富士健康クラブ

大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」  第1号

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第1号

第1章 健康の基本

1-1 健康・寿命

1.健康とは?

健康がすべての基礎になります。健康であれば前向きに仕事ができます。健康であってこそ楽しく趣味に興じることもできます。誰でも健康を願っています。

でも、しばしば病気に罹ったり怪我をしたりします。思いがけず寝たきりになったり、短命で人生を終わる方もいらっしゃいます。

もちろん身体の健康だけでなく、心の健康がとても重要です。

世界保健機関(WHO)は、健康の定義として「健康とは、身体的・精神的・霊的・社会的に完全に良好な動的状態であり、たんに病気あるいは虚弱でないことではない」と提案しています。本メールマガジンでは、主として「からだと心と社会の健康」について考えていきます。

2.平均寿命

厚生労働省によると、2014年度の日本人の平均寿命は、男性「80.50歳」、女性「86.83歳」で上昇を続け、ともに世界一です。ちなみに米国の平均寿命は、男性「76.40歳」、女性「81.20歳」です。

平均寿命とは、現在の死亡状況が今後変化しないと仮定したときに、今後出生する人が何年生きられるかという期待値です。厚労省は毎年1回、各年齢の人が平均してあと何年生きられるかを表す「平均余命」の見込みを計算していて、そのうち0歳児の平均余命が平均寿命となります。

なお、日本最初の平均寿命の統計は、明治24年~31年に調査されたものですが、平均寿命は男性が42.8歳、女性が44.3歳でした。当時は結核や天然痘などの伝染病が多く、乳幼児の死亡率が高かったためと考えられています。120年ほど前のことですが、隔世の感がありますね。

3.健康寿命

平均寿命がいくら伸びても、寝たきり状態が長いのでは長生きの意味が薄れてしまいます。そこで世界保健機関(WHO)は、健康寿命という概念を2000年に提唱しました。

健康寿命とは、介護が必要だったり、日常生活に支障が出る病気にかかったりする期間を除き、自立して過ごせる期間を示します。

世界188カ国の2013年の「健康寿命」を調べたところ、日本が1位だったとする調査結果を米ワシントン大(西部ワシントン州)などの研究チームが発表しました。同チームによると、日本の健康寿命は男性が71.11歳、女性が75.56歳で、男女とも健康寿命は1位でした。健康寿命の男女平均で、2位以下は、シンガポール、アンドラ、アイスランド、キプロスが続きました。

4.平均寿命と健康寿命の差

日本人の平均寿命データは2014年度、健康寿命データは2013年、1年の差があるので本来同列で扱うべきではありませんが、簡単にして単純差を出してみます

男性は、80.50歳-71.11歳=9.39歳、女性は、86.83歳-75.56歳=11.27歳が、健康といえない期間になります。この10年前後の不健康期間は、本人自身が辛いのはもちろんですが、家族や社会や国家の世話になるわけですから、人的にも経済的にもその他様々な点でマイナス影響を及ぼします。

この不健康期間を、全体として如何にして短縮するかが喫緊の課題です。国民全員がさらに健康意識を高め、健康の質をグレードアップしていく必要があります。

5.日本人の死因とガン

厚生労働省の人口動態調査(201566日発表)によると、日本人の死亡順位は、第1位:ガン(全体の割合:30.1%)、第2位:心臓病(15.8%)、第3位:脳血管疾患(10.7%)、第4位:肺炎(9.8%)、第5位:老衰( 3.4%)となっています。相変わらずガンが不動のトップの座を占めています。ガンを如何にして予防するかが重要ですね。

「国立がん研究センター」が科学的見地から提言している「日本人のためのがん予防法」(201512月更新)は下記のようなものです。

(1)喫煙: たばこは吸わない。他人のたばこの煙をできるだけ避ける。

(2)飲酒: 飲むなら、節度のある飲酒をする。

(3)食事: 食事は偏らずバランスよくとる。

 ・ 塩蔵食品、食塩の摂取は最小限にする。

 ・ 野菜や果物不足にならない。

 ・ 飲食物を熱い状態でとらない。

(4)身体活動: 日常生活を活動的に過ごす

(5)体形: 適正な範囲に維持する

(6)感染: 肝炎ウイルス感染の有無を知り、感染している場合は治療する。

どれも一度は聞いたことがあるような文言であり、多くの方々がそれなりに留意している内容と思います。ガンだけでなく、心臓病や脳血管疾患などにとっても必要な事柄です。

でも、ガンもその他の病気もなかなか減らないですね。これを守っていれば「ガン」を予防できるのでしょうか? 私はこれらだけでは本質的に不十分であると考えています。

勿論これらも大事ですが、もっともっと大事なことがあります。これからお伝えする内容は、それらに焦点を当てていこうと考えています。

<補足1>  死亡要因

死亡者のリスク要因別では、第1位は「喫煙」、第2位は「高血圧」、第3位「運動不足」、以下「高血糖」、「塩分過摂取」、「アルコール過摂取」などとなっています。「喫煙」、「高血圧」は誰でも想像できると思いますが、「運動不足」が第3位にランクされています!!

運動は極めて重要です。人間は「動物」ですから、動くことを前提にして設計されているのです。動かないと様々な問題が発生します!

オーストラリアの研究によると、座っている時間が長い人ほど死亡リスクが高まるようです。

座る時間が1日4時間未満の人に対して、11時間以上座る人の死亡率は1.4倍に上昇すると言われています。下半身特にふくらはぎや腿の筋肉を動かさないと、全身の血流が低下して様々な病気の原因になるようです。

同じ姿勢、同じ動作を長時間続けないようにしましょう。

<補足2>  社会保障費

財務省の統計情報によると、日本の社会保障費は高齢化とともに急速に増加しています。

社会保障費の内訳は、医療費、介護福祉費、年金に大別されます。

2013年の医療費は、36.0兆円、介護福祉費は、21.1兆円、年金が53.5兆円で、合計110.6兆円です。これが毎年高率で増加して、2025年には145.8兆円に膨らむと予想されています。2016年度の日本の一般会計予算が96.7兆円ですから、如何に巨大な数値か解かりますね。

医療費と介護福祉費の伸びは極力抑えて、その分を年金に回したいものですね!

そのためには各個人が健康に留意して、健康寿命を引き延ばし、個別の医療費や介護費などを低く抑える必要があります。

富士健康クラブ 

   関口 素男

    sekiguchi.m@ozzio.jp









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by jiriki-tachikawa | 2016-04-26 11:26 | 応用編メールマガジン

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