富士健康クラブ

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[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第20号

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第20号


第4章 宇宙のしくみを活かす健康法
  

4-2.簡単気功法 


[
功法6] : 叩動功

「叩動功」(こうどうこう)はとても簡単ですが、気功効果が高く、また「気感」を得られ易い気功です。立位で両手の様々な部分をリズミカルに叩きます。手の経絡が刺激され全身の気の流れが良くなります。「叩動功」は名古屋の林茂美先生が千葉市の竹内蓮心先生に伝授され、竹内先生から私に伝授されました。


「共通動作」

○肩幅より少し狭く立つ(足先は真前に向ける)

○リラックス・脱力して両手を胸の前でリズミカルに叩く

○呼吸はリズムに合せて2回鼻で吸い、2回鼻で吐く(ただし無理しないこと)

○叩くスピードは同じスピードで。1秒間に1.2回~1.4回程度

○手を叩くリズムに合せて股関節と膝を緩めて腰をわずかに上下させる。

○時間は全体で10分程度


「動作手順」

1.左右掌の最下部を叩く

左右の掌を縦にして胸の前で向い合わせる。

左右の掌の最下部(手根部=手首に接する部分)同士をリズミカルに軽く叩く。

ただし、左右の掌上部や指の部分は離して触れないように。Vの字。

回数は16回以上

2.掌の真中を叩く

掌の真中(労宮というツボがあります)を他方の手の拳(こぶし)でリズミカルに叩く。

(1) 左掌の真中を右手の拳で軽く叩く――16回以上

(2) 右掌の真中を左手の拳で軽く叩く――16回以上

(3) 2回に1回左右を入れ替える  ――16回以上

3.拳同士を叩く

両手を軽く握り、左右の親指側同士をリズミカルに叩いたり、子指側同士を叩く。

(1) 手の甲を上にして親指側同士を叩く――16回以上

(2) 手の甲を下にして子指側同士を叩く――16回以上

(3) 2回に1回入れ替える ――16回以上

4.手の甲を叩く

手の甲同士を軽くリズミカルに叩く。(両手を上下に動かす)

(1) 左手の甲の真中を右手の甲で軽く叩く――16回以上

(2) 右手の甲の真中を左手の甲で軽く叩く――16回以上

(3) 2回に1回入れ替える――16回以上

5.親指と人差指の間 を叩く

親指と人差指の間の又同士を軽く叩いて刺激する――16回以上

(1) 左手の親指と人差指の間に右手の親指と人差指の又を入れて軽く叩く

(2) 右手の親指と人差指の間に左手の親指と人差指の又を入れて軽く叩く

(3) 2回に1回入れ替える

6.5本の指の又同士を叩く 左右の指を開いて、5本の指の又同士を軽く叩く

(他の動作より少し長めにじっくりと)

(1)5本の指の又同士を軽く叩く(右手親指が上になるように連続して)

(2) 5本の指の又同士を軽く叩く(左手親指が上になるように連続して)

(3) 2回に1回入れ替える

7.手首を振る

脱力して肩の高さで手首を柔らかく振る

(1) 上下に振る――8回以上

(2) 水平に振る――8回以上

(3) 斜めに振る(ハの字) ――8回以上

(4) 逆斜めに振る(逆ハの字)――8回以上

(5) 上下に振る  8回以上上下に振ったら徐々にスピードダウンする

8.掌同士をゆっくり向かい合せる

   掌で気を感じ、味わう

(1)掌に意識を集中

(2)掌をゆっくり小さく様々に動かして気感を楽しむ

9.気で頭部をマッサージする

気のボールをイメージしてゆっくり動かし、頭部の気を整える

(1)両掌の間に気のボール(直径20cm程度)をありありとイメージする

(2)気のボールを縦に2つに分ける(瞬間的に2つの気のボールになる)

(3)2つの気のボールを各々左右の掌に乗せて目に近付け頭の内部に浸透させる

(4)両掌を左右・上下・前後にゆっくり動かし、2つの気のボールで頭の内部をマッサージする

(5)両掌の気のボールを目の周りでゆっくり左回転、次に右回転させる

(6)顔を洗うよう手を下から上にゆっくり動かし、気のボールで顔を整える

10.両手を軽く擦り合せてから、気になる身体の部分に手の平をやさしく当てる

   手の平から気を浸透させる

   

[功法7] : 香功抜粋

「香功抜粋」は、「香功」(シャンゴン)の中から重要部分を抜粋した短縮版です。「香功」は中国禅宗に伝わってきた秘密気功と言われてきましたが、田瑞生老師によって1988年一般公開されました。簡単で覚え易く健康効果が大きいことから急速に広まり、実践愛好者1000万人と言われています。

「共通動作」

○肩幅より少し狭く立つ(足先は真前に向ける)

○心身ともにリラックス・脱力して両前腕を軽やかに動かす

○呼吸は自然呼吸(ゆったりと鼻から吸い鼻から吐く)

○赤児のように純粋無垢な穏やかな心を維持する

○微笑みを浮かべてニッコリと

「動作手順」

1.両手開合

両手の平を向かい合わせてお腹の前に。

左右の肘から先を、水平に開いたり閉じたり開閉する。10回。

スピードは10往復で15秒程度。以下の動作も同じスピードで行う。

手の平に意識を集中しながら前腕だけを水平に動かす。

2.富士山のシルエット

両手の平で富士山のシルエットを上から下へ撫でるようにカーブを描く。手の位置は、上は首の高さ、下に降ろした時、丹田の高さに。

漢字の「八」の字のように滑らかなカーブを描く。描いたら首の高さに戻して繰り返す。

下では両手をあまり広げ過ぎない。両肘を伸ばし切らない。

3.ピアノ弾き

両手の平を下向きにして、前腕を外45度に開き、次に内45度に閉じ、繰り返す。ピアノを弾くような感じで、前腕を水平に開閉する。左右の肘の位置はほぼ固定し、動かさない。10本の指を伸びやかに伸ばし、手の平に意識を集中しながら、水平にゆったりと動かす。

4.逆ピアノ弾き

両手の掌を上向きにして、前腕を外45度に開き、次に内45度に閉じ、繰り返す。左右の肘の位置はほぼ固定し、動かさない。10本の指を伸びやかに伸ばし、手の平に意識を集中しながら、水平にゆったりと動かす。

5.うちわを揺らす

両手の平を縦にして約20cm離して向かい合わせ、20cmの距離を保ったままお腹の前で左右に約45度ずつ振る。左右の肘の位置はほぼ固定し、動かさない。2枚の団扇(うちわ)を左右一緒にゆっくり扇ぐ感じ。手の平に意識を集中する。

6.天地左転

両手の平を縦にして約20cm離して向かい合わせたまま、鳩尾(みぞおち)を中心にして前腕をゆっくり左回転させる。回転の範囲は、上は首、下は丹田の範囲に留める。真円よりも少し横長の楕円を描く。

7.天地右転

逆回転。両手の掌を縦にして約20cm離して向かい合わせたまま、鳩尾(みぞおち)を中心にして前腕をゆっくり右回転させる。

8.両耳に気を流す

両手の平を縦にして上下に動かす。

左右の手の平を同時に、下は丹田の高さ、上は両耳の高さの範囲で弧を描いて往復させる。肘の位置はほぼ固定し、縦に弧を描くように前腕を上下に動かす。

9.両眼に気を流す

両手の人差し指から小指までを軽くくっつけて、離した親指と""の字(左手の場合、右手では逆C)を作る。縦に弧を描くように両手の2つの""を上下に往復させる。下は丹田、上は両目の前。両手の2つの""を丹田の前から弧を描いて上にあげ、目の前3cmに近づけ、そして下ろす。

10.交差振り子(気の発電)

両腕・両手を脱力して体の前で振り子のように自然に左右に揺らす。

左右の手の甲を前方に向け、腕が外側に開いたり、内側に閉じて軽くクロスするようにゆったり揺らす。腕・手は肩を支点として、振り子のように自然に左右に揺れるような感じ。閉じるときは、お腹の下で両手を交差させる。開くときは、両腕をあまり広げ過ぎない。両肘を伸ばし切らない。

手の平と丹田を両方意識しながら両腕を揺らす。

<留意点>

(1)各動作の回数は36回が基本となっています。ただし1.の両手開合だけは10回(約15秒)です。回数は状況に応じて増減して結構です。

(2)両手を動かすスピードはいつも一定にします。できれば1.の両手開合のスピードを維持します。

(3)各動作において、手の平に意識を集中します。意識を手の平に集中するほど、気感を感じ易くなります。

(4)各動作によって両手の動かし方は様々ですが、1~7の動作では基本的に前腕部分を動かします。肘の位置はほぼ定位置をキープします。肘自身は大きくは動かさないようにします。

<補足>  香功抜粋の気感

継続していると次第に気感、気の感覚を感じられるようになってきます。気感は個人によって相違が大きいのですが、手の平で感じる方が多いかと思います。なお、各動作によって気の感じ方が微妙に異なります。

○1~7項までは手の平に意識を集中すればするほど、気感を感じ易くなります。

○8項は両手で丹田の気を耳の真横まで引き上げる都度、左右の耳の間に自動的に気が流れ、頭部を気が貫通する様子をイメージしながら行います。

○9項は両手で丹田の気を両眼の前まで引き上げる都度、丹田の気が両眼に流入して目を潤し、さらに頭部全体に気が拡がる様子をイメージしながら行います。

10項では、丹田の気を意識し、さらに手の平の気を強く意識することにより、お腹の前で「気が渦巻く」、「気が発電」される感覚が生じるようになってきます。


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by jiriki-tachikawa | 2017-11-20 11:40 | 応用編メールマガジン

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第19号

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第19号

第4章 宇宙のしくみを活かす健康法  

4-2.簡単気功法 

[功法4] : 振動功

「振動功」は、身体の力を抜き、リラックスする効果の高い超簡単気功法です。継続すれば、次第に身体の力が抜けて、コリや歪みが軽減されていきます。また循環機能・骨密度・免疫力などの増加も期待できます。武術の鍛錬にも有効です。

<振動功のポイント>

(1)両足を肩幅より少しだけ狭くして立ち、爪先を真前に向けて両足を平行にします。

(2)全身を脱力させ、股関節と膝を柔らかく緩めて、身体全体を2~4cm程度上下にリズミカルに揺すります。時々、背骨を意識して、背骨を上下にリズミカルに揺すります。

(3)揺するスピードは1分間に110回~140回程度が一般的ですが、いろいろ変化させてみて気持ちの良いスピードでゆったり揺すります。

(4)揺する時間は、出来れば5分、最初は疲れない範囲で3分程度でも結構です。少しずつ長くしてきます。下記のバリエーションを加えると5分以上できるようになります。

(5)1日3回程度続けていると、身体の固い部分が次第にほぐれてきて、少しずつですが身体のコリや歪みが小さくなっていきます。

<振動功のバリエーション> 

(1)揺すりながら、身体の上部から順番に力を抜いていくイメージを続けます。身体を上下に揺すりながら順番に、頭から、両肩から、胸から、お腹から、背中から、腰から、お尻から力を抜いて、力を足裏に落とし込んでいくイメージを続けます。実際に力が抜けてくると、足裏で身体の重みが重くなったように感じられてきます。

(2)重心を左足に移して、背骨を意識して背骨を2~4cm程度上下にリズミカルに揺すります。数分揺すったら重心を右足に移して、背骨を意識して背骨を2~4cm程度上下にリズミカルに揺すります。

(3)重心を真中に戻し、両肩を意識して、両肩全体を大きく5~8cm程度上下にリズミカルに揺すりながら、肩を緩めほぐしていくイメージを思い続けます。

(4)次に胸を意識して、胸全体を大きく5~8cm程度上下にリズミカルに揺すりながら、胸の内側を緩めほぐしていくイメージを思い続けます。また、内臓を意識して、主な内臓を緩めほぐしていくイメージを思い続けます。

<補足> 

(1)リラックスして、力を抜きながら、リズミカルに身体を上下に揺すりましょう。当然ながら、力を入れてこわ張った状態で揺するのではありません!

「振動功」を継続しているとコワバリが次第に取れて、クセや歪みが軽減されていきます。ただし、1度や2度やっただけでは取れません。継続することで少しずつ軽減されていくものです。

(2)揺するだけで何故コリや歪みが取れるの? と不思議に思われるかも知れません。

器に豆や塩などを入れて表面が凸凹している状態を想像してみてください。器の縁をトントンと軽く叩いていると、次第に凸凹が小さくなって表面が平らになっていきますね。それと同じ原理です。

(3)身体全体を上下にリズミカルに揺することにより、頭部が揺れ、内耳の中にある「耳石」も揺れます。後にご説明する「NASA健康法」と同様またはそれ以上の効果が期待できます。

[功法5] : 両手前後振り+イメージトレーニング

    

「両手前後振り+イメージトレーニング」も身体の力を抜き、リラックスさせるのに効果のある超簡単気功です。合気道や太極拳など「気の武術」の準備気功としても重宝されています。

<両手前後振りのポイント>

「基本動作」

(1)両足を肩幅より少しだけ狭くして立ち、足先を前方に向け平行にします。

(2)身心をリラックスさせながら、両手を左右一緒に自然に前後に振ります。

(3)両手の指先を伸ばし気味にし、手の平どうしを向かい合わせ、左右一緒に自然に前後に振ります。そして10本の指先を意識します。

「基本動作+メージトレーニング」

基本動作を維持しながら、下記のイメージトレーニングを続けます。

(1)頭から力を抜いて、力を大地に流し落としていきます。頭が空っぽ。

(2)首から力を抜いて、大地に流し落としていきます。首が空っぽ。

(3)両肩から力を抜いて、大地に流し落としていきます。

(4)胸から力を抜いて、大地に流し落としていきます。

(5)鳩尾(みぞおち)から力を抜いて、大地に流し落としていきます。

(6)お腹から力を抜いて、大地に流し落としていきます。

(7)背中から力を抜いて、力を大地に流し落としていきます。

(8)腰と股関節から力を抜いて、大地に流し落としていきます。

(9)お尻から力を抜いて、大地に流し落としていきます。

<留意点>

(1)両手を自然に前後に振りながら、頭の上から順番に力を抜いていき、最終的には腰と股関節を緩めながら、お尻からも力を抜きます。腰の周囲には沢山の筋肉が層をなして骨盤を取り囲んでいます。それらの筋肉群を極力脱力させることが重要です。

(2)力を抜くことは意外と難しいものです。継続して練習していると次第に力が抜けてくるようになります。うまく力が抜けてくると、両足裏に身体の重みがズシーっとかかってきます。

(3)両手を自然に振る動作は、中国語で「スワイショウ」と呼ばれています。武術の鍛錬法として使われています。そのスワイショウにイメージトレーニングを重ねています。両手の前後の振れ幅は自然で結構ですが、あまり大きく振り過ぎないようにします。

(4)力を抜くイメージの仕方はお好きな方法で結構です。例えば、頭から力を抜くイメージの場合は、頭の中味が上から下へどんどん流れ落ちていくイメージでもよいですし、頭の中に満たされていた水が大地に流し落とされて水面が下がっていくイメージでも、あるいは光が満ちていく様子をイメージする方法でも結構です。

(5)時間は、5分、できれば10分以上続けます。

継続していると次第に手の平で「気」を感じるようになってきます。「気」の循環が高まるからです。

<補足> 立ち方のポイント

気功の立ち方は、とても奥が深いです。力を抜いて立つことが基本ですが、練習を続けていると、立っているだけで全身に気を拡げることができるようになります。

そのポイントです。

(1)先ず、両足を肩幅より少しだけ狭くして立ち、足先を前方に向け平行にします。

(2)腰と両股関節を緩め、両膝もわずかに緩めます。次に両股関節を後方へ2cmほど引き込み、お尻全体を緩めて、お尻を後ろ側から2~3cmほど下へ沈めます。椅子に腰掛け始めたときの姿勢です。

膝を曲げてお尻を下げるのではありません。腰、股関節、お尻から力を抜くことでお尻が沈み、結果的に膝が少し緩むだけです

(3)上記がうまく出来ると、両足裏に身体の重みがズシーっと降りてきます。力が抜ければ抜けるほど足裏で重みをしっかり感じられるようになっていきます。身体の重みを感じることはとても重要です。

そうなってきたら両足裏がどんどん柔らかくなっていくイメージを続けます。続けていると実際に足裏が少しずつ柔らかくなって、足裏全体で身体の重みを均等に支えられるようになってきます。10本の足指もしっかり床に着くようになってきます

(4)柔らかい両足裏で床をわずかに下方へ押し下げる意識を持ちます。

続けていると次第に、足裏から垂直上向きに働く作用を感じて背骨が上に伸びたくなるような感覚が生じてきます。足裏から全身に気が拡がっていきます。

富士健康クラブ 

   関口 素男

    sekiguchi.m@ozzio.jp


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by jiriki-tachikawa | 2017-10-25 07:27 | 応用編メールマガジン

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第18号

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第18号

第4章 宇宙のしくみを活かす健康法  

「気」は「根源のエネルギー」であり大宇宙の大元です。その「気」の働きを積極的に引き出すのが「気功法」です。本章では、気功法(=気功)の具体例をご説明いたします。

気功の種類は数えきれないほど多く、簡単なものから複雑なものまで様々あります。簡単な気功であっても、その動作を文章だけでご説明するのはなかなか困難です。長大な文章になってしまうので読むだけでも疲れてしまい、実際にやってみようという意欲が薄れがちになるからです。したがって、ここでは基礎的な、超簡単な気功のみをご紹介いたします。超簡単な気功であっても継続していると必ず素晴らしい効果が表れてきます。

4-1.呼吸法の実際

呼吸法は極めて重要です。想像する以上にその効果は大きいです。以下にご紹介する簡単な呼吸法だけでも、継続さえ出来れば病気が半減でき、アンチエイジング効果も期待できます。細胞レベルで全身が元気になり、身体だけでなく心の働きまで活性化されていきます。

[功法1] : 順式腹式呼吸法

(1)鼻からゆったりと息を吸いながら、お腹を前側に膨らませます。次に鼻からゆったりと息を吐きながら、お腹(丹田)を後側に引き込みます。これを繰り返すだけです。呼吸に合せてお腹を意識して前側に大きく膨らませ、意識してお腹(丹田)を後側に引き込みます。

(2)吸うとき、出来れば「細く、長く、深く、均一に」吸います。吐くときも、出来れば「細く、長く、深く、均一に」吐きます。ただし、無理せずにゆったり気持ちよく呼吸できる範囲で結構です。

(3)姿勢は楽な姿勢で結構です。椅座(椅子に腰かける)が無難ですが、立位、正座、あぐら、結跏趺坐(両足を組む)でも、あるいは仰向けで寝た姿勢でも結構です。

<留意点>

◎ 大事なことは、決して無理をしないことです。ご自分のペースでゆったり気持ちよくできる範囲で続けていると、次第に腹式呼吸法に馴れてきます。そして「細く、長く、深く、均一に」呼吸できるようになっていきます。

◎ 吸う時間は、5~10秒程度、吐く時間も5~10秒程度で最初は短めから練習します。ご自分のペースで少しずつ慣れるようにしていってください。

◎ 心を落ち着け雑念を排除して静かに呼吸します。呼吸そのものに意識を集中するのも方法の一つです。すなわち、吐く息、吸う息に意識を集中します。

◎ もし息を吐くときに、鼻から吐くのに違和感がある方は、当面 口から吐いても結構です。続けていると次第に鼻から吐けるようになっていきます。

◎「順式腹式呼吸」を、出来れば1日3回以上行います。はじめは1回あたり5分ほどで結構です。無理をせずに、ご自分のペースでゆったり気持ちよく腹式呼吸をしましょう。

<補足>

(1)順式腹式呼吸法の「順式」とは、息を吸うときにお腹を膨らませるのを「順式」と言い、逆に息を吸うときにお腹を引っ込めるのを「逆式」と言います。

(2)「丹田」とは、からだにいくつかある重要なエネルギーセンターの一つです。丹田の場所は、流派や指導者によって若干異なりますが、お腹側と背中側のちょうど中間あたりに位置し、ゴルフボールより少し大きめの容積を占め、エネルギー(気)が充満しているエネルギーセンターであると考えられています。お臍の下(およそ横指4本分)の奥にあるとする説が比較的多いようです。続けていると、実際に丹田のエネルギーを感じられるようになっていきます。

(3)出来れば舌先を上の歯の根元か歯茎に軽く触れるようにします。エネルギー(気)の流れが更に良くなります。身体の背中側とお腹側を縦に循環する気の流れが良くなるからです。

[功法2] : 逆式腹式呼吸法

(1)鼻からゆったりと息を吸いながら、肛門を締めて真上に引き上げます。同時に、お腹(丹田)を後側に引き込みます。

(2)鼻からゆったりと息を吐きながら、肛門とお腹(丹田)と腰全体を緩めて脱力します。

(3)姿勢は楽な姿勢で結構です。椅座(椅子に腰かける)が無難ですが、正座、あぐら、結跏趺坐(両足を組む)でも結構です。



<留意点>

◎ 肛門を締めて真上に引き上げ、お腹(丹田)を後側に引き込む時は、少し力を入れます。強さは、弱からず、強からず、適度な力を入れます。

◎ 吸う時間は、5~10秒程度、吐く時間も5~10秒程度で最初は短めから練習します。出来れば、1回5分程度を1日3回繰り返します。ただし、無理をしないように、ご自分のペースで少しずつ慣れるようにしていってください。

◎ 雑念を排除して、意識を、肛門周辺とお腹(丹田)だけに集中します。

<補足>

(1)「逆式腹式呼吸法」にも沢山の方法、流派があります。上記でご説明した逆式腹式呼吸法はその一例であり、「骨盤底筋」を鍛える効果があります。特に女性の皆様には大事な呼吸法と思います。いわゆる「締り」が良くなり、尿漏れなどを予防することができます。姿勢は、座っていても、立っていても出来ます。電車の中でもどこでもできます。

(2)慣れてきたら、次のバリエーションも試してみては如何でしょうか。

息を吸いながら、肛門ではなく少し前方の尿道口あたりを締めて引き上げるようにしてみます。そして、呼吸ごとに肛門と尿道口を交互に引き上げるようにしてみます。

(3)お腹(丹田)を後側に引き込むのを一時的にやめて、肛門と尿道口を吸気とともに交互に引き上げることに専念します。括約筋の強化が促進されます。

(4)逆式腹式呼吸法の一例をご紹介しましたが、できれば順式腹式呼吸法もしっかり行ってください。呼吸法の基本は順式腹式呼吸法だからです。

[功法3] : 正心調息法

「正心調息法」は、塩谷信男医学博士(19022008年)がご自身の体験を基にして創案された健康増進を主目的とする呼吸法です。病気治癒・願望成就も可能です。博士は106歳まで長生きされ、ゴルフのエージシュートを2回達成されています。

91歳のときにこの素晴らしい健康法を自分だけで独占するのは勿体ない、万人に公開しようと決意。以後、博士による書籍執筆や講演会活動などによって「正心調息法」が急速に広まりました。

そのステップの中に想念(言葉の力)・内観(イメージの力)を組み込むことで、病気治癒、願望実現の効果が期待できます。

なお、「正心」とは下記の3項目を絶えず維持することです。

◎物事をすべて前向きに考える

◎感謝の心を忘れない

◎愚痴をこぼさない

実際には、下記の(1)息法と(2)想念 を25サイクル繰り返し、最後に(3)静息において「大断言」を10回強く念じて終わります。

(1)息法:  下記の「吸息・充息・吐息・小息」を25サイクル繰り返します。

 A. 吸息:鼻から息を吸う。吸った息を丹田に押し込むイメージ。

 B. 充息:息を止める。吸った息を更に丹田に押し込む。肛門を締める。

 C. 吐息:息を吐く。息を静かに長めに吐く。丹田・肛門・全身を緩める。

 D. 小息:間合いをとる。普通の呼吸を1~3回して息を整える。

(2)想念:  息法に合わせて下記の文言を念じる(黙念する)。

 A. 吸息:「宇宙の無限の力が丹田に収められた。そして全身に満ち渡った。」

 B. 充息:「全身が全く健康になった。○○病が治った。」

 C. 吐息:「体内の不要なものが全部吐き出された。全身がきれいになった。芯から若返った。」

 D. 小息:文言不要。次の吸息に備える。

(3)静息:丹田に軽く力をこめたまま、次の「大断言」を10回ゆっくり強く念じる。

「大断言」=「宇宙の、無限の力が、凝り凝って、真の、大和の、み世が生り成った。」

(うちゅうの、むげんのちからが、こりこって、まことの、だいわの、みよがなりなった。)

<留意点>

 

◎ 「宇宙の無限の力」とは、「根源のエネルギー」すなわち「気」のことです。

◎ 姿勢は椅座(椅子に腰かける)、正座、あぐら、結跏趺坐(両足を組む)何でも結構です。

◎ 背筋を気持ちよく伸ばし、顎を軽く引き、眼を閉じます。

◎ 両手をお腹の前にもっていき「鈴の印」を組みます。両肘は直角に曲げ、両肘が軽く脇腹につくようにします。鈴の印は両手でおにぎりを軽く握るときの手の形です。左右の親指以外の4本の指をつけたまま、両手を近づけて空気のおにぎりを囲い込むようにしながら両手を球形に合せます。ただし左右の親指がクロスする部分だけ小さな穴(直径1~2cm)を空け、他の部分は閉じます。

◎ 継続がとても大事です。

できれば毎日1セット、できれば時間をおいて合計2~3セット行います。

<練習法>

(1)最初は息法だけを練習します。

 A.吸息:6秒以上。

 B.充息:6秒以上。

 C.吐息:8秒以上。

 D.小息:間合いをとる。息が整うまで普通の呼吸を続ける。

(2)次に想念の文言を丸暗記します。

(3)息法と想念を組み合わせて練習します。

すなわち、6秒間以上かけて吸息しながら「宇宙の無限の力が丹田に収められた。そして全身に満ち渡った。」と黙って念じます。

次に、6秒間以上かけて充息しながら「全身が全く健康になった。○○病が治った。」と

黙って念じます。このとき病気治癒ではなく、願望実現を望む場合は、「○○病が治った」の代わりに「○○がかなった」と黙って強く念じます。

次に、8秒間以上かけて吐息しながら、「体内の不要なものが全部吐き出された。全身がきれいになった。芯から若返った。」と黙って念じます。

(4)息法と想念を25サイクル繰り返します。

10サイクル以上続けたら、「○○病が治った」を別の「○○病が治った」に、または「○○がかなった」に入れ替えても結構です。

(5)息法と想念を行うときに、言葉の表す情景をありありと想い描きます。例えば、B. 充息では、「全身が全く健康になった。○○病が治った。」と黙然しながら、実際に病気が治って小躍りして喜んでいる様子をリアルにイメージします。継続するエネルギーの働きによって、次第にイメージした通りに事体が進んでいくからです。

富士健康クラブ 

   関口 素男

    sekiguchi.m@ozzio.jp


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by jiriki-tachikawa | 2017-10-19 10:31 | 応用編メールマガジン

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第17号

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第17号

第3章 健康のグレードアップ   

3-5.呼吸法

呼吸法は、「気功」の中の重要な要素です。

無意識ではなく、しっかり「意識した呼吸」によって、体内の全ての細胞に血液が送られ、酸素と養分が十分に届けられます。そして全ての細胞が生き生きと活性化され、設計図通りの本来の機能を取り戻していきます。体内の酸素不足が解消され、生命力、免疫力が高まり、病気やガンを未然に予防します。そして元気が湧いてきます。

1.呼吸法の基本

(1)呼吸法には数えきれないくらい多くの種類があります。目的も方法も流派も難度も様々です。

・健康増進のための呼吸法

・病気を治すための呼吸法

・願望を成就するための呼吸法

・武術鍛錬としての呼吸法

・修養の過程としての呼吸法

・悟りに至る呼吸法

などなど色々あります。呼吸法は驚く程奥が深いのです。また呼吸法は、心の深い領域とも密接に関係します。次章において、病気を治すための呼吸法・願望を成就するための呼吸法の実例をご紹介いたします。(正心調息法)

(2)呼吸法を大別すると、「胸式呼吸」と「腹式呼吸」に分けることができます。

子供の頃から無意識に行っている呼吸は胸式呼吸が中心であり、肋骨を動かせる範囲内の比較的浅い小さな呼吸です。

一方、腹式呼吸は、練習によって大きくお腹を動かせるので、ゆったりとした深く大きな呼吸を行うことができます。健康増進効果がより大きいのは腹式呼吸です。

(3)腹式呼吸の中で基本中の基本は、「順式腹式呼吸法」です。

息を吸いながらお腹を前側に膨らませ、息を吐きながらお腹(丹田)を後側に引き込みます。お腹を大きく前後に動かすことにより、横隔膜が動き、内臓も一緒に動かされ刺激されるため健康が増進されます。別に「逆式腹式呼吸法」もあります。

具体的な方法は、第4章でご説明いたします。

2.呼吸法の効果

「呼吸法」は想像以上に大きな効果をもたらします。健康長寿の「鍵」といっても良いと思います。単に酸素と養分を全身・全組織に廻らせるだけではありません。普段私たちが無意識に行っている呼吸は、「自律神経」によって自動的に制御されています。

一方、呼吸法による呼吸は、逆に「自律神経」を望ましい状態に調整することができます。また内臓が程よい刺激を受け、内臓自身の働きが活性化されていきます。さらに、リラックスし易くなり、心が落ち着き、心の働きを活用しやすくなってきます。

以下に呼吸法の効果を整理します。

(1)生命力、免疫力の向上

長く細く深い呼吸によって、体内の全ての細胞に血液が送られ、酸素と養分が十分に届けられます。そして全ての細胞が活性化され、生命力、免疫力が高まり、病気やガンを未然に予防します。

(2)自律神経の調整

呼吸法によって自律神経を調整することができます。自律神経は交感神経と副交感神経とから構成されており、両者のバランスが乱れると様々な不調が生じてきます。呼吸法によって自律神経のバランスを整えることができます。このことは次項でもう少し具体的に説明します。

(3)内臓の活性化

お腹を前後に大きく動かそうとすると横隔膜が上下に動くので、横隔膜周辺の内臓も一緒に動かされ、程よい物理的な刺激を受け、内臓自身の働きが活性化されていきます。

(4)リラックスし易くなり、次第に脱力できるようになってきます。その結果、「気」が身体中を滞りなく循環するようになってきます。そして「気」が全身に満ち満ちていきます。

(5)呼吸法によって次第に心が落ち着いてきます。雑念を排除し易くなってきます。そして「心」の働きを活用し易くなってきます。ストレスが軽減され易くなります。

「心」の働きの活用については、拙書「ガンにならない歩き方」の「調心」をご参照ください。

3.呼吸法による自律神経の調整

呼吸法によって自律神経の調整ができると述べました。

(1)自律神経とは?

自律神経は、からだの活動度を自動的に調整する重要な神経系です。からだを活動的にさせる「交感神経」と、リラックスさせる「副交感神経」とから構成され、意識することなく自動的に身体を最適な状態に維持します。

(a)交感神経は、自動車に例えるなら、アクセルとして機能します。いざという時(例えば敵と遭遇した時など)交感神経は、心拍数を上昇させ、血圧を上げ、呼吸数を上げ、闘争準備や逃走準備を行います。

(b)副交感神経は、ブレーキとして作用し、上記と逆の働きを行い、また消化機能や排泄機能を促進させます。

この交感神経と副交感神経の絶妙なバランスによって心身が快調に維持されますが、バランスが崩れると様々な不調が生じてきます。

(2)自律神経の調整

(a)交感神経を高めるためには、意識して吸気を長めに吸い、吐くときは短めに吐いて呼吸を続けます。次第に交感神経が刺激されて、アクセルの働きが優位になります。気持ちが落ち込んで元気が出ないとき、やる気が湧いてこないときなどに試します。

(b)副交感神経を高めるためには、意識して呼気を長めに吐き、吸うときは短めに吸って呼吸を続けます。次第に副交感神経が刺激されて、ブレーキ機能が優位になります。

気持ちを落ち着けて安静を得たいときに試します。

(c)特に問題がないときの呼吸は、吸う時間と、吐く時間をほぼ同じ長さでゆったりと気持ちよく呼吸を続けます。吸うときも、吐くときも、細く、長く、深く、均一に、吸いまた吐きます。

富士健康クラブ 

   関口 素男

    sekiguchi.m@ozzio.jp


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by jiriki-tachikawa | 2017-10-07 10:45 | 応用編メールマガジン

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第16号

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第16号

第3章 健康のグレードアップ  
 

3-4.気功の分類

気功には何千もの方法・スタイル・流派があると述べました。したがって気功の分類法もいろいろあります。

1.動きによる分類

(1)動功: 動きながら行う気功

(2)静功: 座ったまま、立ったままなど、見かけ上あまり動かないで行う気功

2.範囲による分類

(1)内気功: 身体の内側の気を整える気功(自分自身の健康、鍛錬)

(2)外気功: 身体の外側にまで気を拡げて、相手(家族や患者など)の気を調整する気功

3.目的に応じた分類

(1)養生気功: 健康・長寿のための内気功、外気功

(2)医療気功: 病気治療のための外気功

(3)武術気功: 武術として相手を制するための外気功

(4)宗教気功: 道を究め、霊性を高め、悟りを開く一環としての気功(仏教気功、チベット密教気功、道教気功など)

4.主要素による分類

(1)調身が主体の気功

(2)調息が主体の気功

(3)調心が主体の気功

(4)上記を複合した気功

5.姿勢による分類

(1)座って行う気功

(2)椅子に腰掛けて行う気功

(3)立って行う気功(たんとう功と言います)

(4)動きながら行う気功

(5)歩きながら行う気功

(6)寝た状態で行う気功

なお「太極拳」は、本来は気を活用する武術なので、動きながら行う武術気功に分類されます。


<補足> 気のからだの構造

気のからだは見えませんし、かたちもハッキリとは認識できません。

肉体のからだのように皮膚で囲まれた定型ではなく、体の外側まで拡がっています。しかも意識によって拡大したり縮小したりします。例えば、丹田を意識して、丹田の気を拡げようと思うと、実際にお腹の前方に丹田の気が拡がって大きくなるのを感じることができます。また眼力を鋭くして前方を凝視すると、視線に沿って眼から気が伸びていきます。てのひらで視線を遮ると、てのひらも眼もその変化を感じます。武術では眼力がとても重要です。

「気のからだ」は喩えて言えば、からだを取り囲む「電波の雲」のようなものと考えることもできます。生命体にはそれぞれ、エネルギーと情報を持った電波の雲が取り巻いているのです。それを「エネルギー体」と呼んだりもします。電波ですから境界がなく原理的には無限に拡がっています。だから遠く離れた他人の気のからだを調整する、すなわち遠隔治療することができるのです。

ただし、電波の正体は、「電子」の振動が周囲の空間に拡がった物質次元の電磁波ですが、「気」は高次元の存在です。次元が高いので電波よりも遥かに精妙機微であり、空間と時間を超越します。すなわち「気」の働きは空間と時間の制約を受けないのです。

気のからだは見えませんが、いくつかの構造を持っていると考えることができます

「経絡」(けいらく)は気のからだの一つの構造と見ることできます。「経絡」は簡単に言えば生物の「気の流れ道」です。様々な経絡がありますが、内臓に関する経絡だけでも12経絡あります。

肺経、大腸系、胃経、脾経、心経、小腸系、膀胱系、腎経、心包系、三焦経、胆経、肝経の12経絡です。各経絡上にはそれぞれ複数のツボが点在します。指圧や鍼灸など東洋医学では、これらのツボを利用して経絡を調整し、気のからだを整え、肉体のからだを整えていきます。

富士健康クラブ 

   関口 素男

    sekiguchi.m@ozzio.jp


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by jiriki-tachikawa | 2017-09-24 18:15 | 応用編メールマガジン

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第15号

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第15号

第3章 健康のグレードアップ  
 

3-3 気功とは何か?

1.「気功」という言葉   

気功という言葉は何千年も前から使われてきたように思われ勝ちですが、実は戦後にできた新しい言葉です。それまでは、導引、行気、運気、吐納、静座法など流派によって様々な呼び方が行われてきました。

1953年になって、中国の唐山気功療養所の劉貴珍(りゅうきちん)老師が「気に関わる修練」は、全て「気功」と呼ぶことにしようと提言を行ってから「気功」という言葉が広まりました。気功の「功」は、鍛錬、修練、トレーニングを意味します。すなわち、「気」に関するトレーニングは全て「気功」であるということになります。

その結果、「気功」が包含する領域は大幅に拡がりました。それ以前の導引、行気、運気などの元々の「狭い気功」と、領域が広まったことによって包含される、太極拳、合気道、瞑想、座禅、ヨガなどの「広い気功」なども、「気功」の範囲ということになります。

「気功」には何千もの方法・スタイル・流派があります。

2.「気功」を実際にやってみる

「気」に関しては、理解できる方と、そうでない方と2分されると思います。「気」は見えませんからやむを得ない面があります。しかし実際にやってみると誰でも「気」の働きを体感し納得することができます。

皆さんは、「気功、呼吸法、合気道、太極拳、瞑想、座禅、ヨガ、指圧」などのトレーニングのいずれかを経験したことがありますでしょうか? これらを継続している方々の多くは、「気」の働きを体感・実感・納得されていることと思います。

少し練習すれば誰でも「自転車」に乗ることができるのと同様です。仮に自転車を見たことも聞いたこともない人が、もし頭だけで考えると、安定な3輪車、4輪車ならともかく、不安定な2輪車を自在に乗り回せるとは思えないでしょう。でも実際に練習すれば直ぐに自転車に乗れるようになります。そして歩く場合の数倍の速度で、しかも疲労も少なく自在に乗り回すことができます。実際にやってみると想像以上に便利で役立つし、何よりも爽快で楽しいことに気付きます。世界が拡がって感じられます。

「気」のトレーニングも同様です。実際に継続してみると想像以上に気の働きが大きく広く深いことに感動します。単にからだが健康になるだけでなく、心が拡がり、穏やかになり、前向きになり、やる気が出てきます。生命力が高まってきます。

近ごろ流行りはじめている「マインド・フルネス」も呼吸法、気功の一種と言って良いと思います。ただし、マインド・フルネスの歴史はたったの数年、気功の歴史は数千年であり、拡がりと深みが異なります。

3.気功の三要素

気功には様々な要素があります。それらを整理して大別すると3つの要素に絞ることができます。「調身、調息、調心」です。まとめて「三調」と呼ぶこともあります。「調」は、「ととのえる」という意味合いです。

(1)「調身」: 身体を整え、力が抜けた無理のない自然な姿勢を維持します。

(2)「調息」: 呼吸を整え、意識して腹式呼吸を維持します。

(3)「調心」: 雑念を払って無念夢想の状態を維持し、そして集中します。

(1)調身

「良い姿勢」と言うとどんな姿勢を思い浮かべますでしょうか?

私の場合は、小学校時代の「気をつけ!」の姿勢を思い出します。背筋を伸ばし、胸を張って、顎を引いて、ピシーっと立ちました。確かに見た目は綺麗に見えるかも知れませんが、筋肉を緊張させて姿勢を維持するので5分間続けるのも辛いですよね。ですから次に必ず「休め!」がありました。

健康に良い「良い姿勢」は大分異なります。「調身」によって健康に良い姿勢を目指します。

「調身」とは「からだを整える」ことですから、「からだから無駄な力を抜いて、無理のない自然な姿勢を維持」できるようにします。

立っている時も、座っている時も、動いている時も、何時でも、不要な力を最大限抜いて、長時間でも疲れないような、自然でバランスのとれた姿勢を維持できるようにします。それだけで「気」の流れが良くなります。多くの気功が「調身」の要素を含んでいます。

(2)調息

調息とは一言で言えば「呼吸法」です。一般に認識されている以上に極めて重要です。浅い胸式呼吸でなく深い腹式呼吸によって呼吸をコントロールします。

無意識ではなく、しっかり「意識した呼吸」を行うことによって、全身・全組織に酸素と養分を廻らせて、全ての細胞が設計図通りに機能できるように新陳代謝を活性化させます。

私たちは普段、無意識に呼吸をしています。しかし浅い呼吸をしている場合が意外に多いと言われています。時として、気がつかない間に呼吸がとても浅くなり、肺の一部分だけを使って「必要量の何分の一」かの浅い呼吸をしていることが時々あります。

思い悩んでいるとき、悲しみに沈みこんでいるとき などに特に呼吸が浅くなりがちです。この場合、身体の組織には酸素や養分が十分に届かなくなって、酸欠で悲鳴をあげる組織ができ易くなります。生命体にとって最悪の状況です。とても病気にかかり易い状態になってしまいます。

「呼吸法」にも沢山の方法・スタイル・流派があります。その中で基本は「順式腹式呼吸法」と「逆式腹式呼吸法」です。

第4章で具体的な方法をご説明いたします。

(3)調心

意識をコントロールして脳をリラックスさせ、雑念のない平静な心に導きます。

「調身、調息、調心」の「三調」の中では、この「調心」が一番難しいと言われています。イメージトレーニングや瞑想や座禅などは、「調心」の一種ということになります。

「調心」では、先ず脳をリラックスさせ、脳の活動を鎮静化させ、平静な心に導きます。入静と呼びます。入静状態に入ったら、次に意識をある目標に集中します。意守といいます。目標は、からだの部分であったり、心や潜在意識の部分であったり、課題であったり、願望であったりと様々です。

特に「調心」は経験豊富なしっかりした先生に師事するのが安全です。

4.気功の学び方と留意点

気功は、教室やサークルに通って、実際に一緒にやってみながら馴れて覚えていくのが一般的な習い方です。そしてひとつ ふたつだけでなく複数の気功を習います。少数の気功で、調身、調息、調心、外気功など多くの要素を網羅することは難しいからです。

気功を行う上での留意点は下記の通りです。

(1)リラックスして心身を脱力して行う。

気楽に、気ままに、マイペースで、無理をせず、自然体で行う。

(2)悲しい時、怒っている時など感情が高ぶっているときは行なわない。落ちついて心が静まってから行う。

(3)早い時間帯に行う

出来れば、早朝、午前、午後の明るいときに行う。

夜はせいぜい10時前まで。深夜は行わない。

(4)収功

気功の最後に収功(深呼吸3回)を行う。

気を丹田に収める。

(5)自己流の気功は行わない。

   安易に気功を行うと、思わぬ障害が起きることがあります。「偏差」といいます。   気功の世界はとても奥が深いのです。経験豊富なしっかりした先生に師事するのが安全です。

気功を行う上で何より大事なこと、それは継続することです。

継続することによって気功の威力を実感できるようになります。

富士健康クラブ 

   関口 素男

    sekiguchi.m@ozzio.jp


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by jiriki-tachikawa | 2017-09-16 17:58 | 応用編メールマガジン

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第14号

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第3章 健康のグレードアップ  
 

3-2.気功の効果

先ず「気功」によってどんなことが体験できるのか、どんな働きを感じることが出来るのか「気功の効果」についてご説明していきます。

1.「気感」: 「気」を感じる 

(1)「気」は目には見えませんが、気功を続けていると、次第に「気」を感じられるようになってきます。「気感」といいます。「気感」には個人差があり、比較的早めに感じる方もおられるし、なかなか感じにくい方もいらっしゃいます。

気の感じ方も人によって様々です。静電気のようなビリビリした感じの方が比較的多いと思いますが、磁場のように感じる方、圧力を感じる方、暖かく感じる方、ヒンヤリ感じる方、サラサラ感を感じる方など様々です。行う気功の種類によって感じ方が変化する場合も多くあります。

(2)気感が判るようになると、人体の体表面の様々な場所から気が強く出ているのが判るようになります。

たとえば、頭頂(百会:ひゃくえ)、左右の眉毛の中間(印堂:いんどう)、左右の乳首の中間(膻中:だんちゅう)、おへその少し下(丹田:たんでん)などは代表的なツボです。これらのツボの付近で てのひらをゆっくり動かすと、気の強弱を感じることができます。てのひらは気を感じ易く、気のセンサーになります。てのひら(掌)の他に、指先、顔のホホなどでも気を感じます。

(3)このことから、人間は肉体とは別に「気のからだ」を持っていることを実感できるようになります。普通は「気のからだ」は見えませんし、物理的な測定をすることもできませんが、明確に実感することができ、日々の変化を感じ取ることができます。見えないけれどもその存在を確信することができます。「気のからだ」は「エネルギー体」と呼ばれることもあります。

(4)牡丹やバラの花に手をかざすと、花から出ている気を感じることができます。咲いて開ききった花よりも、つぼみの状態、花が少し開き始めた頃の方が気を強く感じます。植物も「気のからだ」を持っているのです。全ての生命体は「気のからだ」を持っています。気を感じられるようになって初めて判ることですね。

なお、気のからだを見ることができる人もいます。私も一部分を見ることができます。

2.病気予防

気功を続けていると「生命エネルギー」が高まり「気のからだ」が次第に整っていきます。「気のからだ」が整ってくると、肉体のからだも次第に整っていき、肉体のからだの不調が消え元気になっていきます。気のからだは「エネルギー体」だからです。生命力があふれ、自然治癒力が増進し、免疫力が高まります。その結果、病気にかかり難くなります。気功は、病気予防効果、健康効果がとても大きいのです。

3.老化抑制

気功によって老化を抑制することもできます。すなわち、年齢を重ねて身心が衰えてきても、気功は衰えた体力、生命力を補ってくれます。気功を継続している方々の肉体のからだは、しなやかさを保ち、心も若返ります。そうです! 高齢になるほど気功の恩恵を享受できるようになります。「気」は生命体の根源だからです。

4.簡単な病気治療

気功を続けていると「生命エネルギー」が高まり、「気のからだ」も次第に整い、簡単な病気なら治すことができるようになります。そして自分自身の病気だけでなく、家族の簡単な病気を治せるようになっていきます。てのひらをご家族にかざして暫く心を落ち着けていると、てのひらから「気」が相手に流れ、相手の「生命エネルギー」が高まり、「気のからだ」が次第に整ってくるのです。「手当て気功」、「外気功」と呼ばれることもあります。

5.遠隔治療

上記の手当て気功は、通常は数10cm程度の距離で手当てしますが、その距離をぐんと離すことができます。誰でもできるわけではありませんが、50km500km離れた病気の人を治すことのできる人も多くいます。原理は全く同じです。相手の気のからだを、離れた場所から積極的に調整するのです。遠隔治療といいます。体験されたことがない方には信じられないと思いますが。「気」は高次元空間に属するので、3次元の空間や時間を超越するからです。

6.武術のグレードアップ

気の働きを活用できると武術の威力が格段に向上します。合気道や太極拳や古武術の一部は気の働きを利用しています。

多くの武術は、力とスピードと技を重視します。気の武術は逆転の発想であり、徹底的に力を抜いて気の効果を引出します。説明は省略しますが、離れて立つ相手を気で飛ばすことが出来る人もいます。実際にご自分の眼で見て経験したことのない人には到底信じられないことと思います。「唯物主義」に立脚している現代科学の立場では、当然認めることはできないでしょう。ご自身で試してみれば誰にでも判ることなのですが。 気付いていない方々はとてもお気の毒です! 

なお、武術の達人や剣聖の中には、鍛錬の究極として「無意識的」に「気」の働きを使っている方々も多くいると思われます。

7.更に!!!

気のトレーニングを続けていると上記のような健康・長寿・武術だけでなく、様々な変化を体験することが多くなってきます。

◎心が穏やかに、そして前向き、積極的になっていきます。

◎周囲との人間関係も次第に和やかになっていきます。

◎しばしば「直感」が働くようになっていきます。

◎そして「想い」が実現し易くなっていきます。

◎潜在能力が開花する方々もおられます。

◎悟りを開く方もおられます。

気の働きを細かく説明し始めるとそれだけで1冊の本になってしまいますのでこのくらいに留めます。具体的な方法に関しては次章でご紹介します。

富士健康クラブ 

   関口 素男

    sekiguchi.m@ozzio.jp




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by jiriki-tachikawa | 2017-09-07 17:36 | 応用編メールマガジン

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第13号

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第13号

第3章 健康のグレードアップ   

3-1 生命体の根源は「気」である

1章で述べた「健康の基礎」をベースにして、さらに第2章で述べた「大宇宙のしくみ」を具体的に活かすことによって、健康を大幅にグレードアップする方法があります。

(1)「大宇宙のしくみ」において、万物の根源は、「気」すなわち「根源のエネルギー」でした。そして人間をはじめとする全ての「生命体」の根源も「気」です。したがって、「気」の働きを上手に引き出すことができれば、健康が大幅にグレードアップできるのです。

(2)別の表現をすると、生命体の「気」の状態を整えることがとても重要になってきます。「気」が乱れると「生命体」の健康が損なわれる可能性があります。しかし「気」は見えませんから、正常状態なのか不調状態なのか、なかなか解かりません。

気分が爽やか、穏やかであり、気持ちが前向き、積極的になっている時は、概ね「気」の状態が正常である、すなわち、「生命エネルギー」と「気のからだ」が正常であると考えることができます。

(3)では、そうでない時はどうやって「気」を整えたら良いのでしょうか?

良い方法があります! 一言で言うと「気功」です。

様々な種類の「気功」によって、「生命エネルギー」と「気のからだ」を整えることができます。そして生命体の「生命力」を高めることができます。

(4)「気功」というと、「何と非科学的な!」と眉をしかめる方々が多くおられます。実際に自ら試すこともせず「あり得ない!」と断定してしまいます。様々な要因によって「気」や「気功」に対して誤解されている方々が多くおられます。視聴率重視のテレビ番組が誤解を助長している傾向もあります。また「気」を金儲けの材料に考える困った方々もおられます。

しかし既に述べてきたように、「気」は大宇宙の根源であり、生命体の根源です。そして「気功」の効果は驚くほど広く深いのです。単に健康を維持するだけでなく、健康をグレードアップさせ、人生を前向き、有意義に送り、運気を上昇させ、幸福感を拡げることも可能です。

「気功」は一度覚えてしまえば、一生の宝物になります。90歳を超えても楽々と出来ます。

(5)「科学の解からない奴等は困ったものだ!」と言う方もいます。科学の発展は私たちの生活を素晴らしく快適なものに変えてきました。何でも科学で解明できると考えている方々も多いと思います。科学で証明できないものは怪しいと考える「科学教信者」もおられます。「気」や「気功」などは迷信だ、まやかしだと考える方々が多くおられます。しかし、それは間違いです。

実は科学の守備範囲は限られています。とても狭いのです。

科学の対象は、見えるものだけが対象です。いかなる最新装置を使っても良いから観測、測定できるものだけが科学の対象です。そして再現可能で客観性のある事象(条件さえ同じなら、誰がやっても、何時やっても同じ結果が得られる事象)だけを扱います。

「気も心もいのち」も見えないし、客観性も再現性も不十分のため、科学では真正面からは扱えません。科学が扱う対象は見える「物質」が中心なのです。

(6)科学教信者の方々は学生時代の古い常識や固定観念に捉われていて、最先端の科学にあまり触れていない方々が案外多いのかも知れません。超マクロ(宇宙天文学)の世界、そして超ミクロ(素粒子)の世界の最先端では、解からないことや理解不能なことが満ち溢れています。科学で解き明かせない謎がたくさんあるのです。科学は決して万能ではないのです。

(7)「気」とか「気功」が誤解される要因の最大の要因は、見えないから、観測できないからだと思います。でも見えないから無いと断言することはできません。「ダークエネルギー」は見えませんし、その正体は全く未知ですが、存在することは解かっています。「心や意識」も見えませんが、誰でも認識はしています。

「気や心や意識」は3次元でなく、見えない高次元に拡がっているのです。

「気」や「気功」は、「科学」を超越しているのです!

<補足1> 科学と非科学

16世紀のコペルニクス以来、天動説と地動説が対立しました。現代では誰でも地球が太陽の周りを回っているという地動説を抵抗なく受け入れています。それ以前の人々にとって、この微動さえしない大地が動いている筈がないではないか、地球が動いているなどという奴等は不穏分子だと考える人々が多かったのです。そして少なからぬ地動説支持者が迫害され命の危険に曝されてきました。

現代において、見えるものしか信じない科学教信者は、昔の天動説論者に例えられるかも知れません。見えない「気」や「心」が大事だと考える地動説論者に対して怪訝な目を向けます。でも、やはり天動説は誤りなのです。見えないけれども、そして十分には良く分からないけれども、「気」や「心」の働きがとても重要なのです。

科学は17世紀のニュートンの時代から急速に発達してきました。それは見えない難解な部分を切り離し、判り易い見える領域、すなわち物質だけを対象にすることで発達してきました。しかしニュートンは、見えない世界の重要性を十分に認識して盛んに研究していました。ニュートンに限らず当時の研究者の多くは、見えない世界を認識していました。現代人の中にはそのことをすっかり忘れてしまい、見えないものは存在しないのだと大きな思い違いをしている方々が少なくないようです。

現代科学における宇宙論は、見ることができる物質を中心とする宇宙論が大半です。見えない「気」や「心」をはじめ非物質に関しては考慮の対象から除外しています。その結果、様々な不思議や謎が放置されています。

<補足2> 「気」の作用   

2016年6月1日に放映されたNHKの「ガッテン!」をご覧になった方もおられると思います。認知症の老人の手を軽く撫でてあげるだけですが、継続することによって症状が大幅に軽減された実例が放送されました。他にも、手や肩や背中を軽く撫でたり、摩ったりするだけで、痛み、高血圧、不眠症、不安症などの症状が軽減される実例がたくさんあるようです。軽く撫でたり、摩ったりすることによって、脳内にハッピーホルモンとも俗称される「オキシトシン」が産生され、それが脳の偏桃体に働きかけるようです。

しかし、撫でたり、摩ったりするだけで何故「オキシトシン」が産生されるのか、そのしくみに関しては全く説明できていません。もちろん皮膚どうしの物理的な接触によって、皮膚上に直接化学物質が産生するわけではありません。

私は撫でる人の「気」が、撫でられる人の「気のからだ」に作用することによって、ホルモン分泌細胞を刺激し、その結果として「オキシトシン」が産生されると考えています。

このような、科学的にはしくみを説明できないけれど、明らかに効果が認められる方法論は無数にあります。後にご説明する「外気功」によって相手の不具合を治療する方法も同様と考えられます。触っても、触らなくても、相手の「気のからだ」に作用を及ぼし、様々な症状を軽減することができるのです。

生命体の「気の働き」を無視してしまったら、様々な不思議が説明不能のままで留められてしまうのです。

富士健康クラブ 

   関口 素男

    sekiguchi.m@ozzio.jp


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by jiriki-tachikawa | 2017-08-26 09:21 | 応用編メールマガジン

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第12号

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第12号

第2章 大宇宙のしくみ(概説)

2-3.重要なポイント   
 

6.死後の世界は有るか?

生物の死後に、意識が無くなるのか、残るのかについては、人によって意見が二分されると思います。残念ながらこの問題を断定的に結論づけることはできません。「脳」は物質であり3次元に属していますから、高次元に属する意識現象の全てを知ることはできないのです。

死後の世界は無いとする主な理由は、「死後の世界についての論理的・科学的な説明ができないから」という方が多いようです。しかし科学は、物質を中心とする観測可能な対象しか扱えませんから、対象範囲外の意識や心やいのちなど非物質に関して確信をもって言及することができません。

「仮説C」でも述べましたが、私は死後も意識が残ると考える方が自然であり無理がないと思っています。

無数の臨死体験の証言や、いくつかの科学的実験などを考慮すると、死後に意識が残ると考える方が遥かに自然で合理的に思えます。ただし生きている時の意識と、死後の意識が同じレベルであるとは限りません。多分それなりに変質するものと思われます。

したがって死後の世界がどのようなものであるのかは良くは解かりません。臨死体験の報告例が数えきれないほど沢山ありますが、実際の死と臨死体験とは同一とは限りませんから、証言の内容通りという保証はありません。

しかし、たとえ生きている時の意識と死後の意識が変質するとしても、意識は基本的には途切れることなくつながると考えられますから、私たちは死を恐れる必要は全くないと考えられます。むしろ、死後の意識は、他の多くの意識とより広くつながり、もっと面白く魅力的な世界である可能性もあり得ます。

もし死後の世界はないとすると、おびただしい数の様々な現象や報告を無視する以外に方法がないことになります。

7.地球は生命体のための舞台装置である

私たちは、この地球上で「生」を受け一生を過ごします。肉体は、物質界で生きるための借り物の「衣」であり、死んだら借り物を返して、「意識」だけの世界に戻っていくという考え方があります。生命体の本質は、見えない「意識」ではないかという考え方です。私もいろいろ見聞きし体験してきて、その方が自然な考えであると感じています。

この宇宙や地球上で生きている生命体の数は有限です。人間の数は現在わずか70億人強です。この物質界は、言わば「特設ステージ」であり、私たちは、スポットライトが当たった「特設ステージ」の上で生まれ、活動し、一生を終えて舞台を降り、再び見えない「意識」の世界に戻っていくと考えることができます。そして絶えず新しい登場人物が「特設ステージ」に現れては消えていきます。

かつて生きた膨大な数の生命体の「意識」が高次元空間に残っており、それらが圧倒的な多数を占めています。そして「意識」は広く深く拡がっています。私たちは、物質界で生きている間、ずーっとこれらの膨大な「意識」に見守られていると考えた方が良いかも知れません。見えない「意識」たちが皆、「特設ステージ」上の私たちの一挙手一投足を見つめているのかも知れません。

上記のように考えてくると、私たちは生きている間、無数の見えない存在に見守られているのですから、「全てがお見通し」になっています。他人に分からなければ何をやっても大丈夫と思うのは、とても狭量で恥ずかしい考えであることになりますね。

生きている間、いかに心を磨き、魂を成長させ、周囲に何かを与え、貢献してきたかを見られているのかも知れません。

そして私たちが死んだ後の「意識」は、今度は「見守る側」になって、ステージをじっくり観察する立場になり得ます。しかし、生きている間に他人に大きな迷惑をかけるなど目に余る行動をしてきた場合は、「見守る側」に立てないかも知れませんね。

日本には「お天道様」(おてんとうさま)という言葉があります。「お天道様に恥じないような行いをしなさい」とよく言われました。お天道様を「見えない存在」と置き換えれば正にそのままですね。つくづく日本人は凄いなあと思います。

時々これらの見えない「意識」、見えない「存在」から、物質界の人間が手助けを受けることがあるかも知れません。その結果、自分の想いが実現し易くなったり、自分にとって悪いことが起き難くなったりすることがあり得ます。「意識」は「エネルギー」を伴うので、物質界に影響を与えることができるのです。俗に言う「守護霊」や「守護神」など、そして「神のご加護を」という言葉はこのことを指していると考えても良さそうです。私たちは自分ひとりだけで生きているわけではなさそうです。

この宇宙や地球は、「気の海」に浮かぶ生命体のための舞台装置であり、「特設ステージ」であり、「成長のための場」であると考えることができると、考えや価値観や生き方が変わってきます。

8.神の本質は「意識」であり「姿・形」はない

「気の海」は、生きている生物の「意識」や、死後の生物の無数の「意識」で賑わっています。人間の死後の意識は「霊」とも呼ばれます。「霊」は肉体のからだを持ちませんが、自立した意識を持ち、自我を持ち、弱い生命エネルギーを持つと考えられます。

私たちの父母や祖父母や先祖の霊は、生きている私たちに関心を持ち見守ってくれている可能性があります。そのような個人の「霊」は、先祖霊や守護霊などと呼ばれることもあります。

「類は友を呼ぶ」という言葉の通り、共通点の多い「意識」は集積し、統合されて大きな「意識」のまとまりに成長し得ます。学校の音叉の実験の通り、「振動」は共鳴することによってより大きな「振動」になります。心や意識は「気の海」の振動ですから共鳴し得るのです。

「木の精」とか「森の精」という言葉があります。木が沢山集まり大きな森となり、数十年、数百年も経過すると、個々の木の「意識」が集積し、統合されて大きな「意識」とエネルギーにまとまり得ます。感覚の鋭い人々はそれらを感じ「精」と呼んでいるのかも知れません。他にも山の精、水の精など、大自然には様々な「精」、自然のエネルギーと意識が満ちていると考えられます。

過去・現在・未来の膨大な「意識」が集積し、整理、統合され、昇華された「意識の高み」、「心の高み」もあり得ます。私たちはそれらを「神様」と呼んでいると思われます。

様々な生物が何とかして生き残ろうとして努力してきた無数の生物の「意識」が集合・蓄積・昇華されると、生物改良・進化を推し進める「意識」となり得ます。これらは「生物創造」の神と呼んでも良さそうです。生物の属や種ごとに神様の担当が決まっているのかも知れません。

もちろん、神様といってもエネルギーと情報の集積であって、姿かたちはありません。神の本質は「意識」であり、高次元空間に拡がった「気」の振動です。高度に集積し、整理、統合され、昇華された「意識の高み」は、強い自我を持ち、強い生命エネルギーを持つと考えられます。したがって個人の「祈り」などの意識と共鳴すれば祈りが実現する可能性があり得ます。

地球、太陽、銀河など物質界は有限です。それに対して「気の海」の拡がりとエネルギーは無限です。したがって「気の海」の振動である「心や意識」は無限の働きとエネルギーを持つと考えられます。

ここまで「大宇宙のしくみ」に関する仮説を長々とご説明してきました。

ところで、仮説によって何か変わるの? と疑問をお持ちの方もおられると思います。

はい! 大きく変わります!

物質の世界と非物質の世界がつながります。

科学の世界と非科学の世界がつながります。

人間観、世界観、宇宙観が変わってきます!

健康をグレードアップすることができます。(第3章、第4章)

価値観の転換がおき得ます。(第5章)

世界的な諸問題解決のための糸口が得られます。(第5章)

生き方が変わってきます。(第6章)

第2章はここまでです。

次号から第3章に入ります。

目次

はじめに

第1章 健康の基本

第2章 大宇宙のしくみ(概説)

第3章 健康のグレードアップ   

第4章 大宇宙のしくみを活かす健康法  

第5章 新たな価値観の展開

第6章 大宇宙のしくみに沿う生き方

おわりに

富士健康クラブ 

   関口 素男

    sekiguchi.m@ozzio.jp








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by jiriki-tachikawa | 2017-08-26 09:18 | 応用編メールマガジン

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第11号

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第11号

第2章 大宇宙のしくみ(概説)

2-3.重要なポイント  
  

前節まで大宇宙のしくみに関する仮説Aから仮説Hまでをご説明してきました。

概説ですから説明を省略しているところが多くあります。説明不十分と感じられた方は、本・電子書籍[大宇宙のしくみが解かってきた!] を参照してください。

ここでは全体を通しての重要なポイントを強調しておきたいと思います。

1.「気」が神羅万象全ての根源である

「気」は「根源のエネルギー」であり、神羅万象全ての大元、根源です。

「気」が凝集すると「物質」になり、「気」が振動すると「心」、「意識」、「いのち」、「情報」が生じます。「気」、「心」、「意識」、「いのち」は物質ではありませんから非物質です。

物質、非物質を含め、私たちの宇宙も他の全ての宇宙も「気の海」に浮かんでおり、「気」から出来ています。「気」が神羅万象全ての根源です。「気の海」が全ての「ゆりかご」です。「気」は広大無辺な大宇宙にあまねく拡がっています。

ただし、「気」は高次元に所属するため、3次元に所属する私たち人間が「気」を直接見たり観測することはできません。科学の対象は「物質」ですから、多くの科学者の立場からみると、「高次元の「気」など知らぬ!」ということになってしまいます。

「物質」は粗いので3次元空間と時間の制約を受けますが、「気」、「心」、「意識」、「いのち」など非物質は、形も大きさもなく精妙であり高次元に拡がるのです。

2.生物は高度複合体である   

現代西洋医学は、「肉体のからだ」だけを重視します。「こころ」や「いのち」は「肉体のからだ」の働きによって付随的に発生する副産物に過ぎないと考えているようです。そして専ら「肉体のからだ」だけを研究し追求しています。しかしそれは間違いです!

私たち人間をはじめ、すべての生物は「肉体のからだ」だけでなく、「気のからだ」と「生命エネルギー」を持っています。気功、合気道、太極拳、東洋医学などを実践すれば、その働きを実感することができます。

素粒子が生ずるときは、その素粒子に必要な根源のエネルギー(気)と情報が素粒子に自動的に附随します。物質が生ずるときは、必要なエネルギーと情報がその物質に自動的に附随します。細胞が生ずるときは、その細胞に必要なエネルギーと情報が附随します。肉体が生ずるときは、その肉体に必要な膨大なエネルギーと情報が附随し、それらを「気のからだ」と呼んでいます。「気のからだ」は「肉体のからだ」に必然的に附随し寄り添うのです。

「肉体のからだ」は物質ですから、3次元空間と時間の制約を受けます。一方、心、意識、いのち、気のからだなどは非物質ですから、3次元の制約を受けずに高次元空間に拡がります。生物は、3次元空間と高次元空間の両方に同時に属する「高度複合体」と考えることができます。

3.「いのち」の本質は「生命エネルギー」である   

「生命エネルギー」は「いのち」の本質であり、同時に「生命情報」を内包します。「生命エネルギー」の振動が「生命情報」です。

「生命エネルギー」が「肉体のからだ」と「気のからだ」にリンクすると、生命体に「生」が生じ「意識」が生じます。いや、むしろ、「生命エネルギー」があるからこそ「肉体のからだ」と「気のからだ」が生じるのかも知れません。

「生命エネルギー」が離れると生物は死に、肉体のからだは崩壊します。

生物が生きている間は、高次元の「気のからだ」と「生命エネルギー」が3次元の「肉体のからだ」を包み込みます。そのことによって「生」が生じ、「意識」が生じるのです。

「生命エネルギー」は、強力な「気の渦巻」であると考えるとイメージし易いかも知れません。強力な「気の渦巻」が「肉体のからだ」と「気のからだ」に十分なエネルギーを供給し、また両者を融合させて、生命体を生かします。

「生命エネルギー」は「生命力」の根源です。「生命力」が強いということは、「気の渦巻」が力強く、「生命エネルギー」が満ち溢れているということになります。

「生命エネルギー」も「気のからだ」も、ともに「気」であり高次元に属していますから、実際には両者は融合され一体となって生命活動の源になると考えられます。

4.人間は全てを知ることができない

人間は生物ですから前述のとおり、3次元空間と高次元空間に同時に属する高度複合体です。人間の思考の主役は脳です。脳は肉体の一部であり物質ですから、3次元空間と時間の制約を受けます。したがって脳の活動によって、高次元空間に属する非物質の世界(心、意識、いのち、気など)の全てを知ることはできません。原理的に低次元空間に生きる生物は、高次元空間の全ての現象を認識することができません。

したがって、本質的に人間はこの宇宙の全てを知ることはできないのです。

すなわち「宇宙のしくみ」を100%完全に解き明かすことはできません。

ただし、全く手段がないわけではありません。共感の手法などによって高次元の世界を垣間見ることができます。その手段として、気功、瞑想、座禅などがあります。

私の仮説群のいくつかは、共感の手法や体感や直観などによって導かれています。

5.健康の本質

生命体は、「肉体のからだ」と「気のからだ」と「生命エネルギー」とから構成されます。したがって健康な生物とは、「肉体のからだ」だけでなく、「気のからだ」と「生命エネルギー」が共に正常な状態にある生物ということになります。

「肉体のからだ」が大事なことは誰でも理解できますが、「気のからだ」はそれにも増して重要です。「気のからだ」が正常に機能することによって、「肉体のからだ」が成長し機能を発揮します。「気のからだ」が不調だと、「肉体のからだ」が不調になります。

「肉体のからだ」は見えますから異常に気づき易いですが、「気のからだ」は見えませんから不調になかなか気づきません。

「気のからだ」も「生命エネルギー」もその本質は「気」であり高次元空間に拡がっているので、別々に分かれて存在するわけではありません。その機能面の違いを識別するために説明の都合上、言葉を使い分けています。実際には混然一体としたエネルギーの働きということになります。一般的にはそれを「エネルギー体」と呼ぶことが多いのですが、使う人の立場や考え方によってその意味する範囲は微妙に異なります。

「気のからだ」と「生命エネルギー」を正常に整える方法論があります。

一言で言えば「気功」です。「気功」に関しては後述いたします。

富士健康クラブ 

   関口 素男

    sekiguchi.m@ozzio.jp





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by jiriki-tachikawa | 2017-08-26 09:14 | 応用編メールマガジン

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