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第2号  ガンに対する防御機能 

ガンを予防しましょう    2012年12月27日

第2号  ガンに対する防御機能 


同じ地域で似通った環境で生活していても、ガンにかかる人もいれば、かから
ない人もいます。
また、誰でも毎日数千個のガンの卵が体内に発生しているとも言われています。
一説では、細胞内における正常な代謝の過程でも、1細胞につき1日あたり
50,000~500,000回の頻度で細胞内の遺伝子が損傷されているとも言われて
います。それでもガンにかかる人もいれば、かからない人もいます。
何がこの差を生むのでしょうか?


そもそも人は何故「ガン」にかかるのでしょうか?


(1)ガンは、様々な要因によって細胞の遺伝子が損傷を受けることに起因
して発生します。要因としては、活性酸素説、遺伝子複製ミス説、発ガン性
物質説、放射線説、電磁波説、加齢説、ウイルス説、ストレス説など様々あ
ります。

(2)かりに遺伝子が損傷しても、細胞自身が持つ様々な「遺伝子修復機能」
が働いて、多くの細胞の遺伝子は自動的に修復され正常化されていきます。  
「遺伝子修復機能」は、遺伝子の損傷の状況に応じて様々な修復機能を用意
しています。調べれば調べるほど、その仕組みは高度で精密で驚異的です。
凄いですね! 

(3)遺伝子修復機能によっても正常化できなかった細胞、あるいは不要に
なった細胞は、組織全体に悪影響を及ぼさないように、その細胞自らが自殺
スイッチをONにして「自殺死」していきます。
(細胞の自殺死=アポトーシスと呼びます) 
アポトーシスは、損傷した細胞がガン化して、体全体が生命の危険にさらされ
るのを防ぐための「切り札」として機能します。

(4)それでも僅かに自殺死に失敗して自己増殖を続けるガン細胞が残ります。
それらに対しては、白血球を中心とする免疫システムが働き、ガン細胞を個別
に破壊していきます。白血球にもいろいろ種類がありますが、「T細胞」、
「B細胞」、「ナチュラルキラー細胞(NK細胞)」などが主役を務めます。
したがって、通常ならガン細胞が成長してガンが発症する可能性はとても小
さい筈です。

(5)ここでは省略しますが、防御機能は他にもいろいろあります。
生命体には、このように何重にも防御システムが張り巡らされており、簡単
に病気やガンにかかることがないように基本設計がなされています。
したがって個々の細胞自身が「元気はつらつ」としていれば、全ての細胞
が互いに協調し、生き生きと活動して、神様が設計したとおりに本来の防衛
機能を発揮します。そして、ガン細胞が大きく成長してガンを発症する可能性
は小さくなります。すなわち、からだ全体の「生命力」、免疫力が旺盛である
ことが極めて重要です。

(6)逆に、生命力、免疫力が低下すると、細胞自身の対応力が低下してし
まいます。そしてガン化を抑えられなくなってガンが発症してしまうことに
なります。「カギ」は、生命力、免疫力を落とさないことです。


では、どうやって、生命力、免疫力を高めたら良いのでしょうか?
そのためには、広範な視点から考察を進める必要があります。
次回から順番にご説明していきます。


[補足]

1.加齢とともに、鉄壁の防御システムも少しずつ機能低下してくると言われ
ています。したがって、年齢を重ねれば重ねるほど 「生命力」を高く維持
することがとても重要になってきます。

2.「生命力」 という言葉は、この段階では「生命を維持していこうとする力、
あるいはその働き」 を指しています。「生命力の高い状態」は、簡単に言
えば、「元気溌剌としている状態」と言ってよいと思います。

3.「自然治癒力」や「免疫力」も、「生命力」の一環として考えます。
その意味では「生命力」ひとことで事足りるのですが、敢えて、生命力、
免疫力 と言葉を並べて使っています。ガンに対しては、「T細胞」、「B細胞」、
「ナチュラルキラー細胞(NK細胞)」などを主役とする「免疫システム」が
重要な役割を担っているからです。       

以上
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by jiriki-tachikawa | 2012-12-27 18:50 | ガン予防2メールマガジン

第1号  ガン予防に関する提言 

ガンを予防しましょう    2012年12月20日


第1号  ガン予防に関する提言 

人口動態統計によると、ガンにかかる人(ガン罹患数)も、ガン死亡者数
も年々増加しています。ガン罹患数は年間64万人、ガン死亡者数は34
万人、日本人の3人に1人はガンで亡くなっています。(平成19年)
そして生涯リスクでは、日本人の2人に1人がガンになると言われています。
 (男性:54%、女性:41%)

「ガン」は恐ろしいですね。
ひとたび「ガン」が発症すると、打つ手は極めて限定されてしまいます。
できれば未然に「ガン」を予防するのが最良の策です。

以前から「ガン」を予防するためにいくつかの「提言」がなされています。


1.「がんを防ぐための12か条」 (国立がん研究センター)  1978年

(1)バランスのとれた栄養をとる(好き嫌いや偏食をつつしむ)
(2)毎日、変化のある食生活を(同じ食品ばかり食べない)
(3)食べすぎをさけ、脂肪はひかえめに
(4)お酒はほどほどに(強い酒や飲酒中のタバコは極力控える)
(5)たばこは吸わないように(受動喫煙は危険)
(6)食べものから適量のビタミンと食物繊維を摂る(自然の食品の中から)
(7)塩辛いものは少なめに、あまり熱いものはさましてから
(8)焦げた部分はさける
(9)かびの生えたものに注意(輸入ピーナッツやとうもろこしに要注意)
(10)日光に当たりすぎない
(11)適度に運動をする(ストレスに注意)
(12)体を清潔に


2.「日本人のためのがん予防法」  (国立がん研究センター) 2012年

(1)喫煙: たばこは吸わない。他人のたばこの煙をできるだけ避ける。
(2)飲酒: 飲むなら、節度のある飲酒をする。
(3)食事: 食事は偏らずバランスよくとる。
 ・ 塩蔵食品、食塩の摂取は最小限にする。
 ・ 野菜や果物不足にならない。
 ・ 飲食物を熱い状態でとらない。
(4)身体活動: 日常生活を活動的に過ごす
(5)体形: 成人期での体重を適正な範囲に維持する
(6)感染: 肝炎ウイルス感染の有無を知り、感染している場合は治療する。

上記は「国立がん研究センター」が発表した提言です。
1.は、34年前に、2.は現在もホームページ上で掲載されています。
残念ながら30数年経過してもほとんど進歩していません。


3.「がん対策の目標」 (健康日本21-日本厚生労働省) 2000年
 
 厚生労働省の健康日本21によってがん対策の「目標」が提唱されています。
(1)喫煙が及ぼす健康影響についての知識の普及、分煙、節煙。
(2)食塩摂取量を1日10g未満に減らす。
(3)野菜の平均摂取量を1日350g以上に増やす。
(4)果物類を摂取している人の割合を増やす。
(5)食事中の脂肪の比率を25%以下にする。
(6)純アルコールで1日に約60g飲酒する人の割合を減少する。
   「節度ある適度な飲酒」は、約20gという知識の普及。
(7)がん検診。 胃がん、乳がん、大腸がんの検診受診者の5割以上の増加。


どれも一度は聞いたことがあるような文言であり、多くの方々がそれなりに
留意している内容と思います。これを守っていれば「ガン」を予防できるの
でしょうか? 

勿論これらも大事ですが、もっともっと大事なことがあります。
これからお伝えする内容は、それらに焦点を当てていこうと考えています。
以上
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by jiriki-tachikawa | 2012-12-20 00:10 | ガン予防2メールマガジン

61.謝意

61.謝意

長らくご購読頂きましたが、当メールマガジンは本号が最終号となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。


1.きっかけ

2011.3.11の原発事故による放射線被害を心配する声がきっかけでした。
事故当初は、限られた友人とのメール交換とメール配信で始まりましたが、
配布先が次第に多くなり送信作業が大変になったため、2011年7月から
メールマガジン発行に切り替えました。

筆者が当初(原子炉の水素爆発時)いちばん気にしたことは風向きと再臨界
でした。政府は原発から半径10kmとか20km以内を避難・警戒領域にして
いましたが、軽い放射性物質は風向き次第で100kmでも200kmでも更に遠く
まで飛散します。風向きが極めて重要と考え、北向きの風の日は洗濯干しや
外出に注意するように近隣や友人に呼びかけました。

幸いにも、汚染物質の飛散最盛期での北風の日は、実質的には1日ちょっと
だけで、東京への被害は最小限に留まりました。それでも関東一円で高濃度
の放射性セシウムが検出され、静岡や狭山の茶畑まで被害が及びました。
幸いなことに汚染物質の大半は西風に乗って太平洋側へ流れていきました。
でも一部は、福島県浪江町周辺をはじめ北西方向へ拡がり、高濃度汚染物質
を撒き散らし、未だに除染が捗らない状況です。

もし仮に、事故後3か月ほどの間に北風の日が20日もあったら首都圏の
放射能汚染は極めて深刻な事態となり、外国人だけでなく都民の何割か、
そして政府公官庁の少なからずが東京脱出を試みたのではないかと思って
います。その場合、日本経済はとても今のような状況では済まなかったの
ではと考えています。
またマスコミは殆ど触れていませんが、炉心メルトダウンの状況からすると、
溶融した核燃料が核反応を再開して、再臨界に達する可能性もあり得ました。
この場合、原発全体が制御不能な未曾有の最悪事態に陥る可能性もありま
した。実際のところは、数十年後に完全に冷却したのち炉心を解体調査して
みなければ判りませんが。

今の状況で済んだのは不幸中の「超」幸いであったと感じています。
神風が助けてくれたと考えてもよいかなと思っています。
ただし、今後マグニチュード8クラスの地震が起きて、もし原子炉建屋が
損傷すると再び放射性物質が飛散する可能性もあり得ます。

見えない放射線は、ガンなどを発症するリスクを高めます。
一方見えない人間の「生命力」は、ガン発症のリスクを抑え、ガンを予防
します。その観点から「ガンを予防しましょう」というタイトルでマガジン
を発行してきました。


2.ガン予防に関するストーリー

ガン予防に関するこれまでのメイン・ストーリーを簡単におさらいして
みます。

(1)ガンを予防するためには、国立がん研究センターが言う通り、食事や
運動や休養などが大事ですが、それだけでは不十分だと筆者は考えています。
現実にガン患者は減るどころか増え続けています。

(2)生命体には、病気やガンに対する防御システムが何重にも張り巡らされ
ています。防御システムがしっかり機能すれば、簡単に病気やガンに罹ること
がないように基本設計がなされています。

(3)防御システムを機能させるためには、からだ全体の「生命力」、自然
治癒力、免疫力を高めておく必要があります。全ての細胞が生き生きと活動
して設計通りに働くことにより、本来の基本機能、防衛機能が発揮されます。
そして、ガン細胞が大きく成長してガンを発症する可能性は小さくなります。
逆に、生命力、免疫力が低下すると、ガン化を抑えられなくなってガンが
発症する可能性が高まります。「カギ」は、生命力、免疫力を落とさないこと
です。

(4)生命力、免疫力を高めるためには、「気のからだ」(=エネルギー体)
を健全に整える必要があります。「気のからだ」には、生命体にとって不可欠
な、エネルギー、情報、ソフトウェア(本能)が内包されています。
「気のからだ」が整っていれば、「生命力」が高く維持され、生命体が設計
どおりに働き、防御システムも有効に機能して、ガンや病気を未然に予防する
ことができます。
「気のからだ」は見えないけれども、生命体にとっては不可欠な極めて重要な
要素と考えます。

(5)「気のからだ」(=エネルギー体)を整える方法として、「気功」があり
ます。「気功」は、「気のからだ」を整えるだけでなく、生命体を健康に維持
するための一大テクノロジーの集合体です。
なお、「気に関わる修練」を全て「気功」と呼んでいます。

(6)「気功」には様々な方法、スタイル、流派があります。
様々な気功に含まれる要素を大別すると、下記の3要素に分類されます。
(a)脱力と調身:   力の抜けた無理のない自然な姿勢 
(b)調息:      呼吸法、 腹式呼吸法
(c)調心:      爽やかで穏やかで前向きな心
上記の、調身、調息、調心は、相互に影響を及ぼし合います。

(7)数え切れないほど沢山ある気功の中で、メールマガジンでもお伝えでき
る簡単な気功をご紹介してきました。筆者が日常行っている「ガンを予防する
歩く気功」です。
「ガンを予防する歩く気功」は、歩く時に、いくつかのポイントを付加して
歩くだけですから、その気になれば誰にでもできます。お金を出して気功
教室に通わなくても、本メールマガジンを参考にして歩いて頂くだけで出来
ます。継続すれば実際に病気やガンを予防することができます。


3.見えなくて困ります

今回お伝えした内容は、ある意味で怪しい(?)内容であったかも知れません。
「気」とか「気功」とか聞いただけで拒否反応を示す方々が少なくありません。
確かに一般の方々には「気」は見えません。
最初は感じることもできません。
したがって「気」が理解されなくて当然かもしれません。
とても困ったことです。

「気」を理解できる方は、おそらく数十人にひとりの割合かと思います。
「気」を実感できる方は、更に少なくなります。
「気」とは何か? について考察を進める方は一握りの方々だけでしょう。
そして現代科学や医学がこれらを見落としている、あるいは一部の人は理解
できていても、全貌を把握できないでいる現状をみてきました。

筆者は30歳頃からギックリ腰の頻発で苦しんできました。
そのため若いころから様々な健康情報に関心を持ち、良さそうと思った
ものは極力自分自身で試してきました。そして「気功」や呼吸法、イメージ
トレーニング、太極拳、自力整体などが、格段に高い効果を表すことを
実感し、以後ずーっと継続してきています。

その過程で、「気」とは何かを追及してきました。
そして「気」や「心」など見えない世界が、宇宙のしくみに大きく関与して
いることを確信してきました。
健康・長寿だけでなく、自己実現につながり、生き方自身が変わってくること
を実感してきました。
今まで述べてきたことは、筆者が自分自身で実際に体験してきたこと、実践
してきたこと、実感してきたことをベースにしています。
そのことをお伝えしたくてメールマガジンが少々長くなってしまいました。

見えないことで他にも困ったことがあります。
「気」や見えない世界を悪用して、金儲けを企んだり、売名行為や詐欺まが
いに手を染める恥ずかしい方々が絶えないことです。
その結果、「気」が誤解され、警戒されてしまいます。
気や宇宙のしくみが真に理解できればそんなことは出来ない筈なのですが。


4.謝意

昨年7月以降、1年半に渡って本メールマガジンをご購読いただきありがとう
ございました。
この間、励ましのお便りやご意見・ご質問をお寄せ頂いた皆様に深く感謝申し
上げます。
また何人かの方々から、本にして発行したらどうかというお話しを頂きました。
一部の出版社から本発行のお誘いもありました。

今回は、筆者が日頃考えている「怪しい考え」をテスト的にメールマガジン
の形で紹介させていただきましたが、時間に追われて書き下ろしてきたため、
全体の吟味が済んでいません。
また、どのくらいの方々にご理解頂けているのかも良くわかっていません。
発行サイト「まぐまぐ」からは、余計なメールマガジンが絶えず送られて
くるので購読をやめたという方が多いと思います。代わりに筆者のホーム
ページからバックナンバーを読んでいただいた方々も少なくないようです。

時代は大きく変わりつつあります。
今では本でなく、電子出版や、フェイスブック、ツイッターなど様々な情報
発信方法があります。ただし若い方々はともかく、中高年世代にとっては
まだまだ馴染みが少ないように思います。

そこでもう一度だけ、別の発行サイト(MELMA)から新規にメールマガジンを
リピート発行しようと思っています。この間、毎回内容を吟味し必要に応じ
て加筆・修正しつつ、少しずつブラシアップしていこうと考えています。


新メールマガジンの購読方法は下記の通りです。

(1)Google、Yahoo などの検索サイトで、「melma」または「MELMA」また
は「メルマ」と入力して検索ボタンを押す。

(2)表示される検索記事のうち、「メルマガならメルマ!無料でメールマガ
ジン購読・発行」 をクリックする。

(3)検索窓に「ガンを予防しましょう」または「195711」と入力して検索
ボタンを押す。ガンはカタカナで入力してください。「195711」は当メルマガ
のID Noです。

(4)表示される「ガンを予防しましょう ガンは手強いです。・・・ 」
の記事をクリックする。

(5)概略説明文が表示されたら、その下へ移動して、「最新の記事リスト」
を探す。その下に表示されている記事のタイトルを選択してクリックすると
バックナンバー記事が表示されます。


ご友人に紹介して頂ければ幸甚です。

なお、筆者のホームページは下記の通りです。
   ホームページ: 富士健康クラブ  fujikc.exblog.jp 


最後までお読みいただきありがとうございました。
以上
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by jiriki-tachikawa | 2012-12-20 00:00 | ガン予防メールマガジン

60.見えない世界

60.見えない世界


「ガンを予防しましょう」というタイトルで1年半にわたって発行してきた
当メールマガジンですが、次号をもって一区切りをつけたいと思っています。


1.視点

世間一般の常識とは大分異なる視点でメールマガジンを書いてきました。
従来のガン予防の中心は、食事、運動、休養などでした。もちろんこれらは
重要ですが、それだけで本当にガン予防ができるのかと考えると「不十分!」
と言わざるを得ないと思っています。
現実にガン患者は減るどころか増え続けています。

筆者の視点は、「生命力」です。
「ガン予防」のキーワードは「生命力」であると捉えています。
同じ地域で似通った環境で生活していても、ガンに罹る人もいれば罹らない
人もいます。
また、誰でも体内に毎日数千個のガンの卵が発生しているとも言われています。
それでも「生命力」が高く維持されていれば、からだの防衛力、自然治癒力、
免疫力が働いて、ガン発症の可能性が小さくなります。


2.問題点

(1)本メールマガジンの問題点は、次のようなものではないでしょうか。

「気」とか、「気のからだ」とか言っているが、そんなものが本当にある
のか、いったい何処にあるのか。

確かにこれらは目に見えません。
科学的に証明することができないかも知れません。
でも多少の訓練(例えば気功)で殆どの人が感じることができます。

(2)目に見えないから、観測できないからといって否定することは正しく
ありません。逆にこれらを想定しないと説明できない現象が多々あります。
それらのいくつかは既にご紹介してきました。
否定してしまうと、それらを見て見ぬふりをせざるを得なくなります。
広い世界を自ら狭く限定し、場合によっては判断を誤る可能性もあり得ます。
大きな可能性を自ら放棄してしまう可能性もあり得ます。

(3)この宇宙は、惑星や恒星や銀河や銀河団などの「物質」だけでできて
いる訳ではありません。最新の科学では、物質の総合計は全宇宙のわずか
5%足らずであることが分かってきています。
残りの95%以上については、現在は未知の状態であり、ダークマターとか
ダークエネルギーと呼んで研究が行われています。
これらは「気」と大いに関係があると筆者は考えています。

(4)人間の「いのち」とは何か? という問題とも「気」は密接に関連
します。「いのち」は、直接見ることはできません。
現代科学でも、西洋医学でも「いのちとは何か」については殆ど触れません。
生体と死体の差は歴然としているのに、その違いを本質的に解明できないで
います。「いのち」は見て見ぬふりをされている と言っても過言ではない
かも知れません。
「いのち」を視野から外した医学や医療や健康法が、本質を捉えられる筈が
ありません。その意味で、現代西洋医学は極めて不完全であると思います。
ガン予防においても不完全な見解しか示せていません。


3.見えない世界

多くの皆様は「般若心経」を読まれたことがあると思います。
でも、何度読んでも解ったような解らないような、何となく曖昧模糊とした
感想をお持ちの方が多いのではないでしょうか。
般若心経の中に、「色即是空、空即是色」という有名な言葉があります。
「色」とは、かたちあるもの、「空」はかたちのないもの という意味合い
です。そのまま訳すと意味不明になります。
「空」を、何もない空っぽと考えると全く先に進めません。

筆者は、「空」は、見えない世界、すなわち「気」や「心」や「いのち」
などが主役を成す高次元の宇宙を指していると考えています。

筆者の仮説では、「気」は根源のエネルギーであり、宇宙全体に遍く拡がって
います。「心」は「気の海」の波であり、振動であり、動きであり、したが
って心の拡がりも無限です。
これらを「空」という言葉で表していると考えます。

「空即是色」
・目に見えない世界は、目に見える物理的な世界を覆っています。
包含しています。超越しています。

「色即是空」
・目に見える世界は、見えない世界があってこそ存在できます。
目に見える世界は、見えない世界に帰するのです。


4.般若心経と科学の関係

古くさい仏教経典と、最新の科学との間に関係などあるのか と思われる
方が多いかも知れません。

(1)「般若心経」は、正式には「般若波羅蜜多心経」(はんにゃはらみた
しんぎょう)と呼ばれ、600巻あると言われる「大般若経」の「超要約版」
です。日本で目にする般若心経は、唐代の玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)
が、サンスクリット語から漢訳したものです。西遊記のモデルと言われる
玄奘三蔵が、インドに大旅行をして持ち帰った多数の経典のひとつと言われ
ています。

般若心経にはもうひとつの系統があり、インドのパーリ語から英語に翻訳され
欧米で読まれているものもあります。若干内容が異なる点もありますが、
こちらの方が比較的に分かり易いようです。
いずれも平易な説明はないのでその解釈は簡単ではありません。

(2)真空は、一切何も無い空間ですから、「真」の「空」と呼んでいますが、
実は「真」の「空」などないことが最先端の現代物理学の実験で確かめられ
ています。
真空の筈の何もない空間から突然「素粒子」と「反素粒子」が2つ飛び出し
ます。そして2つが合体するとあと片もなく消えてなくなります。
「対生成、対消滅」と呼ばれ、現代物理学では周知の事実になっています。

(3)この宇宙に、一切何も無い空間は存在しないのです。空間には見えない
何かがギッシリ詰まっており、絶えず飛び出したり消えたりを繰り返して
いることが判ってきました。
まさに「色即是空、空即是色」が現実に、超ミクロの世界で日常的に起きて
いることが科学で確かめられています。
2000年前の仏教経典で既にこのことが言及されていた!!! 
 
「左脳」を主として使う科学の世界と、「右脳」を主として使う仏教の世界が、
全く異なるアプローチでありながら、同じ結論に至っているのです。
最先端の物理学者達が、チベット密教のダライラマを盛んに訪ねて更なる
真理を聞き出そうとした時代もありました。

(4)上記の現象は、筆者の「気とは何か?」 の 「仮説1」と [仮説2] 
を組み合わせると、不思議ではなくなります。
すなわち、宇宙空間は「根源のエネルギー」で満たされています。
高次元の「根源のエネルギー」が3次元の世界に接触すると、目に見える形で
現れ(すなわち物質化して)「素粒子」と「反素粒子」になる場合があります。
3次元空間から離れて高次元側へ戻ると見えなくなるだけです。

(5)科学は基本的に「左脳」の世界です。観測された事実をもとに、論理
を組合せて真理を追究していきます。
一方、「般若心経」に書かれていることは、「右脳」の活動結果であり、
理屈や論理の世界から離れて、心の奥深くで自然に共鳴・共感することで
初めて納得できることなのでしょう。
考えることで得られるのではなく、心を透明にして、無我の心の状態で、
フーっと湧き上がってくる、あるいはすーっと降りてくるものが基本にな
っているように感じます。

(6)これらは、「悟りの境地のひとつ」であり、本質的には言葉や論理で
説明できるものではなく、したがって言葉で、論理で、理解しようとしても
難しいのだと思われます。

(7)宇宙の真理は、科学だけで解き明かすことは出来ません。科学は
見える世界しか対象にできないからです。見える世界と、見えない世界の
両方からアプローチして初めて宇宙の真理が明らかになってくるのだと
思われます。

(8)「気功」、特に「調心」と「調息」は、悟りを得るための方法論を
沢山含んでいます。「気功」は、心のとても深い領域、宇宙の深奥にまで
深く関係するのです。その意味で、「気功」をお勧めしてきました。
「ガンを予防する歩く気功」をご紹介してきたのもその一端です。

(9)一方、生体の「いのち」は、「気のからだ」と同義、あるいはその
現象であると筆者は考えています。「気のからだ」については、筆者の
[仮説3.] と [仮説4.] をご参照ください。

ただし「いのち」は生体だけが持っているわけではないとも考えています。
この話に入り込むと話は複雑になり、いくらでも長くなり、判り難くなって
しまうので以下は省略します。


[補足]  「般若心経」とノーベル賞

戦後間もなく日本人で初めてノーベル賞を贈られた湯川秀樹博士は、般若心経
をヒントにして中間子理論を思いついたと言われています。
原子の中心には、陽子と中性子が集まって原子核を構成しています。
陽子はプラスの電気を持っているので、複数の陽子が接近するとお互いに反発
しあって集合できない筈なのに、何故安定して原子核に留まっているのかが
当時の大きな疑問でした。

湯川博士は、空即是色により、何もない空間に、絶えず現われては消える
中間子を想定するとうまく説明できることに気付きました。そしてその中間子
が後に宇宙線の観測によって実際に確認され、日本人で初めてノーベル物理学
賞を贈られました。

湯川博士の中間子理論を突破口として、現在は素粒子物理学が旺盛を極めて
きており、巨大な高エネルギー実験装置が世界各地で建設されています。


仏教は宇宙の本質・真理を捉えているように思えます。
筆者はつくづく日本人に生まれて良かったと感謝しています。


次回は最終回となります。
以上
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by jiriki-tachikawa | 2012-12-06 00:00 | ガン予防メールマガジン

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