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富士健康クラブ

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第71号   

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第71号  
 

生命体の本質は?

1. 生命体と非生命体

1-3.生物の生と死

生物は成長し、生殖し、繁栄し、周囲の環境を変えていきますが、いずれは死にます。生物が死ぬと、そのからだは腐敗して分解、消滅していきます。すなわち、生物は死を境にして生物の特徴を失い、非生物と同様になります。この原因は何でしょうか。

生命体には「いのち」があり、非生命体には、「いのち」がないと考えるのが自然な考え方かも知れません。

それでは、「いのち」とは何でしょうか? 広辞苑で「いのち」を引いてみると、「生物の生きていく原動力、生命力。 寿命、一生、生涯。」と載っています。あまり具体的な説明にはなっていませんが、「いのち」がある間は生きている、「いのち」が無くなると死ぬという考え方で問題はなさそうです。

仮に将来、科学がさらに飛躍的に進歩して、様々な原子を自由自在に組み合わせて、高分子のアミノ酸やタンパク質や核酸など、細胞の全ての構成要素を人工的に合成できるようになったと仮定します。でもそれは単なる物質の集合であり非生物に過ぎません。それが動きだし、栄養摂取、排泄、分裂、増殖することはありません。そして時間の経過とともに分解、消滅していく筈です。

それではこれらの人工合成物質に「いのち」を吹き込むことはできるでしょうか。現在の科学ではとてもできそうにありません。

生物と非生物との間には、「いのち」の有無という、とんでもない巨大なギャップがあります。「いのち」の本質は何でしょうか? 

1-4.生命の定義 は?

「いのち」、「生命」の定義はいろいろありますが定説はありません。

いくつかの生命の定義の例を挙げてみます。

1648年 ルネ・デカルト(ドイツの思想家)

  「すべての生物は神が制作した機械である」

1944年 シュレーディンガー(オーストリアの物理学者:波動方程式の発案者)

  「負のエントロピーを食べて生きているのが生命体である」

  なお、「エントロピー」とは、秩序~無秩序の度合を表す量であり、無秩序に近づくほど値が高くなります。負のエントロピーを得られれば秩序の方向へ向かいます。

1961年 オパーリン(ロシアの生化学者)

  「生命は、(1)周囲の環境と物質交換する (2)成長する (3)増殖する (4)自己複製する (5)運動する (6)環境に対応する」

1965年 ジョン・バナール(イギリスの生物物理学者)

  「生命とは有機化学反応の結合により自己を永続させるシステムである」

1994年 NASA米国航空宇宙局が採用した生命の定義

  「生命とはダーウィン的進化を遂行することができる自律的化学システムである」


それぞれ大分違いますね。皆さんはどの定義を支持しますか。

オパーリンの定義が馴染みやすいかと思いますが、私はもう少し大事なことを付け加えて考えています。


<お詫び>

1224日送信しました前号の号数に誤りがありました。第69号ではなく第70号でした。お詫びして訂正いたします。

 

富士健康クラブ 

   関口 素男

    sekiguchi.m@ozzio.jp










# by jiriki-tachikawa | 2020-01-05 10:03 | 応用編メールマガジン

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第69号

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第69号

生命体の本質は?

1.生命体と非生命体

1-1.生命体の基本条件

生命体とは何でしょうか? 簡単に言えば生物です。動物、植物、単細胞生物などです。多種多様な生物が生きていますが、それらに共通する「生物の基本条件」として、下記が挙げられます。

摂食:  必要な養分を体内に取り込む。

呼吸:  酸素や炭酸ガスなどを吸入して化学反応を行う。

排泄:  老廃物を体外に排出する。 

感受性: 環境の変化を察知する。

運動:  状況に応じて反応したりからだを動かす。

成長:  成長期に成長し成熟する。

生殖:  自己を複製して子孫を残す。

単細胞でさえ上記のような広範な機能を持っています。多細胞生物では、個々の細胞がそれぞれ専門化して機能を分担しています。

1-2.生命体と非生命体の相違点

生命体と非生命体で大きく異なる点があります。

非生命体は、時間の経過とともに次第に風化し、朽ちて崩壊していきます。長い時間で見ると高い山も雨、風、日照、地震、その他の自然作用によって次第に崩れて低くなり高低の差が小さくなっていきます。すなわち変化のある状態から変化の少ない状態へ、秩序のある状態から無秩序の状態へ進行していくのが自然の法則です。「熱力学の法則」と呼ばれています。

しかし生命体は、誕生後、成長し、活動し、生殖し、周囲に影響を及ぼし、巣や集団を作るなどして秩序を構築します。生物が死ぬと、個体は朽ちて崩壊してしまいますが、子孫の生命体が生きている間は秩序を作り続け、自然の法則に逆らうように見えます。

生物が全く存在しなかった初期の地球に、初めて生物が出現して以降、地球の様子が大きく変化してきました。海には魚類が繁栄し、陸には植物類が繁茂して地表が緑に覆われ、それらを食料とする多様な動物類が進化し、さらに人類が出現して以来、地球そのものに大きな影響を及ぼしています。

非生物は次第に崩壊の方向へ、生物はそれとは逆に成長し、生殖し、繁栄し、周囲の環境を変えて、構造化の方向へ向かいます。方向性が180度真逆です。この点が生命体と非生命体で大きく異なります。

なお、生命体は動き、非生命体は動かないと考えても大筋では間違いではありませんが例外が生じます。

例えば、小動物「クマムシ」は生存条件が満たされなくなると、自ら干からびて全く動かなくなります。数十年でも動かずに耐え、水一滴垂らすと生き返って生命活動を再開します。また、2000年以上の間、地中に埋もれていた古代ハスの種が、見事に蘇がえり立派な花を咲かせることがあります。

逆に水晶などある種の鉱物は、物理的条件が揃うと結晶が生じて徐々に成長します。しかし通常これらは生命体


<講座のお知らせ>

「宇宙と生命」の謎を読み解く! 連続講座  

宇宙の構成要素を大別すると、恒星、惑星、銀河、ブラックホールなどの「物質」と、いのち、心、意識、生命エネルギーなどの「非物質」とに分けることができます。そして人間や生物は、物質と非物質の両方から成り立っているため、現代科学では解明できない謎や不思議が数多く残っていると考えることができます。

本講座は「物質」と「非物質」を結びつける仮説群に基づき、「宇宙と生命」の謎を読み解こうとする連続講座(全6回)です。宗教とは一切無関係です。

お話は、宇宙の謎、物質の根源、人間の謎、生命の謎、仮説群、健康のレベルアップ、価値観の転換など広範囲に及ぶ予定です。最新科学の成果を基点として、その延長線上に視野を広げていきます。

なお、例年の参加者の半数以上は女性の方々であり、他県など遠方から参加される方々もおられます。

 主要テーマ: 宇宙の謎、人間の謎、生命の謎、宇宙のしくみと応用

◎ 最新科学で解ってきたことは? :天体・宇宙の構造、宇宙のはじまり、素粒子・・・

◎ 科学で未解明の謎は? :ダークマター、ダークエネルギー、物質の根源、生命・・・

◎ 科学の問題点は?  :観測できる物質だけが対象、非物質は対象外・・・

◎ 人間の凄い能力は? :心の働き、生命エネルギーの働き、命の働き・・・

◎ 物質と非物質を結ぶ仮説 :21の仮説群=宇宙のしくみの根幹、真理の究明法・・・

◎ 進化の原動力は?  :様々な進化論の欠点、意識の働き

◎ 今何が問題か?  : 世界的な格差・紛争の拡大、地球環境の悪化、その対処法

◎ 健康増進のポイント: 健康のグレードアップ、宇宙のしくみの応用

  

場所: 立川市中央図書館ビル5階女性総合センター「アイム」 学習室

    東京都立川市曙町2-36-2(JR立川駅北口徒歩3~4分) 

日時: 

第1回:10/20(日)9:3511:45 :宇宙の謎、不思議なこと1  済み

第2回:11/17(日)9:3511:45 :物質の謎、不思議なこと2  済み

第3回:12/15(日)9:3511:45 :人間の謎、不思議なこと3  済み

第4回: 1/19(日)9:3511:45 :生命の謎、不思議なこと4

第5回: 2/23(日)9:3511:45 :宇宙のしくみと応用

第6回: 3/15(日)13:3016:00 :まとめ・懇談会

会費: 300円/回(資料代)

定員: 各回20名(申込み順)、<1回だけの参加も歓迎いたします>

申込: 関口まで

電話:090-8849-2582 or 042-536-1273   EMAILsekiguchi.m@ozzio.jp 

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   関口 素男

    sekiguchi.m@ozzio.jp








# by jiriki-tachikawa | 2019-12-24 07:54 | 応用編メールマガジン

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第69号

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第69号

はじまり物語

  

. 宇宙のはじまり

[E-3] 一般的な宇宙論との相違

一般的な宇宙論に関しては、[E-1] 様々な宇宙論 でその要点をご説明してきました。これらと、[E-2]私の宇宙論 との主要な相違点をあらためてご説明いたします。

1.宇宙の範囲: 「物質」宇宙 vs「物質+非物質」宇宙

一般的な宇宙論における宇宙の範囲は、物質宇宙すなわち天体が中心であり、非物質すなわち、こころ・意識・いのち・気のエネルギーなどは除外されています。一般的な宇宙論ではこれらに関して、哲学や宗教の範疇であるとして知らぬ振りをしています。現代科学は物質を扱う物理学を中心にして発展してきたからです。

私の宇宙論は、物質だけでなく非物質を含め全体を俯瞰して論じています。

2.空間の次元:  3次元空間 vs 高次元空間

一般的な宇宙論は、「3次元空間+時間」を前提にしています。アインシュタインの相対性理論もそれを前提にしています。多くの科学者は未だにアインシュタインに引きずられています。その結果、様々な謎が放置されてきています。

私の宇宙論では、空間の概念を3次元空間から高次元空間に拡げています。そして細部は別にしても全体を大枠として包含して論じています。

高次元空間に拡げることで時間・空間の制約が融けて、様々な分野における難問が解消の方向へ向かいます。例えばダークエネルギー、素粒子の様々な振る舞い、素粒子のもつれなどです。 

また人間の様々な不思議な能力、現象のいくつかを説明できるようになります。

3.物質が存在できる空間は3次元空間

私の宇宙論では、物質が存在できる空間は3次元空間だけであり、高次元空間に物質は入り込めないと考えます。人間の肉体は3次元空間に所属し、心や意識やいのちは高次元空間に拡がっています。人間の高度な働きや不思議な能力は、この複雑な構造に起因していると考えています。

したがって肉体の探求だけで、人間や生命体の本質を究明することは不可能と考えています。

4.物質と非物質の相関:  相関なしvs 相関あり

一般的な宇宙論では、物質と非物質は互いに無関係であり相関なしと考えています。現代科学は17世紀のデカルト、ニュートン以来、物質と非物質は互いに相関がないことを前提にして急速に発展してきました。難解で厄介な非物質を切り離すことで身軽になれたからです。しかし最近になって物質と非物質の相関を示す事例が少しずつ明らかになってきています。科学の大前提が崩れ始めています。でも科学者は目を閉じて知らぬ振りをしています。

私の宇宙論では、物質は非物質に影響を及ぼし、非物質も物質に影響を及ぼすと考えています。例えば、脳の活動で意識が生まれ、意識の働きで物質に作用を及ぼし得ると考えています。そして現実にそのようなことが確認されつつあります。

デカルトの「物心2元論」や現代のほとんどの科学者が信じている「唯物的1元論」は誤りであると考えます。

5.意識はつながり得る

人間・生命体の意識は高次元空間「気の海」に拡がっており、全てがつながり得ると考えます。「気の海」の中に境界はなく、また意識は振動であり、共振しさえすれば他の意識と共鳴するからです。なお高次元空間は空間・時間を超越しているので、距離や時間や時代と関わりなくつながり合い、影響を及ぼし得ると考えます。

例えば、現代人が1000年以上前に1000km以上離れた土地に住んでいた人とつながり合い、意思疎通をすることができます。実際にそのような実例があります。

6.意識は消滅せず永遠に残存する

人間・生命体の意識は、死後も消滅せずに「気の海」に残ると考えます。一般的には「霊」という言葉が使わるようですが、ここでは意識という言葉で統一しています。

一生の間に生じた意識の全ての瞬間が動画のように切れ目なく残存します。DVDの容量や枚数を気にする必要はありません。「気の海」の容量は無限だからです。

事故などで人が空中を落下するほんの1秒足らずの間に、今までの人生の経過が走馬灯のように思い出されたという話を時々聞きますね。脳細胞の動作速度は遅いので脳の働きだけでは無理と思います。

インターネットの情報は積極的に消去しない限り残存し続けます。同様に「気の海」の情報や意識は完璧に残存します。

7.いのちの本質は生命エネルギーと生命情報である

生命体の「いのち」の本質は「根源のエネルギー」の集約体であり、それを生命エネルギーと呼びます。気の渦巻きをイメージすると解りやすいかも知れません。その生命エネルギーの振動形態によってその生命体の「生命情報」を保持すると考えます。

生命体は、生命エネルギーと生命情報によって生まれ、成長し、繁殖し、子孫を残し、いのちを後代にリレーしていきます。

8.全ての生命体は意識をもつ

人間だけでなく、動物、植物、昆虫、単細胞生物などすべての生物が意識を持つと考えます。もちろん生物の種によって意識の高低・濃淡はあります。ただし個々の個体の意識だけでなく、種全体の意識が統合されて、より高い意識が形成されると考えます。そしてこの統合意識はそれぞれの種の強い成長意欲、繁栄意欲を持つと考えます。

環境の悪化などが継続する場合、種の統合意識が、何としても生き残ろうと努力し、画策し、試行し、それらが集積して進化の原動力になると考えます。



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◎ 科学の問題点は?  : 観測できる物質だけが対象、非物質は対象外・・・

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◎ 物質と非物質を結ぶ仮説 : 21の仮説群=宇宙のしくみの根幹、真理の究明法・・・

◎ 進化の原動力は?  : 様々な進化論の欠点、意識の働き

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◎ 健康増進のポイント : 健康のグレードアップ、宇宙のしくみの応用

  

場所: 立川市中央図書館ビル5階 女性総合センター「アイム」 学習室

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日時: 

第1回:10/20(日)9:3511:45 :宇宙の謎、不思議なこと1  済み

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第4回: 1/19(日)9:3511:45 :生命の謎、不思議なこと4

第5回: 2/23(日)9:3511:45 :宇宙のしくみと応用

第6回: 3/15(日)13:3016:00 :まとめ・懇談会

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# by jiriki-tachikawa | 2019-11-20 12:29 | 応用編メールマガジン

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第68号

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第68号

はじまり物語

  

. 宇宙のはじまり

[E-2] 私の宇宙論(推論)

2.宇宙のはじまり

私の宇宙論における「宇宙のはじまり」(推論)です。

(1)大宇宙すなわち高次元の「気の海」の中に、微小な3次元の泡空間が生ずることがあります。この泡空間が「サブ宇宙」のはじまりであり、泡の発生とともに3次元空間ができ時間が流れ始めると考えます。

泡の発生以前のその場所には3次元的な空間も時間もありません。高次元の大宇宙、すなわち「気の海」があるだけです。高次元空間では時間と空間の概念がなく、あるいは概念が変質しています。

3次元の泡空間は、1つではなく多数あり、発生したり、消滅したり、大きくなったり、小さくなったり変化すると考えます。イメージ的には、滝つぼの水中に次々と泡が発生したり消滅したりする様子に似ていると考えます。

(2)3次元の泡の内側だけが「サブ宇宙」であり、物質が存在できる物質宇宙の場となります。そして泡の外側は高次元空間であり物質は存在できないと考えます。

また3次元に限らず、1次元、2次元、4次元、5次元、6次元・・など様々な次元の泡もあり得ると考えますが、ここでは3次元のサブ宇宙に限定して説明しています。

(3)大元である「大宇宙」すなわち「気の海」の「はじまり」に関しては残念ながら解りません。「気の海」は高次元空間であり3次元的な時間と空間を超越しています。したがって、はじまりという概念が変質してしまうからです。3次元の制約を受けている人間の分際では「大宇宙のはじまり」に関して解らなくて当然と考えます。

大宇宙は多分、最初からそこにあったと考えるのが一番近いのかも知れません。

3.サブ宇宙の構造

(1)3次元の泡空間すなわち「サブ宇宙」は、球殻状のフィルター(網目)に覆われており、その外側から仕切られています。3次元の泡の内側には「気の海」から「ダ-クエネルギー」が流れ込み、様々な変化が発生します。流入するエネルギー量が多い場合は泡を押し拡げてサブ宇宙が拡大・成長します。

なお、「ダークエネルギー」とは「気の海」の「根源のエネルギー」が3次元空間に流入(投影)された時のエネルギー形態であり、3次元空間に均一に拡がると考えます。

(2)微小な3次元の泡空間が発生しても、微小なままで成長できなかったり、消滅するものも多くあると考えます。

(3)「ダ-クエネルギー」が絶えず流入して泡空間が成長していくと、泡の内側では条件によって微粒子の対生成・対消滅が繰り返され、また素粒子や原子が生成されていくことがあります。

(4)「ダ-クエネルギー」が勢いよく流入して素粒子や原子が無数に生成されると、それらが集合して、しだいに恒星、銀河、銀河団、ブラックホールなどが形成され「サブ宇宙」と呼ぶにふさわしい物質空間に成長します。

(5)物質は球殻状のフィルター(網目)の内側だけに存在でき、外側に出ることはできません。フィルターの網目サイズは極微であり、10のマイナス33cm程度が想定されます。

なお球殻状のフィルターは、もちろん物質でできているわけではなく、そのような機能が3次元空間に備わっていると考えます。

(6)3次元のサブ宇宙は物質を存在させるための舞台装置であると考えることができます。

私たちが認識できる物理法則、物理定数は、私たちのサブ宇宙において成り立ちますが、他のサブ宇宙では異なる物理法則、物理定数に制約される可能性があります。

(7)個々のサブ宇宙は、物資レベルでは独立しています。しかし、非物質レベルでは影響し合う可能性があります。心、意識、いのちなどは、「気の海」の振動ですから、あるサブ宇宙から別のサブ宇宙に伝わる可能性があります。「気の海」はひとつであり、境界がないからです。当然ながら、サブ宇宙内部のあらゆる天体間では、心、意識、いのちなどが自在に伝わります。

. サブ宇宙の膨張・収縮・終焉

(1)「気の海」からサブ宇宙にエネルギーが供給され続けるとサブ宇宙は膨張を続けます。そして急激にエネルギーが流れ込むと、インフレーション+ビッグバンも発生し得ると考えます。

供給が低下すると重力によってサブ宇宙は収縮に向かいます。供給が完全停止されるとサブ宇宙がつぶれて消滅することもあり得ます。

(2)一方向的な膨張または収縮だけでなく、条件によっては膨張と収縮を交互に繰り返すこともあり得ると考えます。

(3)「気の海」からサブ宇宙へ供給されるエネルギーは、「ダークエネルギー」と呼ばれます。別のサブ宇宙に蓄積されたエネルギー(例えば超巨大ブラックホールのエネルギー)などが他のサブ宇宙にダークエネルギーとして流れ込むことも考えられます。「気の海」は高次元空間ですから、エネルギーの働きは空間・距離・時間などを超越するからです。

(4)滝つぼの泡の例で言えば、滝つぼに落下する水の量や落ち方の変化によって、滝つぼ内部の泡の生成・消滅が変化します。すなわち滝つぼの内部だけでなく、滝の上の水流、水量も大きく影響します。

同様に、サブ宇宙の生成・膨張・収縮・消滅は、「気の海」全体の振動・動きによって影響されると考えます。具体的にそれがどのようなものかは残念ながら人間の分際では皆目解りません。

表現を変えると、「高次元空間の働き・意思」が3次元空間(泡空間)に投影された世界がサブ宇宙、物質宇宙であると考えることもできそうです。

次回は、一般的な宇宙論と私の宇宙論との主要な相違点について述べてみます。


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   関口 素男

    sekiguchi.m@ozzio.jp






# by jiriki-tachikawa | 2019-10-18 10:39 | 応用編メールマガジン

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第67号

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第67号

はじまり物語

  

. 宇宙のはじまり

[E-2] 私の宇宙論(推論)

私の「宇宙のしくみに関する21の仮説」を基にして考えると次のような宇宙論になります。

1.宇宙の構造

(1)宇宙空間にあまねく「根源のエネルギー」が拡がっていると考えます。<<仮説1>>

私たちの知るエネルギーは、熱エネルギー、運動エネルギー、電気エネルギーなど、物質の変化に伴うエネルギーですが、「根源のエネルギー」は物質の存在を前提にしません。物質が全く無い空間にも拡がっています。宇宙空間は「根源のエネルギー」で満たされていると考えます。

(2)そして「根源のエネルギー」は3次元よりも次元の高い「高次元の空間」に拡がっていると考えます。<<仮説2>>

3次元空間の制約を受けている私たち人間は、高次元空間の様子を認識することはできません。「根源のエネルギー」の存在を直接観測することもできません。

高次元空間の具体的な次元数は不明ですが、10次元以上が想定されます。

(3) 「根源のエネルギー」が凝集すると物質が生じ、物質の背後に「根源のエネルギー」がリンクし、その物質に関する情報を保持します。<<仮説3>>

条件が整うと根源のエネルギーが凝縮して素粒子すなわち物質が生じます。条件が崩れると、素粒子が消滅して根源のエネルギーに戻ります。

そして「素粒子」の背後には、その素粒子を成り立たせるための「根源のエネルギー」が集約あるいはリンクしていると考えます。その根源のエネルギーは振動しており、その振動の波形によって素粒子に関する情報を保持しています。素粒子や物質の性質は、集約あるいはリンクしている情報に基づきます。

(4)「根源のエネルギー」は万物の根源であり、「気」と呼ぶことにします。そして水の海に例えて、宇宙空間を「気の海」と考えます。<<仮説5>>

「根源のエネルギー」は万物・万象の根源であり、物質形成、宇宙形成、生命体創出、意識形成など様々な働きの根源であると考えます。その働きを含めて「根源のエネルギー」を「気」と呼びます。

「気」はエネルギーそのものですから本質的に動的であり、「気の海」は絶えず動いている、振動していると考えられます。水の海が絶えず動いているように、「気の海」は宇宙全体に拡がり絶えず動いている、振動していると考えます。

(5)「気の海」の振動を「心」と総称することにします。「心」は「気の海」の振動に基づく「情報」を持ちます。<<仮説6>> 

「気」と「心」の関係は、「水」と「波」の関係に似ています。海の水には様々な振動や動きや流れがあります。海の表面では、小さなさざ波や、大きな波、巨大な津波もあります。

海の中にも動きがあります。海流、深層海流、渦巻き流など様々な動きがあります。その動きがさらに別の動きを誘導します。これらの振動、動き、流れは、それぞれに応じた「情報」(意味)を持っていると考えられます。  

同様に広大な「気の海」にも様々な振動、動き、流れなどがあり、それらを「心」と総称します。心は「気の海」の振動であり、振動に対応した情報を持っています。ここでの「心」は、脳に浮かんだ表面意識など私たちが普通に使う「心」を当然含みますが、その範囲をさらに大幅に拡張しています。

さらに人間や生物の「意識」や「いのち」も、「気の海」の振動、動き、流れと考えます。

「気の海」は宇宙全体に拡がっているのですから「心」も宇宙全体に拡がり得ると考えます。

「気」は根源のエネルギーですから、「気の海」はエネルギーと情報を併せ持つことになります。

(6)「気の海」には多数の「宇宙」が浮かんでおり私たちの「宇宙」もそれらの一つであると考えます。「気の海」は、天体、物質、非物質、宇宙など、すべてを包含する「大宇宙」であると考えます。<<仮説21>>  

広大無辺の「気の海」の中に、私たちの「宇宙」が浮かんでいます。「宇宙」は「気の海」から見ると、「サブ宇宙」の位置づけになります。「サブ宇宙」は私たちの「宇宙」だけでなく他にも多数あり得ると考えます。

「気の海」は高次元空間であり、「サブ宇宙」は高次元空間に浮かんだ有限の3次元空間です。「気の海」は多数の「宇宙」を包含し、物質はもちろん非物質(こころ、意識、いのち)などすべてを包含しますので「大宇宙」と位置づけます。大宇宙の本態は「気の海」であり、ここから万象・万物が生まれると考えます。


宇宙の構造に関しては上記の説明だけでは解り難いかと思います。

できれば、拙書「大宇宙のしくみが解かってきた!」をご参照ください。背景や例え話なども含めて解りやすく解説しています。

富士健康クラブ 

   関口 素男

    sekiguchi.m@ozzio.jp







# by jiriki-tachikawa | 2019-09-11 11:49 | 応用編メールマガジン

中高年を主対象とする健康・長寿・自己実現のための健康クラブです
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