車、建物、設備など新たな需要が減ることになり、関連企業にとっては対応策が必要でしょう。

また「フィンテック(FinTech)」もシェアリングエコノミーの一分野であり今後の発展が予想されます。フィンテックとは、ファイナンスとテクノロジーを組み合わせた造語であり、IT技術を使った新たな金融サービスです。最近では金融IT分野のベンチャー企業をフィンテックと呼ぶこともあります。

今後のキーワードとして「シェアリング」の動向に注目する必要がありそうです。

<補足2> 宗教について

世界的な混迷の要因の一つに宗教問題があります。宗教問題は根深く大き過ぎてとても踏み込めませんが、ひとつだけ挙げるとすると、その宗教が生まれた時代性、地域性、特殊性の問題があります。必ずしも大宇宙、世界全体、人類全体の幸福を俯瞰して作られた宗教ばかりではありません。

イスラム教にしても、キリスト教にしても、ユダヤ教にしても、その成立時の特殊な環境、事情が大きく影響していると思われます。当時の世界観は狭く限定的であり、また荒野や砂漠など厳しい環境下に生まれたのですからやむを得ない面があります。そのことが宗教間や、宗派間の対立、紛争の遠因になっているようにも思われます。

宗教に限りませんが、ある狭い範囲だけを考えた解決案は、より広い範囲まで考慮した解決案には及びません。「気の海」の中で、モハメットやキリストの「意識」が、「もう少し視野を拡げるべきだった!」と反省しているのかも知れません。

世界が大きく一つにつながった現代においては、宗教も「和」の精神と寛容の精神をさらに拡大し、全ての人類が平和に幸福に生きられるように変革を模索すべきかと思います。


富士健康クラブ 

   関口 素男

    sekiguchi.m@ozzio.jp





by jiriki-tachikawa | 2018-03-14 09:07 | 応用編メールマガジン

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