[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」] 第6号
[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」] 第6号
第2章 大宇宙のしくみ(概説)
2-2.大宇宙のしくみ(概説)
[仮説C]
「いのち」の本質は「生命エネルギー」であり、「生命情報」を内包する。
すべての生命体は「気のからだ」を持っている。
「いのち」は「肉体のからだ」と「気のからだ」を統合して、「生」を生じさせ、「意識」を生じさせる。
「いのち」を失うと死となり生命体は消滅する。
死後、消滅するものと残存するものとがある。
(1)[仮説B] でご説明した「細胞」、「器官」、「臓器」、「人体」には、それぞれのレベルの「気」が集約して、それぞれの「情報」を保持していますが、それらを各層の「気のからだ」と呼びます。各層の「気のからだ」は、相互に連携して、多層的に、有機的に作用し合います。そして、それは生命体が「生命活動」を行う上での「重要要素」になります。逆に言えば、各層の「気のからだ」がなければ、「生命活動」は成り立たないことになります。
(2)通常は、「細胞」、「器官」、「臓器」、「人体」のそれぞれ各層の「気のからだ」を全て総称して「気のからだ」と呼んでいます。
「気のからだ」は、もともとは、素粒子や原子や分子などの「気」が集合したものであり、その本質はもちろん「気」すなわち「根源のエネルギー」です。
(3)「いのち」の本質は、強力な「生命エネルギー」であり、同時に「生命情報」を内包します。「生命エネルギー」は、「気」すなわち「根源のエネルギー」の集合体です。したがって絶えず振動しており、その振動に対応する情報を持ちます。それが「生命情報」です。
「いのち」は、「肉体のからだ」と「気のからだ」を統合して、生命体を生かし、結果として「意識」を生じさせます。全ての生命体は「いのち」によって「生」を得ます。
(4)「いのち」を失うと生命体は死に、消滅します。
細部は省略しますが、死後、消滅するものと残存するものとがあります。「肉体のからだ」や「気のからだ」は消滅します。「意識」の多くは「気の海」に残存して、一般的には「霊」と呼ばれる存在になります。
<補足>
「気のからだ」も高次元の存在ですから、3次元空間の何処にあるのかは特定できません。宇宙全体に拡がっていると考えざるを得ません。しかし通常は、「気のからだ」は肉体の身体を覆うように、重なるように存在している、そして身体の外側まで拡がっている、と便宜上 表現しています。3次元の世界に住む私たちにはその方が考え易いし、自然だからです。
「気のからだ」は、明確な意図のもとに集まった、「エネルギーと情報の集合体」であり、肉体のからだと密接に関連します。なお、簡単なトレーニングによって「気のからだ」を「感じる」ことができます。
抽象的なお話が続きますので気分転換です。
私の友人である深瀬氏の友人またはそのまた友人の作または収集のようです。
<詠み人知らず川柳>
足腰を 鍛えりゃ徘徊 おそれられ
金ためて 使う頃には 寝たっきり
お若いと 言われて帽子を 脱ぎそびれ
[仮説D]
「心」は「気の海」の振動である。
「気」と「心」は同体である。
(1)「心」とは何かについて説明しようと試みても実際にはなかなか説明できません。説明できてもほんの一部分だけです。「心」という言葉の定義もありません。
「心」というと、普通は脳に浮かんだ「表面意識」を指すことが多いと思いますが、自分自身の「心」の深い部分(潜在意識)は自分自身でさえほとんど判らないのが現実です。
本メールマガジンでいう「心」は、それらも含めて、もっともっと広い、見えない働きの総体を指しています。
(2)「気」と「心」の関係は、「海」と「波」の関係に相似していると考えます。
海は地球全体を覆っています。海の表面には、様々な波がたちます。海の中には、様々な海流も流れています。海は決して静止していません。絶えず動いています。
同様に、「気の海」にも波や流れなど動きがあり、それによって表わされるものが「心」であると考えます。
(3)「気の海」のあちこちで起きる「動き」(波や流れや振動など)が「心」の本質です。「気」と「心」は、「本体」とその「動き」の関係ですから実は同体であり、本質的に分離することが出来ません。
(4)津波のエネルギーの凄まじさは日本人全員が身に沁みていますね。津波は海の水が一定方向へ継続して動くことで発生します。津波と同様に、「気の海」の一部が一定方向へ継続して動くと、エネルギーが発生します。「心」の集中によって莫大なエネルギーを働かせることができます。このことは様々な不思議現象を読み解く上で極めて重要です。
(5)既に述べたように、素粒子から始まって、人体まで様々なレベルの「気」が多層構造をなしているので、それぞれの「気」の振動が、それぞれの「心」になります。
「心」といっても、素粒子、原子、分子のレベルでは「情報」と言った方が近いのですが。一方、細胞、器官、臓器、人体のレベルの「気」の振動が沢山集合すると、「心」も複合化され、明確化され、大きな意図をもって生命活動を主導すると考えます。
<補足>
(a)生命体には「本能」と呼ばれるものがあります。海亀の赤ちゃんは、砂浜の卵から孵化する際、一心不乱に卵の殻を破り、地上に這い上がり、海水の方向に向かってヨチヨチと歩き出します。哺乳類の赤ちゃんは、目も見えない段階から、母親の乳首を探し出しおっぱいを強く吸引します。誰に教わったわけでもないのにしっかり出来ます。生殖行動も立派にできます。どんな仕組みによってそんなことが出来るのか、考えてみると不思議に思いませんか?
(b)上記は遺伝子に刻み込まれているからと言う方もいると思います。でも遺伝子自体は、身体を作るタンパク質の設計図に過ぎないと言っても過言ではありません。60兆個の細胞を持つ人間でも、DNAは30億対、その中でも有効な遺伝子の数はわずか3万個程度といわれています。情報量としては信じられない程非常に少ないのです。膨大な本能を格納できる容量はないのです。
(c)「本能」は、ハードウェアではなく、ソフトウェアです。すなわち「物」ではなく「心」の範疇と考えるべきです。「本能」は、「気のからだ」に写し込まれた「情報」であると考えると、様々な「いのちの不思議」が納得し易くなりませんでしょうか。
(d)遺伝子を構成するDNA自体は、単なる物質であり、心を包含することは出来ません。しかし、DNAや遺伝子や染色体や細胞には、それぞれに対応した「気」や「気のからだ」が対応しています。この「気」や「気のからだ」に、本能や様々な生命体固有の「情報」が包含されていると考えると納得できるのではないでしょうか。
富士健康クラブ
関口 素男
sekiguchi.m@ozzio.jp
by jiriki-tachikawa
| 2016-07-02 09:57
| 応用編メールマガジン
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