54.調心(4)
54.調心(4)
ロンドンオリンピックが閉幕して半月以上が経過しました。
8/20に行われたメダリスト達による銀座パレードも大変盛り上がりました。
1.オリンピック団体戦の好成績
今回のオリンピックでは、日本選手のチームワークの良さが脚光を浴びたよう
に思います。特に、個人戦ではメダルが獲れなくても、団体戦ではメダルを
獲るケースがいくつもありました。フェンシング男子フルーレ団体、アーチェ
リー女子団体、バドミントン女子ダブルス、卓球女子団体などです。
また、サッカー女子、バレーボール女子などは、もともと個人戦はありません
ので同様ですね。さらに個人戦で若干のメダルを獲り、団体戦でもメダルを
獲った競技に、体操男子団体、競泳男子メドレーリレー、競泳女子メドレー
リレーがあります。
個人戦では実力不足でも、団体戦でメダルを獲れるのは何故でしょうか?
チームワークが良いからだという答えが多いと思います。
では、チームワークが良いというのは具体的にはどういうことでしょうか?
サッカー女子、バレーボール女子などは団体戦ですから、様々なケースを想
定して作戦・戦術を練り、繰り返し練習を重ねてチームプレイに徹してきて
いると思います。そして、汗と努力と涙の結果、チームワークが醸成できるの
かなと思います。
しかし、体操男子団体、競泳男子メドレーリレー、競泳女子メドレーリレー、
フェンシング男子フルーレ団体、アーチェリー女子団体、卓球女子団体など
は、団体戦とはいっても実際には個人単独の戦いであり、他のメンバーは
声援を送ることしかできません。
それでも団体戦で好成績を修められるのは何故でしょうか?
物理面だけで合理的な説明をすることは難しいと思います。
声援を受けたら実力がアップするわけではありませんね。
筆者は、これらは「気の働き」の結果であると考えています。
2.オリンピック競技と「気」
オリンピックには様々な種類の競技がありますが、「気の働き」を積極的に活
用する種目はあまり無いのではと思います。日本の合気道や柔術、そして
太極拳など中国武術の一部は「気の働き」を積極的に活用します。しかし、
これらはオリンピック競技種目には含まれていません。
オリンピックの柔道は、日本本来の柔術から「気の働き」の部分を取り除い
た安全第一の残りカスと言ったら叱られるでしょうか?
ただし、オリンピック競技種目の中で「重量挙げ」では、ひょっとすると
「気」の働きを活用している選手がいるかもしれません。
それでは、ほとんどのオリンピック競技では、「気」の働きを使っていないの
でしょうか?
3.「心・技・体」
いいえ、意識して「気」の働きを使ってはいなくても、心の働きにより、
結果的に「気」を使っている場合が多いと思います。個人競技でもそうです。
武術の世界では、「心・技・体」(しん・ぎ・たい)という言葉がよく使われ
ます。「こころ(精神力)・わざ(技術)・からだ(体力)」が相まって強く
なっていくというものです。
スポーツの世界でも同様と考えられます。
強靭な身体が求められるのは当然ですね。優れた技術が必要なのも当たり前
です。では、心では何が必要なのでしょうか?
強くなろうとする強い意志と集中力、勝とうとする強い意欲であると思い
ます。強い意志と集中力は「気」の働きを加速します。より大きなエネルギ
ーを発生させます。体(からだ)と技(わざ)を後押しします。
「メダルが獲れればラッキー」よりも「何が何でも金メダルを獲得する!」
とではエネルギーの働きに大きな差が出ます。
「心」と「気」は一体です。「心」は、気の海の波であり、動きであり、流れ
なのです。「気」は根源のエネルギーですから、心の想いが強固であれば、
その結果働く気のエネルギーも強力になります。
からだと技が同レベルであれば、強い心の働きでより多くエネルギーを動か
した方が勝つ可能性が高まります。
4.心の連携
宇宙全体に気の海が広がっています。心は気の海の振動であり波です。
全ての人の「心」も、気の海の中のそれぞれの波の一つに過ぎません。
全ての人の「心」はつながっているのです!!!
物理的に離れたところにいる人々も気の海でつながっています。
したがって、自分自身の絶対に勝とうと思う心が、応援している周囲の人々
の心と共鳴して一緒になると、大きな波となり、気の流れとなって、エネル
ギーの形で個人の実力を後押しするのです。
ただし、力が入って緊張した状態では、気のエネルギーの後押し効果が
発揮できません。
こんなことをいう人はほとんどいないと思いますので、信じ難いと思います。
でも、そのように考えると、世の中の様々な不思議な現象が理解できるように
なります。
小学校の理科の実験で「音叉」の実験をしたことがあると思います。同じ音程
の音叉を複数置いて、そのうちの一つの音叉を叩くと、離れた場所に置いた
音叉も共鳴して音がなります。数が多ければ共鳴して音も大きくなります。
それと同様と考えると分かり易いでしょうか?
サッカーの国際試合で、アウェー(外国の敵地での試合)だと敵に有利なの
も同様の理由と思います。
心と気の関係に関しては、下記をご参照ください。
2012.2.16発行 第32回 ~ 2012.4.05発行 第39回。
[補足] 調心
心と気の働きは目に見えないので普段意識しませんが、我々が考えている
以上に効果が大きいのです。
そしてその働きを活用するための方法論が「気功」です。
特に「調心」が大事になります。
先ず、心を空っぽにします。透明にします。
そして、強い意志を持ち集中力を高めます。
そして、それを時間的にずーっと継続します。
効果は、意志と集中力の強さと、時間的な長さの積で決まります。
意志と集中力がいくら強くても、それが短時間で終われば効果が現われる前
に終わってしまいます。
長時間継続すれば、次第次第に気のエネルギーの流れが大きくなります。
長さ100mの小川の流れはすぐに終わってしまいます。しかし沢山の流れを
集めた大河の流れは、永く続き、大きなエネルギーの流れになります。
それが、黒潮や親潮の流れになると、もう誰にも止められいほど巨大な流れ
になります。
「継続は力なり」という言葉があります。
継続の力は、気のエネルギーの流れを引き起こすので、我々が考えている
以上に大きな効果を導きだすのです。
「調心」に関しては、下記をご参照ください。
2012.4.19発行 第41回 ~ 2012.5.10発行 第43回。
以上
ロンドンオリンピックが閉幕して半月以上が経過しました。
8/20に行われたメダリスト達による銀座パレードも大変盛り上がりました。
1.オリンピック団体戦の好成績
今回のオリンピックでは、日本選手のチームワークの良さが脚光を浴びたよう
に思います。特に、個人戦ではメダルが獲れなくても、団体戦ではメダルを
獲るケースがいくつもありました。フェンシング男子フルーレ団体、アーチェ
リー女子団体、バドミントン女子ダブルス、卓球女子団体などです。
また、サッカー女子、バレーボール女子などは、もともと個人戦はありません
ので同様ですね。さらに個人戦で若干のメダルを獲り、団体戦でもメダルを
獲った競技に、体操男子団体、競泳男子メドレーリレー、競泳女子メドレー
リレーがあります。
個人戦では実力不足でも、団体戦でメダルを獲れるのは何故でしょうか?
チームワークが良いからだという答えが多いと思います。
では、チームワークが良いというのは具体的にはどういうことでしょうか?
サッカー女子、バレーボール女子などは団体戦ですから、様々なケースを想
定して作戦・戦術を練り、繰り返し練習を重ねてチームプレイに徹してきて
いると思います。そして、汗と努力と涙の結果、チームワークが醸成できるの
かなと思います。
しかし、体操男子団体、競泳男子メドレーリレー、競泳女子メドレーリレー、
フェンシング男子フルーレ団体、アーチェリー女子団体、卓球女子団体など
は、団体戦とはいっても実際には個人単独の戦いであり、他のメンバーは
声援を送ることしかできません。
それでも団体戦で好成績を修められるのは何故でしょうか?
物理面だけで合理的な説明をすることは難しいと思います。
声援を受けたら実力がアップするわけではありませんね。
筆者は、これらは「気の働き」の結果であると考えています。
2.オリンピック競技と「気」
オリンピックには様々な種類の競技がありますが、「気の働き」を積極的に活
用する種目はあまり無いのではと思います。日本の合気道や柔術、そして
太極拳など中国武術の一部は「気の働き」を積極的に活用します。しかし、
これらはオリンピック競技種目には含まれていません。
オリンピックの柔道は、日本本来の柔術から「気の働き」の部分を取り除い
た安全第一の残りカスと言ったら叱られるでしょうか?
ただし、オリンピック競技種目の中で「重量挙げ」では、ひょっとすると
「気」の働きを活用している選手がいるかもしれません。
それでは、ほとんどのオリンピック競技では、「気」の働きを使っていないの
でしょうか?
3.「心・技・体」
いいえ、意識して「気」の働きを使ってはいなくても、心の働きにより、
結果的に「気」を使っている場合が多いと思います。個人競技でもそうです。
武術の世界では、「心・技・体」(しん・ぎ・たい)という言葉がよく使われ
ます。「こころ(精神力)・わざ(技術)・からだ(体力)」が相まって強く
なっていくというものです。
スポーツの世界でも同様と考えられます。
強靭な身体が求められるのは当然ですね。優れた技術が必要なのも当たり前
です。では、心では何が必要なのでしょうか?
強くなろうとする強い意志と集中力、勝とうとする強い意欲であると思い
ます。強い意志と集中力は「気」の働きを加速します。より大きなエネルギ
ーを発生させます。体(からだ)と技(わざ)を後押しします。
「メダルが獲れればラッキー」よりも「何が何でも金メダルを獲得する!」
とではエネルギーの働きに大きな差が出ます。
「心」と「気」は一体です。「心」は、気の海の波であり、動きであり、流れ
なのです。「気」は根源のエネルギーですから、心の想いが強固であれば、
その結果働く気のエネルギーも強力になります。
からだと技が同レベルであれば、強い心の働きでより多くエネルギーを動か
した方が勝つ可能性が高まります。
4.心の連携
宇宙全体に気の海が広がっています。心は気の海の振動であり波です。
全ての人の「心」も、気の海の中のそれぞれの波の一つに過ぎません。
全ての人の「心」はつながっているのです!!!
物理的に離れたところにいる人々も気の海でつながっています。
したがって、自分自身の絶対に勝とうと思う心が、応援している周囲の人々
の心と共鳴して一緒になると、大きな波となり、気の流れとなって、エネル
ギーの形で個人の実力を後押しするのです。
ただし、力が入って緊張した状態では、気のエネルギーの後押し効果が
発揮できません。
こんなことをいう人はほとんどいないと思いますので、信じ難いと思います。
でも、そのように考えると、世の中の様々な不思議な現象が理解できるように
なります。
小学校の理科の実験で「音叉」の実験をしたことがあると思います。同じ音程
の音叉を複数置いて、そのうちの一つの音叉を叩くと、離れた場所に置いた
音叉も共鳴して音がなります。数が多ければ共鳴して音も大きくなります。
それと同様と考えると分かり易いでしょうか?
サッカーの国際試合で、アウェー(外国の敵地での試合)だと敵に有利なの
も同様の理由と思います。
心と気の関係に関しては、下記をご参照ください。
2012.2.16発行 第32回 ~ 2012.4.05発行 第39回。
[補足] 調心
心と気の働きは目に見えないので普段意識しませんが、我々が考えている
以上に効果が大きいのです。
そしてその働きを活用するための方法論が「気功」です。
特に「調心」が大事になります。
先ず、心を空っぽにします。透明にします。
そして、強い意志を持ち集中力を高めます。
そして、それを時間的にずーっと継続します。
効果は、意志と集中力の強さと、時間的な長さの積で決まります。
意志と集中力がいくら強くても、それが短時間で終われば効果が現われる前
に終わってしまいます。
長時間継続すれば、次第次第に気のエネルギーの流れが大きくなります。
長さ100mの小川の流れはすぐに終わってしまいます。しかし沢山の流れを
集めた大河の流れは、永く続き、大きなエネルギーの流れになります。
それが、黒潮や親潮の流れになると、もう誰にも止められいほど巨大な流れ
になります。
「継続は力なり」という言葉があります。
継続の力は、気のエネルギーの流れを引き起こすので、我々が考えている
以上に大きな効果を導きだすのです。
「調心」に関しては、下記をご参照ください。
2012.4.19発行 第41回 ~ 2012.5.10発行 第43回。
以上
by jiriki-tachikawa
| 2012-09-06 00:00
| ガン予防メールマガジン
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