富士健康クラブ

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第21号

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第21号

第4章 宇宙のしくみを活かす健康法  

4-3.歩く気功法

[功法8] : ガンを予防する歩く気功

「ガンを予防する歩く気功」の[ポイント1][ポイント2]を試して頂だけましたでしょうか? 気功は理解しているだけでは役に立ちません。実際にやってみて初めて効果が得られてきます。気功においては、実践と継続が最重要です。

[ポイント3]

歩くのに合わせて、2回鼻から息を吸って、1回鼻から吐きます。

2回吸う時間と1回吐く時間は同じにします。

[ポイント3] の補足

(1)普通に歩きながら、1歩目で吸い、2歩目でも吸い、3歩目と4歩目の間中、吐き続けます。

4拍子の音楽でいうと、4分音符(吸う)、4分音符(吸う)、2分音符(2倍の長さで吐く)のリズムです。「風呼吸」 と呼ばれています。

(2)先ず上記で歩いて、風呼吸に馴れる必要があります。

「吸う-吐く」を1呼吸とすると、上記の歩き方は、1呼吸で4歩の風呼吸になります。これが風呼吸の基本です。

(3)上記に馴れてきたら次に、1呼吸で8歩の風呼吸を練習してみます。すなわち、1歩目と2歩目の間中吸い、3歩目と4歩目の間中でも吸い、5歩目から8歩目の間でゆったりと吐き続けます。

(4)どちらでも結構ですが、ゆっくり歩く場合は1呼吸4歩の風呼吸、早足で歩く場合は1呼吸8歩の風呼吸が歩き易いと思います。

[ポイント3] の留意点

(1)呼吸は決して無理をせず、気持ちよく呼吸することに心掛けます。少し、息苦しさを感じてきたら直ぐに自然呼吸に戻して、余裕がでてきたら再び風呼吸を続けます。このことは極めて重要です。

(2)歩く気功をやっている間中、必ずしもずーっと風呼吸をする必要はありません。例えば30分歩く場合でも半分の15分だけ風呼吸をする程度でも結構です。

(3)呼吸は鼻から吸って、鼻から吐くのが原則ですが、鼻から吐くのがやり辛い場合は、当面は口から吐いても結構です。呼吸は無理をしないのが大原則だからです。

[ポイント3] の効果

(1)ガン細胞を弱らせる効果があります。

細胞には、好気性細胞と嫌気性細胞があります。酸素が好きな細胞と、嫌いな細胞です。ガン細胞は嫌気性細胞であり酸素に弱いのです。

[ポイント3]で、 吸って、吸って、吐いて~ と、吸う回数を2回にして吸気を強調しているのは、少しでも酸素を多く取り込んでガン細胞を弱らせようという目的があるからです。風呼吸の一つの目的は、ガン細胞を弱らせることです。

(2)積極的な呼吸により、全身の細胞に酸素を供給して正常細胞を活性化していきます。全身の循環が高まり免疫機能も活性化されていきます。

[ポイント4]

歩く時、一瞬でよいから膝をちょっとだけ伸ばして歩きます。

後ろ足の踵が上がって、後ろ足が地面から離れる直前に、ちょっとだけ後ろ足全体を伸ばし気味にしてから地面を蹴ります。そして前足が地面に着地する直前に、前膝をちょっとだけ伸ばし気味にしてから、踵から着地します。

後足も前足も、しっかりピーンと伸ばす必要はありません。伸ばす意識があれば大丈夫です。出来るだけ全身の力を抜いて、特に腰回りの力を抜いて歩きます。

[ポイント4]  の効果

(1)結果として、歩幅が少しだけ大きくなり、歩行速度も多少速くなります。単位時間あたりの酸素やエネルギーの消費量が少し増加します。

(2)骨盤がより多く動くことになり、血液循環が良くなり、筋肉が少しずつ解れてきます。

腰周りと下肢には、脊椎-骨盤-大腿骨などを結び付ける沢山の筋肉群が何重にも重なって骨を取巻いています。それらの筋肉がより沢山動くことで、全身の血液循環が良くなり、仮に硬直した筋肉があっても次第に解れていきます。全身の血液循環が良くなると、腰痛予防、病気予防、ガン予防にも繫がります。

ウォーキングをされる方は、同じように歩かれている方も多いと思います。ただし、ここでは歩行速度を速くするのが目的ではありません。結果的に多少速くなってしまうだけです。あくまでも「歩く気功」としての歩行法の一環です。

<補足> 郭林新気功

気功には何千もの方法・スタイル・流派があると述べてきました。病気を予防したり病気を治す気功もいろいろあります。しかし、ガンは強力なため「ガンを治す」気功は、極めて少数です。「ガンを治す」気功の中で、有名かつ実践者が多いのが「郭林新気功」(かくりんしんきこう)です。

「郭林新気功」は、中国の郭林女史が自らの末期ガンを克服するために10年の歳月を費やして開発した「ガンを治す」ための新しい気功です。1971年から北京の公園で教え始め、今では150万人以上が郭林新気功を実践していると言われています。別名「歩く気功」と呼ばれ、伝統的な気功に現代科学的な視点からの改良を加えているので「新気功」の名が付いています。末期がん患者でも郭林新気功によって延命し、文字通り第2の人生を楽しんでいる方々が多くいます。

日本では、東京の萬田靖武氏が「郭林新気功協会」を設立し、30年間コツコツと郭林新気功の指導と普及に尽力されてきました。東銀座と早稲田大学構内で定例会が行われています。私も20年ほど前に郭林新気功協会に所属していました。

郭林新気功の中には沢山の種類の気功がありますが、その中で中心的な位置を占めるのが、「風呼吸自然行功」です。すなわち、風呼吸をしながら歩く気功です。ただし、体力が落ちたガン患者でも続けられるようにゆっくりと歩きます。

郭林新気功は、がん患者がガンを「治す」ことを主目的にした気功であり、ガンではない健常者が行う場合は、少々やりにくい点があります。そこで、私自身が歩くときは、「風呼吸自然行功」の中でも特に重要な2つのポイントを健常者向きにアレンジし、更に別のポイントを3つ付加して、ガンを「予防」する気功と位置づけて歩いています。

合計5つのポイントの内の2つ(ポイント2. とポイント3.)は、「風呼吸自然行功」 の中の重要点を健常者向きにアレンジしたものです。また、[ポイント1][ポイント4][ポイント5](この本では紙数の制約で説明省略)は私が付加したものです。現在私が歩くときは、合計10近くのポイントを織り交ぜながら歩いています。

末期ガン患者さえ治す力のある気功の中の重要ポイントを織り込んでいるわけですから、ガンの卵を消滅させる、すなわちガンを「予防」するのは決して難しいことではないと思っています。

[ポイント4]+アルファ :「省エネ歩行法」

歩く時、足を前に出すのではなく、片側の腰を前に出すつもりで歩きます。

歩き方については皆さんそれぞれ工夫されて、独自の歩き方を編み出している方もおられると思います。 私の普段の歩き方は、 [ポイント4] にバリエーションを加えて歩いています。「省エネ歩行法」です。とても効率の良い歩き方です。

普通の歩き方は、足を交互に前に動かして歩きますね。足の筋肉を使って足を前に運びます。大腿部や足は人体の中でも特に重い部品ですから、相当なエネルギーを使って足を動かして歩きます。

ここでは、歩く時、足を前に出すのではなく、片側の腰を前に出すつもりで歩きます。

(1)たとえば、右足を前に出すときは、右足でなく、右腰を前に運び、右足は右腰に連れられようにして前に出します。このとき、右膝を少し伸ばし気味にしてから、踵から着地します。

(2)大腿部や足は脱力します。極力筋肉を使わないようにして、腰に引っ張られるようにして楽に前に運びます。足は振り子のイメージです。振り子の先端は大きく動いても、振り子の根元はあまり大きく動きませんね。腰が振り子の支点に相当します。

(3)たとえば、右足を前に出すときは、反対の左足にしっかり重心を乗せて、左足裏を意識しながら右腰を前に運びます。結果として、後ろの左膝が少し伸ばし気味になります。

(4)手は自然に任せます。自然に振ります。最初のうちは手を動かさないようにして、歩く練習をしたほうが早く馴れます。例えば、両手を腰の後で組んだままで歩きます。馴れてきたら手を離して、自然に任せます。

(5)片側の腰を前に出して歩くと説明しましたが、「腰」だけに限定する必要はありません。「腰」の範囲を広く解釈してください。下のほうは、股関節、上のほうは胸を前に出す意識で歩いても結構です。やり易い部位を前に出し、足を誘導するようにして歩きます。体幹部の同側と同歩で歩けば結構です。

「省エネ歩行法」も膝を伸ばし気味にして歩くので、[ポイント4] の要件を満たしています。「省エネ歩行法」をご自分のものに出来ると、とても重宝します。特に上り坂や疲れている時に威力を発揮します。普通に歩く場合と比較して、感覚的には消費エネルギーが半分で歩けるような感じがしてきます。特に私のように腰椎が壊れている人間にとっては、長時間(5~6時間)でも歩けるという自信がでてきますし、腰周りのこわばりを解すのにも役立ちます。

もちろん、体重を減らしたい、カロリーを沢山消費したいという場合は、省エネ歩行法ではなく、筋肉を使って足と手を大きく前に振り出し、エネルギーを消費しながら歩きましょう。

「ガンを予防する歩く気功」の細部に関しては、拙書「ガンにならない歩き方」をご参照ください。














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by jiriki-tachikawa | 2017-11-27 11:46 | 応用編メールマガジン

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