富士健康クラブ

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第53号   自力整体のすすめ 

ガンを予防しましょう  2013年12月26日


第53号   自力整体のすすめ 

今回は、自力整体と自力整体整食法について補足いたします。

1.自力整体とは?

(1)「自力整体」(じりきせいたい)は自分ひとりで行う整体法です。
兵庫県西宮市の「矢上 裕」先生が創案された世界的に見ても非常に画期的
な整体法です。自分自身のからだの重みを使って、首、肩、腕、腰、膝、足
など全身のコリをほぐし、からだの歪みを矯正していきます。
大きな治療効果を発揮します。

(2)10数年前に公開されて以来絶えず内容を充実して現在も発展を続けて
おり、全国各地で急速に教室が増加中です。私も自力整体を始めてその効果を
実感し、10数年前から東京立川市で教室やサークルを主宰しています。

(3)自力整体の動作は、ストレッチの動作に似ていますが、単なるストレッ
チと異なり、筋肉のコリを取りからだの歪みを治していきます。
正に「自分ひとりで行う整体法」です。
動作は数え切れないほど沢山あります。仮に全部を順番に行うと、多分20
時間近くかかるくらい様々な動作があります。

(4)様々な動作がありますが、大きく分類すると下記の3つのタイプに
大別されます。

(a)自分自身のからだの重みを使って筋肉を伸ばし、適切に揺すること
により筋肉中に溜まった疲労物質を血管やリンパ管から洗い流します。
その結果、固くなっていた筋肉が柔らかくなり、、しなやかさを取り戻し
ます。(加圧伸展法といいます)

(b)ツボや経絡(気の流れ道)を刺激して、気の流れを調整していきま
す。気の流れが調整されると「気のからだ」が正常化されます。「気のか
らだ」が正常化されると、肉体の歪みの根本原因が取り除かれていきます。
気功の3要素として、「調身」「調息」「調心」がありますが、自力整体
は、最高レベルの「調身」と考えられます。

(c)日常生活では、良く使う筋肉がある一方、あまり使わない筋肉も多
く存在します。この差が極端になると身体に歪みが生じてきます。普段使わ
ない筋肉を働かせてやり、筋肉のアンバランスを解消し身体の歪みの原因を
取り除きます。

(5)動作はシンプルで簡単なものが多く、ヨガのような特定のかたちを求め
るものではありません。ご自分が気持ちよく動かせる範囲で動かすだけでも
十分効果があがります。

(6)自力整体は、動作を中心とする「整体法」だけでなく、「自力整体
整食法」や「自力整体整心法」などを含め、予防医学としての広範な健康
情報を内包しています。

(7)自力整体の教室やサークルでは通常、1時間半から2時間くらいかけ
て、上半身から下半身までじっくりと整体にしていきます。この間沢山の
動作を行いますが、ご自分で気持ちが良いと感じた動作を覚えていただき、
ご自宅で時々行うと、医者要らずのからだに変わっていきます。覚えてしま
えば、一生の宝物になります。

(8)自力整体の 矢上 裕先生のホームページは下記の通りです。
「自力整体公式サイト」 www.jirikiseitai.jp
矢上先生の自力整体の本は既に20冊以上発刊されていますが、先週、新刊
本が発行されましたのでご紹介いたします。
   新星出版社 「自力整体の教科書」 矢上 裕著 2400円+税
タイトルは教科書となっていますが、判り易く丁寧に説明してあり、実技の
DVDもついています。

なお私は東京立川市で教室を開いています。
1回1000円でどなたでもお気軽に体験参加できます。
筆者のホームページは下記の通りです。
     「富士健康クラブ」   fujikc.exblog.jp


2.自力整体整食法

自力整体整食法の具体的なやり方については、前回ご説明いたしました。
今回は、なぜ効果が大きいのかをご説明いたします。

(1)朝食を水分主体に切り替えると、滞留便が排出され易くなります。
朝目覚めると、胃壁からモチリンというホルモンが分泌されて消化管内の
滞留便を排出する機能が働きます。しかし朝食を摂るとモチリンの分泌が
とまり、滞留便が大腸に停滞しやすくなります。これが続くと、重みで大腸
が下垂して骨盤内部の歪みを引き起こし、骨格全体の歪みの原因になり易く
なります。朝食を水分主体に切り替えると、次第に骨盤内部の歪みが消えて
全身が快調になっていきます。

(2)朝食はしっかり摂らないと力が出ないと思っている方が多いと思いま
すが、これは単なる思い込みです。朝食が午前中のエネルギーになり、昼食
が午後の活動エネルギーになるわけではありません。肝臓や筋肉に蓄えられた
糖分がエネルギーになるので、2~3食抜いても活動は十二分にできるのです。
ただ空腹感が発生するので脳が誤解するだけです。

(3)相撲取りは、空腹状態で激しい朝稽古をします。逆に空腹でないと動
けないのです。頭脳労働も同様です。むしろ空腹時の方が集中力が増して効率
が大幅に上昇します。消化のための莫大なエネルギーを、筋肉労働や頭脳
労働に振り向けることができるからです。

(4)満腹状態は病気の元であり、空腹状態が長く続く方が健康に良いと思
われます。
現代人特に中高年世代は、総じて過食気味の傾向にあります。摂り過ぎた栄養
は糖や脂肪として、肝臓や筋肉だけでなく全身の組織に蓄積されます。
糖が血管や様々な臓器にだぶつき始めると、様々な障害や病気の元になります。
朝食の摂取カロリーが減少した分だけでも、健康な方向へ動き出すのです。

(5)夕食を早めにすませて、就寝時は胃の中を空っぽにすることが極めて
重要です。
我々は、睡眠中に1日のからだの疲れをとり、壊れた身体の部分品を修復し、
老廃物などを回収する大事な仕事をします。
もし胃の中に食物が残っていると、睡眠中も消化のために大きなエネルギー
を使うことになり修復作業に支障をきたします。からだがしっかり修復され
ずに朝を迎えることになります。そして滞留便が溜まったり、骨盤が歪む
原因になります。

(6)水分主体の朝食生活を続けて慣れてくると、次第に空腹感を感じなく
なってきます。昼になってもお腹が空かなくなってきます。そうしたら次の
段階の自力整体整食法に移行できるようになります。

自力整体と自力整体整食法をセットで行うことで健康が大幅に促進されます。
以上
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by jiriki-tachikawa | 2013-12-26 00:00 | ガン予防2メールマガジン

第52号   様々な食事法

ガンを予防しましょう   2013年12月19日

 
第52号   様々な食事法 
          
今回は、食事について触れてみます。
ご承知のとおり数え切れないほど沢山の食事法がマスコミを賑わしています。
目的も着眼点も方法も効果も様々と思います。
筆者もいろいろな食事法を試してきていますが、その中から2つだけご紹介
いたします。


1.自力整体整食法

筆者は「自力整体」(じりきせいたい)の教室を開いています。
自力整体の中で推奨している食事法を「自力整体整食法」といいます。
自力整体整食法にもいくつか種類がありますが、初心者の方にお奨めして
いるのが、次のような簡単な自力整体整食法です。

(1)朝食は、スープ、味噌汁、ジュースなど、液体を中心にします。
できれば味噌汁の具などの固形物も少な目にします。

(2)昼食は、ご飯類、麺類、パンなど、炭水化物を中心に摂ります。

(3)夕食は、たんぱく質を中心に摂ります。
そして重要なことは、就寝時には全て消化されて胃が空っぽになるように、
早めに夕食を摂ります。

(4)味付けは、薄味にします。

上記は、必ずしも毎日厳密に守らなければと思う必要はありません。
当然ながら、炭水化物だけ、たんぱく質だけと切り分けて食べるわけには
いきませんから、それなりに混在することにはなります。

筆者の場合、結果的に約3~4Kgほど痩せました。
ただし、自力整体整食法は、ダイエットが主目的ではなく実に様々な効果を
発揮します。
便秘が解消され腰痛が消えていき、様々な良い変化が表れてきます。
次回もう少し具体的にご説明する予定です。

朝食はしっかり摂らないと力が出ない、と思っている方が多いと思います。
でも実は慣れの問題であり、慣れてしまえばそれが当たり前になり、とても
快調になります。


2.糖質制限食

(1)皆さん、「糖質制限食」という言葉をご存じですか?
最近 テレビ・雑誌・新聞などでしばしば紹介されています。
糖質というのは、炭水化物から食物繊維を除外したものですが、一言で言えば、
米や、麺類、パン類、お菓子などの炭水化物の摂取量を減らす食事法です。

(2)筆者は今年2月から8月まで6か月間、「糖質制限食」の実験をして
みました。「糖質制限食」にもいろいろなレベルがありますが、筆者の場合は
炭水化物を全く摂らないというわけではなく、単純に、家で米飯を食べるの
をやめただけであり、ゆるやかな「糖質制限食」です。
ただし、お付き合いで飲み会や外食をするときは、ご飯も普通に食べました。

(3)もともと自力整体整食法を8~9年やっていますので朝食は液体だけ
ですから、昼食と夕食の米飯をやめ、代わりに豆腐や納豆などの大豆製品に
置き換えただけです。
ただし筋肉が落ちないように、今まであまり多くは食べなかった肉類を少し
意識して時々摂りました。
また麺類、パン類や、甘味は従来通り摂っていました。

(4)半年間の実験結果は下記の通りです。
一言で言うと、かなり諸数値が改善されました。
ほとんどの数値は2カ月以内に改善されて安定し、以降は横ばい状態です。

◎体組成計(体重計)で測定できるもの
  体重:   3~4Kg減 (76kgから72~73kg)
  内臓脂肪: 21%減 (14Kgから11Kg)
  体年齢:  2.5歳減(57歳から54~55歳) 実年齢は71歳
  その他、体脂肪率、BMI、基礎代謝など全ての数値が減少し改善されました。

◎血液検査による成分の変化
次の人間ドックが来春の予定のため、一部の数値しか比較できませんが、基準
値ギリギリだった指標も、基準範囲の真中方向へ移動し改善されました。
  総コレステロール: 83減 (226から143へ)
  LDLコレステロール: 19減 (97から78へ)
  中性脂肪:  20減(77から57へ)

◎腹囲  :  数cm減少。
ただし、腹囲の測り方を間違って測っていたため、データは不確実です。
自分一人で測る際は、鏡を見ながら、メジャーが胴体の周りで水平になるよう
に測る必要があります。筆者は、鏡を見ずに自分のお腹側だけを見ながら
メジャーを一回りさせたため、実際には水平にならずに傾いていたようです。
結果的に実際よりも大き目な腹囲数値をずーっと記録していたため、体重が
減ったのに腹囲がちっとも減らないと嘆いていました。

(5)良いことばかりに見えるかも知れませんが、そうでない面もあります。

○ 減量した分だけ顔、首、腕など見える部分にシワが出て老人顔に見える
ようです。2か月過ぎ頃から貧相になるので止めた方が良いのではと何人かの
友人から忠告を受けました。
○ 5か月目までは全く問題なかったのですが、6か月目頃から時々腰痛がおき
るようになりました。やはり腰回り、背骨回りの筋肉がじわじわ減ったようです。
筆者は、若いころから腰椎下部を大破しており「筋肉と気のコルセット」で
背骨をガードしています。制限食を継続すると腰部トラブルの危険があるため、
8月下旬から徐々に米飯を摂るように少しずつ戻しつつあります。
今後、どの程度戻したら、程よくバランスが取れるのか探ろうと思っています。

(6)筆者は、基本的には草食系老人ですから、野菜類が中心の食生活です。
もともとご飯は、1合を2~3食で分けて食べていましたが、それを止めた
だけでも諸数値がかなり改善されました。

糖尿病の方、肥満気味の方、高血糖・高脂血の方は、「糖質制限食」を試して
みる価値がありそうです。
ただし、筋肉が減らないように十分に注意する必要があります。
以上
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by jiriki-tachikawa | 2013-12-19 00:00 | ガン予防2メールマガジン

第51号   調心(4) 

ガンを予防しましょう    2013年12月12日


第51号   調心(4) 

ロンドンオリンピックが閉幕して半月以上が経過しました。
8/20に行われたメダリスト達による銀座パレードも大変盛り上がりました。


1.オリンピック団体戦の好成績

今回のオリンピックでは、日本選手のチームワークの良さが脚光を浴びたよう
に思います。特に、個人戦ではメダルが獲れなくても、団体戦ではメダルを
獲るケースがいくつもありました。フェンシング男子フルーレ団体、アーチェ
リー女子団体、バドミントン女子ダブルス、卓球女子団体などです。
また、サッカー女子、バレーボール女子などは、もともと個人戦はありません
ので同様ですね。さらに個人戦で若干のメダルを獲り、団体戦でもメダルを
獲った競技に、体操男子団体、競泳男子メドレーリレー、競泳女子メドレー
リレーがあります。

個人戦では実力不足でも、団体戦でメダルを獲れるのは何故でしょうか?
チームワークが良いからだという答えが多いと思います。
では、チームワークが良いというのは具体的にはどういうことでしょうか?

サッカー女子、バレーボール女子などは団体戦ですから、様々なケースを想
定して作戦・戦術を練り、繰り返し練習を重ねてチームプレイに徹してきて
いると思います。そして、汗と努力と涙の結果、チームワークが醸成できるの
かなと思います。

しかし、体操男子団体、競泳男子メドレーリレー、競泳女子メドレーリレー、
フェンシング男子フルーレ団体、アーチェリー女子団体、卓球女子団体など
は、団体戦とはいっても実際には個人単独の戦いであり、他のメンバーは
声援を送ることしかできません。

それでも団体戦で好成績を修められるのは何故でしょうか?
物理面だけで合理的な説明をすることは難しいと思います。
声援を受けたら実力がアップするわけではありませんね。
筆者は、これらは「気の働き」の結果であると考えています。


2.オリンピック競技と「気」

オリンピックには様々な種類の競技がありますが、「気の働き」を積極的に活
用する種目はあまり無いのではと思います。日本の合気道や柔術、そして
太極拳など中国武術の一部は「気の働き」を積極的に活用します。しかし、
これらはオリンピック競技種目には含まれていません。
オリンピックの柔道は、日本本来の柔術から「気の働き」の部分を取り除い
た安全第一の残りカスと言ったら叱られるでしょうか?
ただし、オリンピック競技種目の中で「重量挙げ」では、ひょっとすると
「気」の働きを活用している選手がいるかもしれません。
それでは、ほとんどのオリンピック競技では、「気」の働きを使っていないの
でしょうか?


3.「心・技・体」

いいえ、意識して「気」の働きを使ってはいなくても、心の働きにより、
結果的に「気」を使っている場合が多いと思います。個人競技でもそうです。
武術の世界では、「心・技・体」(しん・ぎ・たい)という言葉がよく使われ
ます。「こころ(精神力)・わざ(技術)・からだ(体力)」が相まって強く
なっていくというものです。

スポーツの世界でも同様と考えられます。
強靭な身体が求められるのは当然ですね。優れた技術が必要なのも当たり前
です。では、心では何が必要なのでしょうか? 
強くなろうとする強い意志と集中力、勝とうとする強い意欲であると思い
ます。強い意志と集中力は「気」の働きを加速します。より大きなエネルギ
ーを発生させます。体(からだ)と技(わざ)を後押しします。
「メダルが獲れればラッキー」よりも「何が何でも金メダルを獲得する!」
とではエネルギーの働きに大きな差が出ます。

「心」と「気」は一体です。「心」は、気の海の波であり、動きであり、流れ
なのです。「気」は根源のエネルギーですから、心の想いが強固であれば、
その結果働く気のエネルギーも強力になります。
からだと技が同レベルであれば、強い心の働きでより多くエネルギーを動か
した方が勝つ可能性が高まります。


4.心の連携

宇宙全体に気の海が広がっています。心は気の海の振動であり波です。
全ての人の「心」も、気の海の中のそれぞれの波の一つに過ぎません。
全ての人の「心」はつながっているのです!!!
物理的に離れたところにいる人々も気の海でつながっています。
したがって、自分自身の絶対に勝とうと思う心が、応援している周囲の人々
の心と共鳴して一緒になると、大きな波となり、気の流れとなって、エネル
ギーの形で個人の実力を後押しするのです。
ただし、力が入って緊張した状態では、気のエネルギーの後押し効果が
発揮できません。

こんなことをいう人はほとんどいないと思いますので、信じ難いと思います。
でも、そのように考えると、世の中の様々な不思議な現象が理解できるように
なります。

小学校の理科の実験で「音叉」の実験をしたことがあると思います。同じ音程
の音叉を複数置いて、そのうちの一つの音叉を叩くと、離れた場所に置いた
音叉も共鳴して音がなります。数が多ければ共鳴して音も大きくなります。
それと同様と考えると分かり易いでしょうか?

サッカーの国際試合で、アウェー(外国の敵地での試合)だと敵に有利なの
も同様の理由と思います。

心と気の関係に関しては、下記をご参照ください。
 第27号 ~ 第34号


[補足]   調心

心と気の働きは目に見えないので普段意識しませんが、我々が考えている
以上に効果が大きいのです。
そしてその働きを活用するための方法論が「気功」です。
特に「調心」が大事になります。
先ず、心を空っぽにします。透明にします。
そして、強い意志を持ち集中力を高めます。
そして、それを時間的にずーっと継続します。

効果は、意志と集中力の強さと、時間的な長さの積で決まります。
意志と集中力がいくら強くても、それが短時間で終われば効果が現われる前
に終わってしまいます。
長時間継続すれば、次第次第に気のエネルギーの流れが大きくなります。
長さ100mの小川の流れはすぐに終わってしまいます。しかし沢山の流れを
集めた大河の流れは、永く続き、大きなエネルギーの流れになります。
それが、黒潮や親潮の流れになると、もう誰にも止められいほど巨大な流れ
になります。
「継続は力なり」という言葉があります。
継続の力は、気のエネルギーの流れを引き起こすので、我々が考えている
以上に大きな効果を導くのです。

「調心」に関しては、下記をご参照ください。
第36号 ~ 第38号
以上
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by jiriki-tachikawa | 2013-12-10 19:32 | ガン予防2メールマガジン

第50号   健康寿命と高齢者医療

ガンを予防しましょう    2013年12月05日


第50号   健康寿命と高齢者医療 

今回は少し視点を変えて、人間の寿命と高齢者医療に関してちょっとだけ
触れてみます。


1.健康寿命と平均寿命

日本は世界一の長寿国というイメージがあるかと思います。
確かに平均寿命は、男性:79.4歳、女性:85.9歳で世界有数ではあり
ます。(2012年7月発表データ)
しかし、残念ながら男女とも世界一の座から既に転落しています。
長く生きれば良いというものでもないので、世界一に拘る必要はないと思い
ます。

むしろ深刻なのは、実際に元気で過ごしている時間は、はるかに短いのです。
厚生労働省は、介護を受けたり病気で寝たきりになったりせず、自立して
健康に生活できる期間を「健康寿命」と定めて推計を行ない、今年6月に
初めて発表しました。
2010年の健康寿命は男女ともに、平均寿命に比べていずれも10年ほど
短いことをあきらかにしています。

日本人の健康寿命は、男性:70.4歳、女性:73.6歳です。
WHO(世界保健機構)の提唱から10年以上経過して、遅ればせながら
今年初めて発表した厚生労働省のデータです。

平均寿命と、健康寿命の差は、男性:9.0歳、女性:12.3歳 とても
大きいですね。
10年前後の間、自らも苦しい、辛い思いをし、周囲にも多大な影響を与え
て老後を過ごしていることになります。
そしてこの間、膨大な医療費を使っていることになります。
現実に医療費は増大の一途を辿っています。

当然ながら、大幅に健康寿命を引き伸ばす必要があります。
そして願わくば、PPK(ピンピンコロリ)を目指したいものです。
エーっ、朝までピンピンして、元気でいたのに!!!


2.日本人はどんどん不健康になっている!

昔、米国では何処へ行っても、100Kgを優に超す肥満した巨体を、ゆさ
ゆさ揺すって歩く中高年の男女の姿を多く見かけました。
そして心臓病やガンをはじめ様々な疾病に苦しむ人がとても多くて大問題
になりました。そして日本人の和食が大いに見直された時期でもありました。

新渡戸文化短大の中原学長によると、1970年代から米国では、「ヘルシー
ピープル運動」に取り組み、状況が大幅に改善されてきています。
そして、この40年の間に、日米市民の健康状態が逆転していると言って
います。

心筋梗塞死では、米国では、35%減らせたが、日本では逆に1.6倍に
増加。

ガン死では、米国では94年から減少に転じているが、日本では3倍に増加。

中原学長によると、日本人はどんどん不健康になっている と言っています。
例えば、野菜摂取量は、97年292gから、2006年267gで9%
減少。米国では、野菜摂取に努め、2010年350gを突破しています。

日本男性の肥満率は、97年24%から2006年29%で5%増加。
この間の、平均歩数は、8202歩から7532歩で8%減少。


それでは、どうしたら良いのか?
既に本メールマガジンで縷々述べてきました。

多方面から健康に留意する必要があります。
食事や運動、休養に留意しましょう。
野菜をもっともっと多く摂りましょう。

そして「ガンを予防する歩く気功」を行いましょう!
出来れば、他の気功や自力整体、太極拳なども始めましょう!
健康・長寿は全て自己責任です。


3.高齢者の医療

現代医療では、高齢者も壮年者も若者も基本的に同じ内容で医療を受けます。
しかし、人間の様々な機能は、ほとんど20代前後がピークであり、以後
年齢とともに低下していきます。60代、70代になるとピーク時の半分や
1/3以下に低下する機能も多くなります。
年をとれば機能が衰えるのは当然であり、次第に枯れて死の方向へ近づく
のは自然の摂理です。
残念ながら現代医療では、高齢者や終末期を迎える人々のための医療に対
する議論や方策が大幅に不足しているように思います。

例えば、血圧ひとつとっても、最高血圧を130以内に抑えることを目標に
して、若者と同じ対処をしています。しかし、数十年前までは、年齢+90 
までは特に問題視しない医師が多かったと聞いています。たとえば70歳
の方なら、90を加えて160程度ぐらいはむしろ自然と考えていました。
現代は、年齢に関係なく、130を少し超えると、降圧剤などの処方が行わ
れます。そして一生、降圧剤を処方し続けることになります。
当然医療費は高騰していきます。
製薬会社を中心にした医療業界の陰謀ではないかと感じることさえあります。

高齢者や終末期を迎える人々への医療は、壮年者や若者とは異なる考え方を
模索すべきと思います。


4.自然死

この世に生を受けた以上、人間は誰でも必ず死にます。
でも、死や終末期の生き様に関しては、いざその場に至らないとなかなか
向き合えないのも人間です。

この春読んだ本の中で考えさせられる本がありますのでご紹介します。
   「大往生したけりゃ医療とかかわるな」 中村 仁一著 
      玄冬舎新書  760円+税

著者は、京大医学部卒業後、病院院長や理事を経たのち、現在は特別養護
老人ホームの常勤医師を10年以上続けておられます。そしてこの間、
数百例の「自然死」を見守り、様々な経験を積んでこられました。

そのポイントを、ホンの一部だけ:
・現代のほとんどの医者は、「自然死」を見た事がない。必ず余計な医療の
手を加えるから「自然死」に遭遇できない。
・終末期の高齢者にとって過剰な医療は、苦痛であり悲惨であるケース
が多い。
・「自然死」の場合は、痛みもなく穏やかに死んでいける。
・ガンであっても完全放置して、余計な手を加えなければ、痛みもなく穏や
かに死んでいける。

著者は自らの経験から、自分が死ぬならガンが一番 と公言しています。

この本にはとても共感する部分が多いのですが、著者は、寿命や死に対して、
無理に抗わない、受動的かつ従順な考えを持っているように感じています。

私自身は、もっともっと積極的に病気や怪我を予防し、健康寿命を引き延ば
して、一度しかないこの世の生を有意義に楽しみたいと考えています。
そのために、気の働きを理解して、気を活用する方々が増加することを願っ
ています。


なお次回は、「オリンピック競技と気の働き」について触れる予定です。
以上
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by jiriki-tachikawa | 2013-12-05 00:00 | ガン予防2メールマガジン

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