富士健康クラブ

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編2」]  第4号


[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編2」]  第4号  

第1章 健康の基本

1-3.からだの防御システム

1.防御システム

生命体には様々な病気に対する「防御システム」が何重にも張り巡らされています。病原菌に対する防御、ウイルスに対する防御、ガンに対する防御、化学物質に対する防御などなどです。全ての細胞が元気はつらつと活動して、個々の細胞本来の機能を維持できれば、防御システムも有効に機能します。そして病気やガンにかかる可能性が大幅に減少します。
様々な病気がありますが、もっとも手強い「ガン」を念頭にして防御システムをご説明していきます。

2.ガンに対する防御システム 

同じ地域で似通った環境で生活していても、ガンにかかる人もいれば、かからない人もいます。また、誰でも毎日数千個のガンの卵が体内に発生しているとも言われています。一説では、細胞内における正常な代謝の過程でも、1細胞につき1日あたり50,000~500,000回の頻度で細胞内の遺伝子が損傷されているとも言われています。それでもガンにかかる人もいれば、かからない人もいます。何がこの差を生むのでしょうか?
そもそも人は何故「ガン」にかかるのでしょうか?

(1)ガンは、様々な要因によって細胞の遺伝子が損傷を受けることに起因して発生します。要因としては、活性酸素説、遺伝子複製ミス説、発ガン性物質説、放射線説、電磁波説、加齢説、ウイルス説、ストレス説など様々あります。

(2)かりに遺伝子が損傷しても、細胞自身が持つ様々な「遺伝子修復機能」が働くことによって、多くの細胞の遺伝子は自動的に修復され正常化されていきます。「遺伝子修復機能」は、遺伝子の損傷の状況に応じて様々な修復方法を用意しています。調べれば調べるほど、その仕組みは高度で精密で驚異的です。凄いですね! 

(3)遺伝子修復機能によっても正常化できなかった細胞、あるいは不要になった細胞は、組織全体に悪影響を及ぼさないように、その細胞自らが自殺スイッチをONにして「自殺死」していきます。(細胞の自殺死=アポトーシスと呼びます) 
アポトーシスは、損傷した細胞がガン化して、体全体が生命の危険にさらされるのを防ぐための「切り札」として機能します。

(4)それでも僅かに自殺死に失敗して自己増殖を続けるガン細胞が残ります。それらに対しては、白血球を中心とする「免疫システム」が働き、ガン細胞を個別に破壊していきます。白血球にもいろいろ種類がありますが、「T細胞」、「B細胞」、「ナチュラルキラー細胞(NK細胞)」などが主役を務めます。
したがって、通常ならガン細胞が成長してガンが発症する可能性はとても小さい筈です。

(5)ここでは省略しますが、防御機能は他にもいろいろあります。生命体には、このように何重にも防御システムが張り巡らされており、簡単に病気やガンにかかることがないように基本設計がなされています。
したがって個々の細胞自身が「元気はつらつ」としていれば、全ての細胞が互いに協調し、生き生きと活動して、神様が設計したとおりに本来の防衛機能を発揮します。そして、ガン細胞が大きく成長してガンを発症する可能性は小さくなります。すなわち、からだ全体の「生命力」、免疫力が旺盛であることが極めて重要です。

(6)逆に、生命力、免疫力が低下すると、からだの防衛力が低下してしまいます。そしてガン化を抑えられなくなってガンが発症してしまうことになります。「カギ」は、生命力、免疫力を落とさないことです。


<補足>  生命力とは?

(1)加齢とともに、鉄壁の防御システムも少しずつ機能低下してくると言われています。したがって、年齢を重ねれば重ねるほど、「生命力」を高く維持することがとても重要になってきます。

(2)「生命力」という言葉は、「生命を維持していこうとする力、あるいはその働き」を指しています。「生命力の高い状態」は、簡単に言えば、「元気溌剌としている状態」と言ってよいと思います。別の言い方をすると、「生命エネルギー」が満ち溢れ、「エネルギー体」が正常に整っている状態と言うこともできます。

(3)「自然治癒力」や「免疫力」も、「生命力」の一環として考えます。その意味では「生命力」ひとことで事足りるのですが、敢えて、生命力、免疫力 と言葉を並べて使っています。ガンなどに対しては、「T細胞」、「B細胞」、「ナチュラルキラー細胞(NK細胞)」などを主役とする「免疫システム」が重要な役割を担っているからです。       
したがって、全ての細胞、そしてからだ全体の「生命力、免疫力」を高めておくことが極めて重要です。


3.生命力、免疫力を高めるには?

では、どうやって、生命力、免疫力を高めたら良いのでしょうか? 

(1)先ず既にご説明した「健康の基礎」が重要です。
すなわち、「良質な食事」、「適切な運動」、「休養と睡眠」に心掛けます。
そして「健康に良くない生活習慣」(タバコ、過度の飲酒、栄養過多、過度の疲労・ストレス蓄積、日焼けなど)を改めます。

(2)全ての細胞が元気はつらつと活動して、個々の細胞本来の機能が維持されれば、防御システムも有効に機能します。しかし現実の日常生活においては、様々な阻害要因によって全ての細胞がいつも元気一杯という訳にはなかなかいかないことが多いのです。
それら「生命力」を阻害する要因を減らしていくことが決定的に重要です。

(3)「生命力」を阻害する要因は沢山あります。
例えば、「良質な食事」、「適切な運動」、「休養と睡眠」のどれかが欠けても阻害要因になり得ます。他にも色々あります。
一番判り易い例は、酸素不足です。
全ての細胞にとって、酸素と養分の供給が不可欠です。これは、呼吸機能と循環機能によって行われます。誰でも心が落ち込んでいる時や、深く悩んだりしている時は、自然に呼吸が浅くなります。呼吸が浅くなると、酸素の取り込みが大幅に低下し、部分的には通常時の何分の一かの酸素しか供給されない組織が増えてきます。
酸素と養分が不足すれば、細胞は機能を果たせなくなり、生命力は落ち、最終的にはその細胞は死に至ります。実は部分的にはそんなことが意外と簡単に起こってしまうのです。それらが病気の元になると言ってよいと思います
しっかりした呼吸が重要であることがお判り頂けることと思います。

(4)生命力、免疫力を高めるには、「生命力」を阻害する要因をなくすことが大事ですが、さらに生命力を高めるための重要な方法論があります。
具体的には第3章でご説明いたします。


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   関口 素男
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# by jiriki-tachikawa | 2017-06-03 09:50 | 応用編メールマガジン

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編2」]  第3号


[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編2」]  第3号  

第1章 健康の基本

1-2.健康の基礎

健康のために最低限必要なことは以下の通りです。
まず、「良質な食事」、「適切な運動」、「休養と睡眠」に心掛けます。そして「健康に良くない生活習慣」(タバコ、過度の飲酒、栄養過多、過度の疲労・ストレス蓄積、日焼けなど)を改めます。
これが健康の基礎です。これは今まで言われてきたこと、そのままです。これらに関しては毎日のようにテレビ、新聞、雑誌、その他のマスメディアを通して情報が溢れていますので、ここで説明する必要はないと思いますが、敢えて要点だけを記します。

1.「良質な食事」

「食事」は、からだに必要な原材料を供給する行為であり言うまでもなく極めて重要です。必要な原材料が不足したら「からだ」はお手上げになってしまいます。もっともっと食事内容に留意しましょう。
世の中には数え切れないほどの「食事法」が提唱されています。提唱者の価値観、目的、着眼点、こだわり、経験によって提唱内容も様々です。中には真反対な食事法もあります。
本来は、「からだの声」を聴いて、「食べたいときに、食べたいものを、食べたいだけ食べる」のが理想ですが、誰でも可能ではありません。「からだの声」が聴こえない方には無理ですね。
ここでの「良質な食事」とは「バランスのよい食事」と考えても結構です。
具体的には下記に留意しましょう。

(1)多品目の食事
極力多品目の食品を積極的に摂取しましょう。
人間のからだは驚くほど多種類の元素を取り込んでいます。多種類の元素を取り込まないと健全な生命活動が維持されないようです。おにぎり、パン、麺類だけなど、単品に近い食事は避けましょう。後述の「補足」をご参照ください。

(2)「抗酸化物質」をしっかり摂りましょう。
病気や老化を防止するためには「抗酸化物質」の摂取が不可欠です。食物中の「抗酸化物質」としては、次のようなものがあります。

◎ビタミン類:  ビタミンC、ビタミンE、カロテンなど。
◎ポリフェノール類:  植物の色素や苦味成分。 カテキン・アントシアニン・リコピン・ゴマリグナン・イソフラボン、ペクチンなど。

上記を一言で言えば、「野菜・海藻・きのこ・果実類を多く摂りましょう」ということになります。なお、ビタミンEは、植物油の中に多く含まれています。
また下記のミネラル類の摂取が大事です。
◎ミネラル類:  鉄・銅・亜鉛・カルシウム・カリウム・マンガン・セレンなど。

(3)主食を少なめに、副菜を多めに摂りましょう。

◎)若い方やエネルギーを多消費する方は別ですが、中高年以降で活動量が低下気味の方は、ご飯やパン、麺類などの炭水化物(主食)は控え目にしていきましょう。逆に野菜類を中心に副菜を多めに摂りましょう。タンパク質が欠乏しないように留意しましょう。

◎野菜類は、種類も量も多めに摂りましょう。
毎日350gの野菜摂取が必要とされています。これは相当な量になります。市販のお弁当などに添えられている野菜では大幅に不足している場合が多いと思います。
日本人の野菜消費量が年々減少しており、慢性的に野菜不足の方が増えていると言われています。


<補足1>  抗酸化物質

(1)病気やガンの発生原因のひとつに「活性酸素」があります。「活性酸素」は全身の細胞の中でエネルギー代謝を行う過程などで自動的に発生してしまいます。「活性酸素」は細胞自身や臓器を酸化させ、変質させます。その際に遺伝子が影響を受けるとガン化する可能性があります。

(2)この有害な「活性酸素」を消去するのが、「抗酸化物質」です。神様はさすが!!!です。人体の中で自動的に「抗酸化物質」(SODなど)を合成して、「活性酸素」の害を消去しています。残念なことに、加齢とともにこの「抗酸化物質」の合成機能が低下していきます。その結果、一言でいえば、酸化・老化が進み、自然治癒力も低下していきます。

(3)したがって食事の中で「抗酸化物質」をしっかり摂り入れる必要があります。
上記の、ビタミン類、ポリフェノール類、ミネラル類などは、抗酸化物質として極めて重要ですが、生命活動を潤滑に行う上でもとても重要です。

(4)私は普段の食事で野菜類を十二分に摂取していますが、万が一にも不足しないように、ビタミン類、ミネラル類をサプリメントとしても摂取しています。必要なものは微量栄養素であっても1日たりとも絶対に不足させないようにするためです。

(5)抗酸化作用のある野菜や果物などは下記の通りです。
*アントシアニン(ブルーベリー・カシス)
*スルフォラファン(ブロッコリー)
*βカロチン(緑黄色野菜)
*リコピン(トマト)
*カプサイシン(唐辛子)
*アスタキサンチン(鮭・イクラ)
*ルテイン(ケール・ほうれん草)
*フコイダン(海藻)
*βグルカン(キノコ)
*ペクチン(リンゴ)
*ケルセチン(そば)
*ルチン(そば)
*カテキン(お茶)
*イソフラボン(大豆)
*カルコン(明日葉)
*クロロゲン酸(コーヒー豆)
*ロズマリン酸(シソ)
*ゴマリグナン(ゴマ)
*クルクミン(ウコン)
*ンニン(お茶)
*テアフラビン(紅茶)


<補足2> 1滴の血液成分

人間の血液を精密に分析できるようになってきました。超微量な元素も含めると、血液1滴に実に78種類の元素が含まれていることが最近判ってきました。自然界に存在する元素は、一番軽い水素から、一番重いウランまで92種類しかありません。すなわち92種類の内、実に85%にあたる78種類の元素が血液1滴に含まれているのです。これは驚くべきことです。必要があるからこそ78種類もの元素が取込まれていると考えられます。私たちは様々な食品を摂取して、必要な元素が欠乏しないように留意する必要があります。できる限り多品目の食材を摂取しましょう。


2.「適切な運動」

人間は動物の仲間ですから、動くことを前提に設計されています。動かないと、次第に筋肉・骨格・循環器系が退化し、身体機能も全般的に低下して老化が促進される可能性があります。
宇宙飛行士が長期間の宇宙滞在を終えて地球に帰還した際、しばらくは自分ひとりで立上ることさえできません。使用しない体は、どんどん退化し老化が促進されていきます。
最近の病院では、開腹手術した患者でさえ翌日からリハビリを開始して、とにかく動くことを促しています。

若いときは、お好きな運動・スポーツをするのが良いと思います。しかし今まで特に運動をしていない中高年の方が新しく始める場合は下記に留意しましょう。

○出来れば激しい運動は避けましょう。
激しい運動、強い運動によって故障や怪我の可能性が高まります。また加齢が進むとその運動を止めた時に、リバウウンドが起きる可能性も高まります。

○出来れば動きが穏やかで、楽しく継続できるものを選びましょう。
80歳、90歳、100歳になっても続けて出来ることが大事です。
運動量は少なくても、楽しく継続できることが何よりも大事です。

○歩行が困難な状況の場合は、ふくらはぎや腿の筋肉を動かしましょう。椅子に座って両足のかかとを交互に上げたり下げたりするだけでも、ふくらはぎ筋肉の血流ポンプが働きます。
交互に片脚を上げて膝を伸ばすと、さらに全身の血流が上昇します。ゆっくり動かすのがコツです。

○出来れば、「気功」や呼吸法など「気」を高めるエクササイズを試しましょう。
気功は、「気のからだ」を整え、「生命力」を高めるので、病気予防、ガン予防にも効果があります。加齢にともなって体力が落ちてきた時に、気功の効果をハッキリと実感できるようになってきます。

今までスポーツをやってきた方も、熟年以降は穏やかなものに軌道修正される方が良いかも知れません。


3.「休養と睡眠」

休養と睡眠が大事であることは誰でも認識できます。解かってはいてもしばしば働き過ぎたり、過労を溜め込んだり、睡眠不足になったりします。軽度であれば自然に回復しますが、限界を超えると病気、怪我の元になりかねません。意識して「休養と睡眠」を心掛けましょう。

(1)昼間は活動時間帯
○同じ姿勢や同じ動作を長時間続けないようにしましょう。
同じ姿勢や同じ動作は、特定の筋肉や機能を酷使することになります。使われっぱなしの筋肉や機能は、疲労し、疲労物質が蓄積し、硬化してしまいます。
立ちっ放しや座りっぱなしはよくありません。適宜休憩をとったり、姿勢・動作を変化させましょう。
○出来れば昼休みなどに10分~15分の仮眠をとりましょう。とてもスッキリします。ただし20分以上の仮眠はかえって逆効果になることがあります。
○日が落ちたら仮眠をとらないようにしましょう。夜間に眠れなくなります。

(2)夜間は修復時間帯
○夜間の就寝中に、からだの各器官や内臓の修復が細胞レベルで行われます。したがって睡眠時間が短いと修復作業を妨げます。修復作業が完了しない間に活動時間帯に入ってしまい、疲労を一層溜め込むことになります。
○就寝時は空腹状態になるように、夕食と就寝時との時間間隔をとりましょう。できれば就寝前4時間は食事をとらないように留意しましょう。就寝時に空腹状態でないということは、消化器官に食物が残っている状態です。消化器官はフル稼働中で修復作業どころではなくなってしまいます。
○就寝前にごく軽い運動をしましょう。数分で結構です。
軽い疲労で寝つき易くなります。


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   関口 素男
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# by jiriki-tachikawa | 2017-06-03 09:47 | 応用編メールマガジン

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第2号


[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第2号  

第1章 健康の基本

1-1 健康・寿命

1.健康とは?

健康がすべての基礎になります。健康であれば前向きに仕事ができます。健康であってこそ楽しく趣味に興じることもできます。誰でも健康を願っています。
でも、しばしば病気に罹ったり怪我をしたりします。思いがけず寝たきりになったり、短命で人生を終わる方もいらっしゃいます。
もちろん身体の健康だけでなく、心の健康がとても重要です。

世界保健機関(WHO)は、健康の定義として「健康とは、身体的・精神的・霊的・社会的に完全に良好な動的状態であり、たんに病気あるいは虚弱でないことではない」と提案しています。本メールマガジンでは、主として「からだと心と社会の健康」について考えていきます。

2.平均寿命
厚生労働省によると、2014年度の日本人の平均寿命は、男性「80.50歳」、女性「86.83歳」で上昇を続け、ともに世界一です。ちなみに米国の平均寿命は、男性「76.40歳」、女性「81.20歳」です。
平均寿命とは、現在の死亡状況が今後変化しないと仮定したときに、今後出生する人が何年生きられるかという期待値です。厚労省は毎年1回、各年齢の人が平均してあと何年生きられるかを表す「平均余命」の見込みを計算していて、そのうち0歳児の平均余命が平均寿命となります。
なお、日本最初の平均寿命の統計は、明治24年~31年に調査されたものですが、平均寿命は男性が42.8歳、女性が44.3歳でした。当時は結核や天然痘などの伝染病が多く、乳幼児の死亡率が高かったためと考えられています。120年ほど前のことですが、隔世の感がありますね。

3.健康寿命
平均寿命がいくら伸びても、寝たきり状態が長いのでは長生きの意味が薄れてしまいます。そこで世界保健機関(WHO)は、健康寿命という概念を2000年に提唱しました。
健康寿命とは、介護が必要だったり、日常生活に支障が出る病気にかかったりする期間を除き、自立して過ごせる期間を示します。
世界188カ国の2013年の「健康寿命」を調べたところ、日本が1位だったとする調査結果を米ワシントン大(西部ワシントン州)などの研究チームが発表しました。同チームによると、日本の健康寿命は男性が71.11歳、女性が75.56歳で、男女とも健康寿命は1位でした。健康寿命の男女平均で、2位以下は、シンガポール、アンドラ、アイスランド、キプロスが続きました。

4.平均寿命と健康寿命の差
日本人の平均寿命データは2014年度、健康寿命データは2013年、1年の差があるので本来同列で扱うべきではありませんが、簡単にして単純差を出してみます
男性は、80.50歳-71.11歳=9.39歳、女性は、86.83歳-75.56歳=11.27歳が、健康といえない期間になります。この10年前後の不健康期間は、本人自身が辛いのはもちろんですが、家族や社会や国家の世話になるわけですから、人的にも経済的にもその他様々な点でマイナス影響を及ぼします。
この不健康期間を、全体として如何にして短縮するかが喫緊の課題です。国民全員がさらに健康意識を高め、健康の質をグレードアップしていく必要があります。

5.日本人の死因とガン
厚生労働省の人口動態調査(2015年6月6日発表)によると、日本人の死亡順位は、第1位:ガン(全体の割合:30.1%)、第2位:心臓病(15.8%)、第3位:脳血管疾患(10.7%)、第4位:肺炎(9.8%)、第5位:老衰( 3.4%)となっています。相変わらずガンが不動のトップの座を占めています。ガンを如何にして予防するかが重要ですね。

「国立がん研究センター」が科学的見地から提言している「日本人のためのがん予防法」(2015年12月更新)は下記のようなものです。
(1)喫煙: たばこを吸わない。他人のたばこの煙をできるだけ避ける。
(2)飲酒: 飲むなら、節度のある飲酒をする。
(3)食事: 食事は偏らずバランスよくとる。
 ・ 塩蔵食品、食塩の摂取は最小限にする。
 ・ 野菜や果物不足にならない。
 ・ 飲食物を熱い状態でとらない。
(4)身体活動: 日常生活を活動的に過ごす
(5)体形: 適正な範囲に維持する
(6)感染: 肝炎ウイルス感染の有無を知り、感染している場合は治療する。

どれも一度は聞いたことがあるような文言であり、多くの方々がそれなりに留意している内容と思います。ガンだけでなく、心臓病や脳血管疾患などにとっても必要な事柄です。
でも、ガンもその他の病気もなかなか減らないですね。これを守っていれば「ガン」を予防できるのでしょうか? 私はこれらだけでは本質的に不十分であると考えています。
勿論これらも大事ですが、もっともっと大事なことがあります。これからお伝えする内容は、それらに焦点を当てていこうと考えています。


<補足1>  死亡要因

死亡者のリスク要因別では、第1位は「喫煙」、第2位は「高血圧」、第3位「運動不足」、以下「高血糖」、「塩分過摂取」、「アルコール過摂取」などとなっています。「喫煙」、「高血圧」は誰でも想像できると思いますが、「運動不足」が第3位にランクされています!!
運動は極めて重要です。人間は「動物」ですから、動くことを前提にして設計されているのです。動かないと様々な問題が発生します!
オーストラリアの研究によると、座っている時間が長い人ほど死亡リスクが高まるようです。
座る時間が1日4時間未満の人に対して、11時間以上座る人の死亡率は1.4倍に上昇すると言われています。下半身特にふくらはぎや腿の筋肉を動かさないと、全身の血流が低下して様々な病気の原因になるようです。
同じ姿勢、同じ動作を長時間続けないようにしましょう。


<補足2>  社会保障費

財務省の統計情報によると、日本の社会保障費は高齢化とともに急速に増加しています。
社会保障費の内訳は、医療費、介護福祉費、年金に大別されます。
2013年の医療費は、36.0兆円、介護福祉費は、21.1兆円、年金が53.5兆円で、合計110.6兆円です。これが毎年高率で増加して、2025年には145.8兆円に膨らむと予想されています。2016年度の日本の一般会計予算が96.7兆円ですから、如何に巨大な数値か解かりますね。
医療費と介護福祉費の伸びは極力抑えて、その分を年金に回したいものですね!
そのためには各個人が健康に留意して、健康寿命を引き延ばし、個別の医療費や介護費などを低く抑える必要があります。


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   関口 素男
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# by jiriki-tachikawa | 2017-06-03 09:45 | 応用編メールマガジン

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編2」] 第1号


[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編2」] 第1号  

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編2」]

はじめに

宇宙をはじめ全ての謎はいずれ「科学」が解き明かすと考えておられる方々が多いようです。しかし科学は物質を主対象にして発展してきました。非物質、例えば生命体の本質、いのち、意識、気、生命エネルギーなどは科学の不得意領域であり対象範囲外に置き去られています。見えないし観測できないからです。
一方、合気道、気功、ヨガ、太極拳、古武術、瞑想、東洋医学、精神世界などを研鑽している一部の方々は、見えない世界の不思議な「働き」を実感し、驚愕し、そして活用してきています。しかし、不思議な「働き」が何故どのようにして生ずるのか、そのしくみを説明することは困難であり、数々の謎、不思議が山積しています。

現代は物質文明が頂点に達したそのピークの時代かも知れません。それにもかかわらず現代人が幸福を感じつつ人生を謳歌し、心の底から楽しく生き生きと暮らしているかと問うと、必ずしもそうとは言い切れないのではないでしょうか。物質の豊かさと心の豊かさとは必ずしも比例しません。

地球環境は既に危機的状況にあり、回復可能かどうかが議論されています。21世紀に入って今なお、世界情勢は混迷を深めつつあります。国際政治、国際経済、宗教などが絡み合った深刻な「紛争」が頻発しています。シリア、イラクを中心とする中東の悲劇的な紛争、EU統合崩壊の危機、中国の膨張主義・覇権主義、ロシアの他国侵犯、北朝鮮の狂気、米国の政治的混乱などなど、様々な難問が同時進行しています。世界大戦勃発の可能性さえ論じられています。様々な紛争をどのようしたら解決できるのでしょうか?

また経済的には「格差」の拡大が大問題になっています。個人間の格差はもちろん、地域による格差、国別の格差、世代間の格差など様々な格差が拡がっています。経済的な格差が、日常生活だけでなく、個人の人生の有り様まで左右しています。国内の格差は、地方から都市部への人口流動を促し、過疎化・過密化が進行しています。紛争地域では大量の難民が流出して国際問題が頻発しています。様々な格差をどのようしたら縮小できるのでしょうか?
さらに、コンピュータと人工知能の飛躍的な発展により、今後社会構造が劇的に変化しようとしています。

これら難問を考えようとする際に、「人間観、世界観、宇宙観の共有」がとても大事であると私は考えています。
現在の「宇宙論」は、明らかに物質に偏重し過ぎており、見えない大事なものを放置しています。言わば「片面だけの宇宙論」であると言っても過言ではないと感じています。
前メールマガジン「大宇宙のしくみが解かってきた!」は、今までの宇宙論を大幅に拡張して「大宇宙のしくみ」を読み解いています。
その中心は、物質と非物質を結びつける「21の仮説群」です。恒星、銀河、ブラックホールなどの「物質」と、いのち、心、意識、気、生命エネルギーなどの「非物質」を結びつける「21の仮説群」によって、様々な不思議が解消しています。この仮説群は、物質の世界と非物質の世界を結びつける「統合宇宙論」と言っても良いかと思います。

なお一連のメールマガジンは、私の30数年に及ぶ探求の結果を、出来るだけ解かり易く関心をお持ちの方々にお伝えするのが主目的であり、特定宗教、特定団体との関係は一切ありません。


「応用編2」の概略構成は下記の通りです。ただし今後書き進めていく間に若干変更される可能性があります。

はじめに
第1章 健康の基本
 1-1.健康・寿命
 1-2.健康の基礎
 1-3.からだの防御システム
第2章 大宇宙のしくみ(概説)
第3章 健康のグレードアップ   
第4章 大宇宙のしくみを活かす健康法  
第5章 新たな価値観の展開
第6章 大宇宙のしくみを活かす生き方
おわりに

原則として月3回(5日、15日、25日)に発行する予定です。


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   関口 素男
    sekiguchi.m@ozzio.jp
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# by jiriki-tachikawa | 2017-06-03 09:43 | 応用編メールマガジン

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編2」] 創刊号


[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編2」] 創刊号  

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編2」]
創刊号

新メールマガジン:[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編2」] を2017年4月から発行(再刊)いたします。前メールマガジン「大宇宙のしくみが解かってきた!」の「応用編」の位置づけであり、実用面を強調してまいります。前メールマガジン「大宇宙のしくみが解かってきた!」をご覧になっていない皆様にもご理解頂けるように、「大宇宙のしくみ」の概要も簡単にご説明いたします。

現在の「宇宙論」は、明らかに物質に偏重し過ぎており、見えない大事なものを放置しています。言わば「片面だけの宇宙論」であると言っても過言ではないと感じています。
前メールマガジン「大宇宙のしくみが解かってきた!」は、今までの宇宙論を大幅に拡張して「大宇宙のしくみ」を読み解いています。
その中心は、物質と非物質を結びつける「21の仮説群」です。恒星、銀河、ブラックホールなどの「物質」と、いのち、心、意識、気、生命エネルギーなどの「非物質」を結びつける仮説群によって、様々な不思議が解消していきます。この仮説群は、物質の世界と非物質の世界を結びつける「統合宇宙論」と言っても良いかと思います。

私たちは、普段の生活で「大宇宙のしくみ」など全く意識しません。でも人間は大宇宙の一部ですから、当然その影響を強く大きく受けています。
大宇宙のしくみを理解し活用することができると、特に生命体に関する概念が深化して心身の健康がグレードアップしていきます。そして「大宇宙のしくみ」に沿った人間観、世界観、宇宙観が理解できるようになり、新しい価値観への転換が進み、生き方自体が次第に変化していきます。
人間観、世界観、宇宙観の共有が進展すると、地球環境危機、紛争頻発、格差拡大など世界的規模の諸問題が解決の方向へ向かうことも期待できそうです。現代世界が少しずつでも良い方向へ進展することを願って、月3回(5日、15日、25日)新メールマガジンを発行してまいります。第1号は4/25に配送の予定です。
また本メールマガジンの内容にイラストなどを挿入して、本と電子書籍の形で別途書籍化する予定です


「応用編」の概略構成は下記の通りです。ただし今後書き進めていく間に若干変更される可能性があります。

はじめに
第1章 健康の基本
第2章 大宇宙のしくみ(概説)
第3章 健康のグレードアップ   
第4章 大宇宙のしくみを活かす健康法  
第5章 新たな価値観の展開
第6章 大宇宙のしくみを活かす生き方
おわりに


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# by jiriki-tachikawa | 2017-06-03 09:41 | 応用編メールマガジン

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