富士健康クラブ

第49号   太極拳とは? (3) 

ガンを予防しましょう    2013年11月28日


第49号   太極拳とは? (3) 

太極拳に関しての最終回です。
今回は、既に太極拳を行っている方々を念頭に記します。

7.太極拳のポイント

(1)太極拳の最大のポイントは、「力を抜きながら、意識の働きと、気の
働きを活用する」ことです。力が抜けないと、気の働きを活用することが
できません。結局は、筋肉を使って手足や腰を動かすことになり、「太極拳風
の体操」になってしまいます。
力が抜けてくると、「身体の内側からの働き」を活用する本来の太極拳の動き
になってきます。
力を抜くことが出来るか、出来ないかで天地の差ほどの大きな相違が生じます。

(2)力の抜けた本来の太極拳の動きになっているかどうか簡単に見分ける
ことができます。例えば、太極拳の練習を2時間した後、疲労感を感じるよ
うなら、まだ本来の太極拳の動きになっていないと考えて良いと思います。
筋肉の力を使っているから疲れるのです。

(3)力が抜けて、本来の太極拳の動きになっている場合は、ほとんど疲労
感がない筈です。それどころか、身体中に気が充満して、しばしば爽快感、
軽快感、昂揚感を感じられるようになってきます。健康効果がとても大きく
なります。

力を抜き、意識の働きと、気の働きを活用することがとても重要です。


8.身体の内側からの「働き」とは何か?

(1)身体の力が抜けてくると、足裏全面でからだの重みを感じられるよう
になってきます。力が抜ければ抜けるほど、ズシーっと足裏で重みを感じら
れるようになってきます。

(2)この重みに応じた強さで、「身体の内側からの働き」を感じられるよう
になってきます。足裏から上昇するような、拡がるような、繋がるような
感覚であり、微妙な感覚です。この働きは頸力(けいりょく)と呼ばれる
ことがありますが、気の拡がりと言って良いと思います。

(3)この「身体の内側からの働き」が作用すると、自然に背筋が柔らかく
伸び、うなじも伸び、腕や手指が自然にしなやかに伸び、脚も自然に伸びて、
気の拡がりに応じて身体全体が気持ちよく拡がる感じがしてきます。
このとき身体は、しなやかで武術的にとても強い状態になっています。

(4)動く時や、相手に作用を及ぼしたい時は、この内側からの働きを感じ
ながら、利用しながら、軽やかに動きます。動く前や、動き終わったときは、
身体の力をしっかり抜いて、足裏全面でからだの重みを感じられる状態に戻
します。

(5)「身体の内側からの働き」を活用するためには、身体の力を抜くこと
が決定的に重要です。
力を抜くことが大事なことは誰でも知っています。スポーツでも、芸術でも、
学業でも、力んだら良い結果が出ないことは万人が経験しています。
でも簡単に力を抜くことはできませんよね。
脱力はなかなか難しいのです。


脱力には、気功や自力整体が役立ちます。
具体的な脱力法に関しては、既刊の下記をご参照ください。
第7号  ガンを予防しましょう(4)     
からだの歪み(1) からだのクセや歪みを見つける方法。
から
第11号 ガンを予防しましょう(8)   
からだの歪み(5) からだのクセや歪みを取る方法(2)
まで。


[補足]  

1.太極拳と気功との関係は?
人によって考え方が異なります。太極拳だけやっている方は、気功とは関係
ないと思っている方が多いかも知れません。気功だけやっている方は、太極
拳とは関係ないと思っていると思います。
私は、太極拳は気功の一種であると考えています。気功という言葉自体が、
気を扱う修練を全て「気功」として定義しているからです。

2.太極拳はよく「気の武術」と言われます。しかし、気という言葉を使わ
ない方々もいます。気は見えないし、人によっては気を感じない方も少なく
ないからもっともではあります。
なお太極拳発祥の中国は、マルクス主義の唯物論のお国柄です。唯物論では
見えないものを扱いません。したがって「気」という言葉は使いにくいので
しょう。何故か共産国ではない日本でも、同調してからか、気遣ってからか、
気という言葉を敢えて使わない方も少なくないようです。

3.私は、「気」は根源のエネルギーであり、生命の本質に深く関わって
いると繰り返し強調してきています。気を無視して、健康や医療や武術や
万物を語っても、土台のない薄っぺらな表層議論に過ぎないように感じて
います。

4.これまで述べてきたように、「身体の内側からの働き」すなわち、気の
拡がりによって武術的に相手を崩し、そして健康効果を引出すことができます。

そして「気」の働きを更に高度に活用して、秘術の領域にまで到達すること
ができます。それは、「意識の働きで相手の気を操作」して、相手を崩すこと
です。この段階になると、太極拳の細かい型や動作に捉われることなく
気を活用するので、高度な気功(外気功)と言って良いと思います。
ただし、ここまで到達するのは一握りの極めて少数の方々だけと思われます。
太極拳はとても奥が深く、気功と切離して考えることはできないのです。

5.本メールマガジンは、基本的に全て筆者が実体験したこと、考察した
ことを元にして筆者の言葉で書いています。この太極拳に関しても同様です。
したがって世間一般の考えや説明と異なるところがあると思いますのでご了
解ください。

次回は、「健康寿命」に関しての予定です。
以上
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by jiriki-tachikawa | 2013-11-28 00:00 | ガン予防2メールマガジン

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