富士健康クラブ

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第17号

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第17号

第3章 健康のグレードアップ   

3-5.呼吸法

呼吸法は、「気功」の中の重要な要素です。

無意識ではなく、しっかり「意識した呼吸」によって、体内の全ての細胞に血液が送られ、酸素と養分が十分に届けられます。そして全ての細胞が生き生きと活性化され、設計図通りの本来の機能を取り戻していきます。体内の酸素不足が解消され、生命力、免疫力が高まり、病気やガンを未然に予防します。そして元気が湧いてきます。

1.呼吸法の基本

(1)呼吸法には数えきれないくらい多くの種類があります。目的も方法も流派も難度も様々です。

・健康増進のための呼吸法

・病気を治すための呼吸法

・願望を成就するための呼吸法

・武術鍛錬としての呼吸法

・修養の過程としての呼吸法

・悟りに至る呼吸法

などなど色々あります。呼吸法は驚く程奥が深いのです。また呼吸法は、心の深い領域とも密接に関係します。次章において、病気を治すための呼吸法・願望を成就するための呼吸法の実例をご紹介いたします。(正心調息法)

(2)呼吸法を大別すると、「胸式呼吸」と「腹式呼吸」に分けることができます。

子供の頃から無意識に行っている呼吸は胸式呼吸が中心であり、肋骨を動かせる範囲内の比較的浅い小さな呼吸です。

一方、腹式呼吸は、練習によって大きくお腹を動かせるので、ゆったりとした深く大きな呼吸を行うことができます。健康増進効果がより大きいのは腹式呼吸です。

(3)腹式呼吸の中で基本中の基本は、「順式腹式呼吸法」です。

息を吸いながらお腹を前側に膨らませ、息を吐きながらお腹(丹田)を後側に引き込みます。お腹を大きく前後に動かすことにより、横隔膜が動き、内臓も一緒に動かされ刺激されるため健康が増進されます。別に「逆式腹式呼吸法」もあります。

具体的な方法は、第4章でご説明いたします。

2.呼吸法の効果

「呼吸法」は想像以上に大きな効果をもたらします。健康長寿の「鍵」といっても良いと思います。単に酸素と養分を全身・全組織に廻らせるだけではありません。普段私たちが無意識に行っている呼吸は、「自律神経」によって自動的に制御されています。

一方、呼吸法による呼吸は、逆に「自律神経」を望ましい状態に調整することができます。また内臓が程よい刺激を受け、内臓自身の働きが活性化されていきます。さらに、リラックスし易くなり、心が落ち着き、心の働きを活用しやすくなってきます。

以下に呼吸法の効果を整理します。

(1)生命力、免疫力の向上

長く細く深い呼吸によって、体内の全ての細胞に血液が送られ、酸素と養分が十分に届けられます。そして全ての細胞が活性化され、生命力、免疫力が高まり、病気やガンを未然に予防します。

(2)自律神経の調整

呼吸法によって自律神経を調整することができます。自律神経は交感神経と副交感神経とから構成されており、両者のバランスが乱れると様々な不調が生じてきます。呼吸法によって自律神経のバランスを整えることができます。このことは次項でもう少し具体的に説明します。

(3)内臓の活性化

お腹を前後に大きく動かそうとすると横隔膜が上下に動くので、横隔膜周辺の内臓も一緒に動かされ、程よい物理的な刺激を受け、内臓自身の働きが活性化されていきます。

(4)リラックスし易くなり、次第に脱力できるようになってきます。その結果、「気」が身体中を滞りなく循環するようになってきます。そして「気」が全身に満ち満ちていきます。

(5)呼吸法によって次第に心が落ち着いてきます。雑念を排除し易くなってきます。そして「心」の働きを活用し易くなってきます。ストレスが軽減され易くなります。

「心」の働きの活用については、拙書「ガンにならない歩き方」の「調心」をご参照ください。

3.呼吸法による自律神経の調整

呼吸法によって自律神経の調整ができると述べました。

(1)自律神経とは?

自律神経は、からだの活動度を自動的に調整する重要な神経系です。からだを活動的にさせる「交感神経」と、リラックスさせる「副交感神経」とから構成され、意識することなく自動的に身体を最適な状態に維持します。

(a)交感神経は、自動車に例えるなら、アクセルとして機能します。いざという時(例えば敵と遭遇した時など)交感神経は、心拍数を上昇させ、血圧を上げ、呼吸数を上げ、闘争準備や逃走準備を行います。

(b)副交感神経は、ブレーキとして作用し、上記と逆の働きを行い、また消化機能や排泄機能を促進させます。

この交感神経と副交感神経の絶妙なバランスによって心身が快調に維持されますが、バランスが崩れると様々な不調が生じてきます。

(2)自律神経の調整

(a)交感神経を高めるためには、意識して吸気を長めに吸い、吐くときは短めに吐いて呼吸を続けます。次第に交感神経が刺激されて、アクセルの働きが優位になります。気持ちが落ち込んで元気が出ないとき、やる気が湧いてこないときなどに試します。

(b)副交感神経を高めるためには、意識して呼気を長めに吐き、吸うときは短めに吸って呼吸を続けます。次第に副交感神経が刺激されて、ブレーキ機能が優位になります。

気持ちを落ち着けて安静を得たいときに試します。

(c)特に問題がないときの呼吸は、吸う時間と、吐く時間をほぼ同じ長さでゆったりと気持ちよく呼吸を続けます。吸うときも、吐くときも、細く、長く、深く、均一に、吸いまた吐きます。

富士健康クラブ 

   関口 素男

    sekiguchi.m@ozzio.jp


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by jiriki-tachikawa | 2017-10-07 10:45 | 応用編メールマガジン

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