富士健康クラブ

[宇宙の不思議・いのちの不思議]  第43号


[宇宙の不思議・いのちの不思議]  第43号

第5章 大宇宙のしくみ  <仮説>

[5-7] 意識の賑わい、神

<<仮説18>>  

「気の海」は生命体の「意識」で賑わっている。
いわゆる神は「意識と叡智」の高みである。

(1)「気の海」は無数の生命体の「意識」で賑わっています。からだを持つ生命体、すなわち「生物」の意識が拡がっています。そして「からだ」を持たない生命体の意識は、無数に「気の海」に拡がっています。
「生物」の意識は死後も残存するからです。
人間の死後の意識は「霊」とも呼ばれます。「霊」は肉体のからだを持ちませんが、自立した意識を持ち、自我を持ち、弱い生命エネルギーを持つと考えられます。

(2)「木の精」とか「森の精」という言葉があります。木が沢山集まり大きな森となり、数十年、数百年も経過すると、個々の木の「意識」が集積し、統合されて大きな「意識」(気のエネルギー)にまとまり得ます。感覚の鋭い人々はそれをエネルギーとして感じ「精」と呼んでいるのかも知れません。他にも山の精、水の精など、大自然には様々な「精」、自然のエネルギーが満ちていると考えられます。

(3)私たちが「神様」と呼んでいる尊い存在は多岐にわたります。上は天地創造主、全知全能の唯一絶対神から、神社の神、山の神、トイレの神様、野球の神様までその幅は実に広いですね。神様に上下をつけるとは何事かと叱られそうですが。なお、ここでは個々の宗教で崇める神様は除外して考えます。

(4)上と下を除いた「ふつうの神様」に関して考えると、過去・現在・未来の膨大な「意識」が集積し、整理、統合され、昇華した「意識の高み」であり、「心の高み」であると考えることができます。
そしてそれらの神様は多数存在し、それぞれ得意分野を持っていたり、レベルや格の高低があっても不思議ではありません。
何故なら、元をたどれば地球上に実際に生きた人類や生物の意識の集積であり、特性の相違や、昇華の度合いに差ができても当然と考えられるからです。場合によっては、何がしかの欠陥や誤りを含んだ神がいてもおかしくないと考えられます。

(5)かつて地球上に生を受け、治療法や健康法を研究し実践した人々の意識が、集積し、統合されて、医学分野の大きな「意識と叡智」に昇華することもあり得ます。
仏教の仏像には様々な種類と役割があります。
例えば、「薬師如来」は、そのような「意識と叡智」を仏像の形に象形化したものと言えます。今風に言えば、医学、薬学を担当している仏様と考えてよいと思います。同様に「文殊菩薩」は、智慧や学問を司る仏様であり、その本質は、その分野の「意識と叡智」のまとまりであると考えられます。そして、かつて人類が興味を持った様々な分野で、それぞれの神様が存在すると考えられます。

(6)仏様も神様と同質の「意識の高み」であり、単純に呼び方が異なるだけと考えます。
もちろん、「神様」も「仏様」も「精」も物質ではありませんから形はありません。根源のエネルギー(気)の振動ですから、その振動に応じたエネルギーと情報を持っています。

(7)「生物創造」を得意とする神様も沢山おられそうです。生物の属や種ごとに神様の専門や担当が決まっているのかも知れません。
しかし、天地創造主や唯一絶対神がおられるかどうか私にはわかりません。否定する材料も肯定する材料も十分ではありません。

(8)「気の海」は、無数の様々な生命体の「意識」で賑わっています。しかし、これまでご説明してきた良い方向の「意識の高み」ばかりではありません。悪意を持つ意識もあり得ます。人間の世界と同様であり、善悪、正邪、その他様々な意識とその集合があり得ます。


<補足> 生物創造の神

「仮説10」でご説明した通り、ペニシリンを始めとする「抗生物質」に対抗して、僅か数十年の間に次々と「薬剤耐性菌」が現われました。これはダーウィンの突然変異と自然淘汰だけでは全く説明できません。偶然による突然変異は、生物にとって必ずしも有用な変化を起さないので、実際に進化に結びつくためには数万年単位の長時間が必要になります。突然変異のほとんどは有害か無害であり、有益な変異は極めて少ないと考えられるからです。
「薬剤耐性菌」は、逆境に対応しようする明確な意識を持ち、最短期間で自らの一部を変化させています。そして現代の科学者に匹敵する、あるいはそれ以上の「知能」を持っていると考えられます。現実に科学者は「多剤耐性菌」に対応できる手段を開発できていないのですから。

それでは、薬剤耐性菌の何処に、高度な知性や研究開発機能を宿しているのでしょうか?
ちっぽけな単細胞の細菌の一つ一つに、そのような高度な機能が仕組まれているとは考え難いですね。

逆境の中で何とか生き残ろうと四苦八苦した「細菌」たちの「意識」が、集積し、整理、統合され、生物改造の「意識と叡智」に昇華すると考えられます。
生物改造の「意識」は、「気の海」の中の様々な叡智を探索して、問題点を解決しようと努力します。
「気の海」は、インターネットの雲と同様であり、有用な情報が散在しています。何らかの方法でそれらを検索できれば有効活用できる可能性があります。

これが奏功すると、その生物は生き残る方向へ変化できます。これらが繰り返されて生物は変化を続け進化します。そして大きな環境変化が起きた場合、新たな「種」が誕生することもあり得ます。

個々の細菌の小さな意識と、それらが統合され昇華された高度な意識は、「個」と「全」の関係性を持ち、これらが連携して生物が変化し、進化していくと私は考えています。
俗っぽく言えば、「生物創造」の神がおられることになります。もちろん「生物創造」の神は完全無欠とは限りません。試行錯誤もするし失敗作も作る筈ですね。


<蛇足> 宗教

宗教は無数にありますが、大別すると一神教と多神教に分けられます。
一神教の例としては、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教があります。いずれも、旧約聖書を原典としています。
多神教の例として、インドのヒンドゥー教や日本の神道の例があります。どちらも他宗教の神に対して寛容であり、場合によっては一部を受け入れ取り込んできています。
日本でも明治時代の神仏分離令の以前は、神道と仏教はしばしば社寺その他を共有し神仏習合と言われてきました。

日本には「八百万の神」(やおよろずのかみ)という言葉があります。自然に存在するあらゆるものに神が宿っているという考えです。
「仮説18」は、多神教を支持し、「八百万の神」に近い考え方ということになります。



<<仮説19>>  

「意識」を移したりコピーすることができる。


「意識」は「気の海」の振動ですから、他へ移す、あるいはコピーすることができます。「叡智」も「意識」の一部ですから同様です。
一つの音叉の振動によって他の音叉が共振するのと同様と考えると解かり易いかと思います。

(1)生物が誕生する際、「生命エネルギー」と「生命情報」がコピーされることにより、生物が「生」を得て成長を始めます。
「いのち」の大元が、生物の種ごとに「気の海」に存在しています。生物の誕生に際して、「いのち」の「生命エネルギー」と「生命情報」がコピーされて個々の生物に配分されます。

(2)宗教の大事な行事として、師から弟子へ「叡智」のコピーが行われることがあります。「灌頂」(かんじょう)とか「伝授」と言われます。
弘法大使「空海」は、遣唐使船に乗り804年に中国に渡り、当時の密教の最高位「恵果阿闍梨」から「灌頂」を受け密教の核心的な「叡智」を受け取りました。そしてわずか1年強で密教の全てを携えて帰国し、日本で真言密教を興しました。
「灌頂」によって受け取るのは、経典や法具や書や絵画などの「物」ではなく、見えない「叡智」すなわち仏教の真髄です。

(3)「憑依」や「多重人格障害」と呼ばれる現象があります。 第4章 [4-4] 心とは何か? において簡単に触れました。
この現象も、ある「意識」が他者に移る、またはコピーされると考えられます。すなわち、自分の自我が、他者からコピーされた「意識」によって影響を受けてしまうのです。
コンピュータのソフトウェアに例えると解かり易いかと思います。コンピュータを人間と考え、ソフトウェアを「意識」と考えます。
自分のコンピュータのソフトウェアの一部または大部分が、他のコンピュータから送り込まれたソフトウェアに、一時的に乗っ取られてしまうのが「憑依」です。複数の他のコンピュータから送り込まれた複数のソフトウェアに、一時的とはいえ、次々と乗っ取られてしまうのが「多重人格障害」と考えることができます。
自我がしっかり確立され、安定した精神状態が維持され、本来の防御機能が発揮できれば、他者からの侵入を防止することができる筈です。コンピュータのウイルス対策と同様と考えられます。

(4)絵画や書などに、作家の意識や念やエネルギーが自然にコピーされることがあり得ます。感覚が鋭敏な方々はそれを感じとることがあります。
感動したり感激できる作品には、そのような共鳴できる意識が付随しているのかも知れません。

(5)「意識」が移動して、またはコピーされて物体に付着することがあり得ます。例えば、大事にしている遺品や宝石に、持ち主の執着心が意識として付着することがあり、敏感な方はそれを感じることがあり得ます。有名な巨大ダイヤの持ち主が何故か早死にするなどの噂話はあり得るのかも知れません。

(6)心臓移植を受けた人が、手術後に趣味が変わったり、食べ物の好みが変わったり、性格が微妙に変わる例があるようです。この場合、心臓提供者の「意識」の一部が心臓に付随して、移植を受けた人に影響を及ぼしている可能性があり得ます。

なお、ここでは説明を省略しますが、「意識」が他の「意識」を操作することもできます。



<<仮説20>>  

継続する強い願いは実現し得る。

(1)強い願いとは、ある対象に心を絞り込んだ願望意識です。意識が一定の方向に向けられ、それが長時間ぶれずに継続すると、その願いが実現する方向へ動き出します。

(2)意識は「気の海」の振動であり流れです。気の流れが一定の方向へ継続すると、周囲の気も引き込んで気の流れがさらに大きく強くなり、遂には津波のような巨大なエネルギーを産み出します。
「仮説8」の通り、心(意識)によって気が誘導されエネルギーが動きます。そして心(意識)は物質にまで影響を及ぼし得るのです。

(3)願いの効果は、意識の集中力の強さと、時間的な長さの積で決まると考えられます。意識がいくら強くても、それが短時間で終われば、効果が現われる前に終わってしまいます。長時間継続すれば、次第に気のエネルギーの流れが大きくなります。
長さ100mの小川の流れはすぐに終わって水は停滞してしまいます。しかし沢山の流れを集めた大河の流れは悠久に続き、大きなエネルギーの流れになります。黒潮や親潮などの大きな海流になると、もう誰にも止められないほどの巨大な流れになります。

(4)願望のエネルギーの流れが継続すると潜在意識が刺激されます。「気の海」の潜在意識の中で、願望に関わる意識が励起され、次第に願望を実現する方向へ動き始めます。「気の海」は見えない生命体で賑わっていますから、願望に興味をもつ「意識」が賛同して協力してくれるのかも知れません。

(5)願いを実現するため方法論の一つに「祈り」があります。日本人は古代から祈りの民であり、天皇家の祭祀、神社仏閣での加持祈祷をはじめ、生活の中に祈りが溶け込んでいました。祈りの効果は、物理現象などに比べれば強くはありませんが、効果があることが科学的な手法で認められつつあります。
現代では祈りの効果を信じる方は少ないようですが、古代から日本人は理解していたのです。

(6)私たちが死んだ後、「霊」になると仮定します。「霊」がもし現世に執着するとすれば、何に想いを馳せるでしょうか? やはり自分にとって可愛い子や孫や家族や友人たちではないでしょうか? そのような「霊」の多くは、「気の海」(あの世)から現世を見守り続けているのかも知れません。
もし、困っている人や、道を踏み外しつつある人がいたら、何とか手助けしたいと思うのではないでしょうか? しかし「霊」はからだのない「意識体」に過ぎませんから、物質世界に直接手出しすることはできません。

(7)しかし、現世からの祈りのエネルギーが強ければ、「霊」にエネルギーが付加されて、「霊」の意識がより実現する方向へ作用するかも知れません。
「気の海」の潜在意識の中で、願望に関わる様々な「意識」が誘起され、次第に願望を実現する方向へ動き始めます。祈りは迷信ではなかったのです。
なお、敏感な方々は、そのような「霊」の意識を感じたり、霊の存在が見えたりするようです。一般的には守護霊とか背後霊などと呼ばれています。


「継続は力なり」という言葉があります。
継続の力は、気のエネルギーの流れを時間の経過とともにさらに強めるので、私たちが考えているより遥かに大きな効果を導くのです。


<補足1> 祈りの効果

願いを実現するための方法論に「祈り」があります。ここ数年、米欧を中心にして祈りの研究が進められ1200件以上の研究報告や実験が行われています。特にバーバード大学、コロンビア大学などが中心になって、科学的な実験が進められ、確かに祈りの効果があることが確かめられています。
そして祈りの効果は、祈りの量や時間に比例し、また苦しい状況のときほど祈りの効果が大きいことなどが解かってきています。

またサンフランシスコ総合病院で、心臓病の入院患者393人に対して行われた厳密な実験結果があります。そして「祈り」には大きな治癒効果があることが証明されました。
ランドルフ・ビルド博士によって行われたこの実験では、まず患者を、祈られるグループ192人と、祈られないグループ201人とに振り分けました。
次に、患者のために祈ってくれる人たちを全米の教会から募集し、祈られるグループの患者一人あたりに5~7人を割り当てました。そして患者の名前・病状を伝えて、 毎日その人のために祈るように依頼したのです。なお患者たちには 祈られていることは一切知らせませんでした。
その結果、他人に祈られた患者は、祈られなかった患者より 明らかに良好な状態に改善されました。抗生物質、人工呼吸器、透析の使用率が明らかに少なくなったのです。何故そうなるのか、物質中心の現代科学では全く説明できません。

祈りにもいろいろあります。良くなる方向への祈りだけでなく、他者に災いをふり向ける祈りもあります。
呪い、呪詛などです。丑の刻参りのワラ人形は有名ですね。これらも意識の働きですから、実現し得ることになります。もちろん、作用反作用の法則により、呪った人にも悪影響が撥ね返ってきます。


<補足2> 感謝の効果

「感謝の気持ちを深める」ことがとても大事です。この場合の「感謝」は、他人から何かを戴いたときの感謝のような小さな感謝だけではなく、大自然への感謝、いま生かされていることへの感謝、見えない存在に対する深い感謝です。
見えない存在(意識)に対する感謝が、逆に見えない存在から応援、手助けを受けることにつながり得ます。もちろん、小さな感謝「ありがとう」も大変重要です。小さな感謝も集積することにより事態が次第に好転していきます。
感謝を続けていると、更に感謝したくなるような、もっと良いことが起きるようです。


「心」、「意識」はとてつもなく広く、深く、高く、そして大きなエネルギーを伴っています。


大宇宙のしくみに関する仮説群は他にもいくつかありますが、今回はここまでに留めます。中には理解不能な仮説もあったことと思います。
でもこの仮説によって、第1章から第4章までご説明してきた様々な不思議の多くが解消していきます。

次章で「まとめ」を行います。
仮説の説明が長くなり過ぎましたので、次回から仮説の要点だけを取り出して仮説の新規性や、仮説に対するQ&Aを記します。
また様々な不思議と仮説との関連をあらためてご説明する予定です。



富士健康クラブ 
   関口 素男
    sekiguch@m-net,ne.jp
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by jiriki-tachikawa | 2015-08-13 00:00 | 不思議メールマガジン

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