富士健康クラブ

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第18号

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第18号

第4章 宇宙のしくみを活かす健康法  

「気」は「根源のエネルギー」であり大宇宙の大元です。その「気」の働きを積極的に引き出すのが「気功法」です。本章では、気功法(=気功)の具体例をご説明いたします。

気功の種類は数えきれないほど多く、簡単なものから複雑なものまで様々あります。簡単な気功であっても、その動作を文章だけでご説明するのはなかなか困難です。長大な文章になってしまうので読むだけでも疲れてしまい、実際にやってみようという意欲が薄れがちになるからです。したがって、ここでは基礎的な、超簡単な気功のみをご紹介いたします。超簡単な気功であっても継続していると必ず素晴らしい効果が表れてきます。

4-1.呼吸法の実際

呼吸法は極めて重要です。想像する以上にその効果は大きいです。以下にご紹介する簡単な呼吸法だけでも、継続さえ出来れば病気が半減でき、アンチエイジング効果も期待できます。細胞レベルで全身が元気になり、身体だけでなく心の働きまで活性化されていきます。

[功法1] : 順式腹式呼吸法

(1)鼻からゆったりと息を吸いながら、お腹を前側に膨らませます。次に鼻からゆったりと息を吐きながら、お腹(丹田)を後側に引き込みます。これを繰り返すだけです。呼吸に合せてお腹を意識して前側に大きく膨らませ、意識してお腹(丹田)を後側に引き込みます。

(2)吸うとき、出来れば「細く、長く、深く、均一に」吸います。吐くときも、出来れば「細く、長く、深く、均一に」吐きます。ただし、無理せずにゆったり気持ちよく呼吸できる範囲で結構です。

(3)姿勢は楽な姿勢で結構です。椅座(椅子に腰かける)が無難ですが、立位、正座、あぐら、結跏趺坐(両足を組む)でも、あるいは仰向けで寝た姿勢でも結構です。

<留意点>

◎ 大事なことは、決して無理をしないことです。ご自分のペースでゆったり気持ちよくできる範囲で続けていると、次第に腹式呼吸法に馴れてきます。そして「細く、長く、深く、均一に」呼吸できるようになっていきます。

◎ 吸う時間は、5~10秒程度、吐く時間も5~10秒程度で最初は短めから練習します。ご自分のペースで少しずつ慣れるようにしていってください。

◎ 心を落ち着け雑念を排除して静かに呼吸します。呼吸そのものに意識を集中するのも方法の一つです。すなわち、吐く息、吸う息に意識を集中します。

◎ もし息を吐くときに、鼻から吐くのに違和感がある方は、当面 口から吐いても結構です。続けていると次第に鼻から吐けるようになっていきます。

◎「順式腹式呼吸」を、出来れば1日3回以上行います。はじめは1回あたり5分ほどで結構です。無理をせずに、ご自分のペースでゆったり気持ちよく腹式呼吸をしましょう。

<補足>

(1)順式腹式呼吸法の「順式」とは、息を吸うときにお腹を膨らませるのを「順式」と言い、逆に息を吸うときにお腹を引っ込めるのを「逆式」と言います。

(2)「丹田」とは、からだにいくつかある重要なエネルギーセンターの一つです。丹田の場所は、流派や指導者によって若干異なりますが、お腹側と背中側のちょうど中間あたりに位置し、ゴルフボールより少し大きめの容積を占め、エネルギー(気)が充満しているエネルギーセンターであると考えられています。お臍の下(およそ横指4本分)の奥にあるとする説が比較的多いようです。続けていると、実際に丹田のエネルギーを感じられるようになっていきます。

(3)出来れば舌先を上の歯の根元か歯茎に軽く触れるようにします。エネルギー(気)の流れが更に良くなります。身体の背中側とお腹側を縦に循環する気の流れが良くなるからです。

[功法2] : 逆式腹式呼吸法

(1)鼻からゆったりと息を吸いながら、肛門を締めて真上に引き上げます。同時に、お腹(丹田)を後側に引き込みます。

(2)鼻からゆったりと息を吐きながら、肛門とお腹(丹田)と腰全体を緩めて脱力します。

(3)姿勢は楽な姿勢で結構です。椅座(椅子に腰かける)が無難ですが、正座、あぐら、結跏趺坐(両足を組む)でも結構です。



<留意点>

◎ 肛門を締めて真上に引き上げ、お腹(丹田)を後側に引き込む時は、少し力を入れます。強さは、弱からず、強からず、適度な力を入れます。

◎ 吸う時間は、5~10秒程度、吐く時間も5~10秒程度で最初は短めから練習します。出来れば、1回5分程度を1日3回繰り返します。ただし、無理をしないように、ご自分のペースで少しずつ慣れるようにしていってください。

◎ 雑念を排除して、意識を、肛門周辺とお腹(丹田)だけに集中します。

<補足>

(1)「逆式腹式呼吸法」にも沢山の方法、流派があります。上記でご説明した逆式腹式呼吸法はその一例であり、「骨盤底筋」を鍛える効果があります。特に女性の皆様には大事な呼吸法と思います。いわゆる「締り」が良くなり、尿漏れなどを予防することができます。姿勢は、座っていても、立っていても出来ます。電車の中でもどこでもできます。

(2)慣れてきたら、次のバリエーションも試してみては如何でしょうか。

息を吸いながら、肛門ではなく少し前方の尿道口あたりを締めて引き上げるようにしてみます。そして、呼吸ごとに肛門と尿道口を交互に引き上げるようにしてみます。

(3)お腹(丹田)を後側に引き込むのを一時的にやめて、肛門と尿道口を吸気とともに交互に引き上げることに専念します。括約筋の強化が促進されます。

(4)逆式腹式呼吸法の一例をご紹介しましたが、できれば順式腹式呼吸法もしっかり行ってください。呼吸法の基本は順式腹式呼吸法だからです。

[功法3] : 正心調息法

「正心調息法」は、塩谷信男医学博士(19022008年)がご自身の体験を基にして創案された健康増進を主目的とする呼吸法です。病気治癒・願望成就も可能です。博士は106歳まで長生きされ、ゴルフのエージシュートを2回達成されています。

91歳のときにこの素晴らしい健康法を自分だけで独占するのは勿体ない、万人に公開しようと決意。以後、博士による書籍執筆や講演会活動などによって「正心調息法」が急速に広まりました。

そのステップの中に想念(言葉の力)・内観(イメージの力)を組み込むことで、病気治癒、願望実現の効果が期待できます。

なお、「正心」とは下記の3項目を絶えず維持することです。

◎物事をすべて前向きに考える

◎感謝の心を忘れない

◎愚痴をこぼさない

実際には、下記の(1)息法と(2)想念 を25サイクル繰り返し、最後に(3)静息において「大断言」を10回強く念じて終わります。

(1)息法:  下記の「吸息・充息・吐息・小息」を25サイクル繰り返します。

 A. 吸息:鼻から息を吸う。吸った息を丹田に押し込むイメージ。

 B. 充息:息を止める。吸った息を更に丹田に押し込む。肛門を締める。

 C. 吐息:息を吐く。息を静かに長めに吐く。丹田・肛門・全身を緩める。

 D. 小息:間合いをとる。普通の呼吸を1~3回して息を整える。

(2)想念:  息法に合わせて下記の文言を念じる(黙念する)。

 A. 吸息:「宇宙の無限の力が丹田に収められた。そして全身に満ち渡った。」

 B. 充息:「全身が全く健康になった。○○病が治った。」

 C. 吐息:「体内の不要なものが全部吐き出された。全身がきれいになった。芯から若返った。」

 D. 小息:文言不要。次の吸息に備える。

(3)静息:丹田に軽く力をこめたまま、次の「大断言」を10回ゆっくり強く念じる。

「大断言」=「宇宙の、無限の力が、凝り凝って、真の、大和の、み世が生り成った。」

(うちゅうの、むげんのちからが、こりこって、まことの、だいわの、みよがなりなった。)

<留意点>

 

◎ 「宇宙の無限の力」とは、「根源のエネルギー」すなわち「気」のことです。

◎ 姿勢は椅座(椅子に腰かける)、正座、あぐら、結跏趺坐(両足を組む)何でも結構です。

◎ 背筋を気持ちよく伸ばし、顎を軽く引き、眼を閉じます。

◎ 両手をお腹の前にもっていき「鈴の印」を組みます。両肘は直角に曲げ、両肘が軽く脇腹につくようにします。鈴の印は両手でおにぎりを軽く握るときの手の形です。左右の親指以外の4本の指をつけたまま、両手を近づけて空気のおにぎりを囲い込むようにしながら両手を球形に合せます。ただし左右の親指がクロスする部分だけ小さな穴(直径1~2cm)を空け、他の部分は閉じます。

◎ 継続がとても大事です。

できれば毎日1セット、できれば時間をおいて合計2~3セット行います。

<練習法>

(1)最初は息法だけを練習します。

 A.吸息:6秒以上。

 B.充息:6秒以上。

 C.吐息:8秒以上。

 D.小息:間合いをとる。息が整うまで普通の呼吸を続ける。

(2)次に想念の文言を丸暗記します。

(3)息法と想念を組み合わせて練習します。

すなわち、6秒間以上かけて吸息しながら「宇宙の無限の力が丹田に収められた。そして全身に満ち渡った。」と黙って念じます。

次に、6秒間以上かけて充息しながら「全身が全く健康になった。○○病が治った。」と

黙って念じます。このとき病気治癒ではなく、願望実現を望む場合は、「○○病が治った」の代わりに「○○がかなった」と黙って強く念じます。

次に、8秒間以上かけて吐息しながら、「体内の不要なものが全部吐き出された。全身がきれいになった。芯から若返った。」と黙って念じます。

(4)息法と想念を25サイクル繰り返します。

10サイクル以上続けたら、「○○病が治った」を別の「○○病が治った」に、または「○○がかなった」に入れ替えても結構です。

(5)息法と想念を行うときに、言葉の表す情景をありありと想い描きます。例えば、B. 充息では、「全身が全く健康になった。○○病が治った。」と黙然しながら、実際に病気が治って小躍りして喜んでいる様子をリアルにイメージします。継続するエネルギーの働きによって、次第にイメージした通りに事体が進んでいくからです。

富士健康クラブ 

   関口 素男

    sekiguchi.m@ozzio.jp


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# by jiriki-tachikawa | 2017-10-19 10:31 | 応用編メールマガジン

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第17号

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第3章 健康のグレードアップ   

3-5.呼吸法

呼吸法は、「気功」の中の重要な要素です。

無意識ではなく、しっかり「意識した呼吸」によって、体内の全ての細胞に血液が送られ、酸素と養分が十分に届けられます。そして全ての細胞が生き生きと活性化され、設計図通りの本来の機能を取り戻していきます。体内の酸素不足が解消され、生命力、免疫力が高まり、病気やガンを未然に予防します。そして元気が湧いてきます。

1.呼吸法の基本

(1)呼吸法には数えきれないくらい多くの種類があります。目的も方法も流派も難度も様々です。

・健康増進のための呼吸法

・病気を治すための呼吸法

・願望を成就するための呼吸法

・武術鍛錬としての呼吸法

・修養の過程としての呼吸法

・悟りに至る呼吸法

などなど色々あります。呼吸法は驚く程奥が深いのです。また呼吸法は、心の深い領域とも密接に関係します。次章において、病気を治すための呼吸法・願望を成就するための呼吸法の実例をご紹介いたします。(正心調息法)

(2)呼吸法を大別すると、「胸式呼吸」と「腹式呼吸」に分けることができます。

子供の頃から無意識に行っている呼吸は胸式呼吸が中心であり、肋骨を動かせる範囲内の比較的浅い小さな呼吸です。

一方、腹式呼吸は、練習によって大きくお腹を動かせるので、ゆったりとした深く大きな呼吸を行うことができます。健康増進効果がより大きいのは腹式呼吸です。

(3)腹式呼吸の中で基本中の基本は、「順式腹式呼吸法」です。

息を吸いながらお腹を前側に膨らませ、息を吐きながらお腹(丹田)を後側に引き込みます。お腹を大きく前後に動かすことにより、横隔膜が動き、内臓も一緒に動かされ刺激されるため健康が増進されます。別に「逆式腹式呼吸法」もあります。

具体的な方法は、第4章でご説明いたします。

2.呼吸法の効果

「呼吸法」は想像以上に大きな効果をもたらします。健康長寿の「鍵」といっても良いと思います。単に酸素と養分を全身・全組織に廻らせるだけではありません。普段私たちが無意識に行っている呼吸は、「自律神経」によって自動的に制御されています。

一方、呼吸法による呼吸は、逆に「自律神経」を望ましい状態に調整することができます。また内臓が程よい刺激を受け、内臓自身の働きが活性化されていきます。さらに、リラックスし易くなり、心が落ち着き、心の働きを活用しやすくなってきます。

以下に呼吸法の効果を整理します。

(1)生命力、免疫力の向上

長く細く深い呼吸によって、体内の全ての細胞に血液が送られ、酸素と養分が十分に届けられます。そして全ての細胞が活性化され、生命力、免疫力が高まり、病気やガンを未然に予防します。

(2)自律神経の調整

呼吸法によって自律神経を調整することができます。自律神経は交感神経と副交感神経とから構成されており、両者のバランスが乱れると様々な不調が生じてきます。呼吸法によって自律神経のバランスを整えることができます。このことは次項でもう少し具体的に説明します。

(3)内臓の活性化

お腹を前後に大きく動かそうとすると横隔膜が上下に動くので、横隔膜周辺の内臓も一緒に動かされ、程よい物理的な刺激を受け、内臓自身の働きが活性化されていきます。

(4)リラックスし易くなり、次第に脱力できるようになってきます。その結果、「気」が身体中を滞りなく循環するようになってきます。そして「気」が全身に満ち満ちていきます。

(5)呼吸法によって次第に心が落ち着いてきます。雑念を排除し易くなってきます。そして「心」の働きを活用し易くなってきます。ストレスが軽減され易くなります。

「心」の働きの活用については、拙書「ガンにならない歩き方」の「調心」をご参照ください。

3.呼吸法による自律神経の調整

呼吸法によって自律神経の調整ができると述べました。

(1)自律神経とは?

自律神経は、からだの活動度を自動的に調整する重要な神経系です。からだを活動的にさせる「交感神経」と、リラックスさせる「副交感神経」とから構成され、意識することなく自動的に身体を最適な状態に維持します。

(a)交感神経は、自動車に例えるなら、アクセルとして機能します。いざという時(例えば敵と遭遇した時など)交感神経は、心拍数を上昇させ、血圧を上げ、呼吸数を上げ、闘争準備や逃走準備を行います。

(b)副交感神経は、ブレーキとして作用し、上記と逆の働きを行い、また消化機能や排泄機能を促進させます。

この交感神経と副交感神経の絶妙なバランスによって心身が快調に維持されますが、バランスが崩れると様々な不調が生じてきます。

(2)自律神経の調整

(a)交感神経を高めるためには、意識して吸気を長めに吸い、吐くときは短めに吐いて呼吸を続けます。次第に交感神経が刺激されて、アクセルの働きが優位になります。気持ちが落ち込んで元気が出ないとき、やる気が湧いてこないときなどに試します。

(b)副交感神経を高めるためには、意識して呼気を長めに吐き、吸うときは短めに吸って呼吸を続けます。次第に副交感神経が刺激されて、ブレーキ機能が優位になります。

気持ちを落ち着けて安静を得たいときに試します。

(c)特に問題がないときの呼吸は、吸う時間と、吐く時間をほぼ同じ長さでゆったりと気持ちよく呼吸を続けます。吸うときも、吐くときも、細く、長く、深く、均一に、吸いまた吐きます。

富士健康クラブ 

   関口 素男

    sekiguchi.m@ozzio.jp


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# by jiriki-tachikawa | 2017-10-07 10:45 | 応用編メールマガジン

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第16号

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第3章 健康のグレードアップ  
 

3-4.気功の分類

気功には何千もの方法・スタイル・流派があると述べました。したがって気功の分類法もいろいろあります。

1.動きによる分類

(1)動功: 動きながら行う気功

(2)静功: 座ったまま、立ったままなど、見かけ上あまり動かないで行う気功

2.範囲による分類

(1)内気功: 身体の内側の気を整える気功(自分自身の健康、鍛錬)

(2)外気功: 身体の外側にまで気を拡げて、相手(家族や患者など)の気を調整する気功

3.目的に応じた分類

(1)養生気功: 健康・長寿のための内気功、外気功

(2)医療気功: 病気治療のための外気功

(3)武術気功: 武術として相手を制するための外気功

(4)宗教気功: 道を究め、霊性を高め、悟りを開く一環としての気功(仏教気功、チベット密教気功、道教気功など)

4.主要素による分類

(1)調身が主体の気功

(2)調息が主体の気功

(3)調心が主体の気功

(4)上記を複合した気功

5.姿勢による分類

(1)座って行う気功

(2)椅子に腰掛けて行う気功

(3)立って行う気功(たんとう功と言います)

(4)動きながら行う気功

(5)歩きながら行う気功

(6)寝た状態で行う気功

なお「太極拳」は、本来は気を活用する武術なので、動きながら行う武術気功に分類されます。


<補足> 気のからだの構造

気のからだは見えませんし、かたちもハッキリとは認識できません。

肉体のからだのように皮膚で囲まれた定型ではなく、体の外側まで拡がっています。しかも意識によって拡大したり縮小したりします。例えば、丹田を意識して、丹田の気を拡げようと思うと、実際にお腹の前方に丹田の気が拡がって大きくなるのを感じることができます。また眼力を鋭くして前方を凝視すると、視線に沿って眼から気が伸びていきます。てのひらで視線を遮ると、てのひらも眼もその変化を感じます。武術では眼力がとても重要です。

「気のからだ」は喩えて言えば、からだを取り囲む「電波の雲」のようなものと考えることもできます。生命体にはそれぞれ、エネルギーと情報を持った電波の雲が取り巻いているのです。それを「エネルギー体」と呼んだりもします。電波ですから境界がなく原理的には無限に拡がっています。だから遠く離れた他人の気のからだを調整する、すなわち遠隔治療することができるのです。

ただし、電波の正体は、「電子」の振動が周囲の空間に拡がった物質次元の電磁波ですが、「気」は高次元の存在です。次元が高いので電波よりも遥かに精妙機微であり、空間と時間を超越します。すなわち「気」の働きは空間と時間の制約を受けないのです。

気のからだは見えませんが、いくつかの構造を持っていると考えることができます

「経絡」(けいらく)は気のからだの一つの構造と見ることできます。「経絡」は簡単に言えば生物の「気の流れ道」です。様々な経絡がありますが、内臓に関する経絡だけでも12経絡あります。

肺経、大腸系、胃経、脾経、心経、小腸系、膀胱系、腎経、心包系、三焦経、胆経、肝経の12経絡です。各経絡上にはそれぞれ複数のツボが点在します。指圧や鍼灸など東洋医学では、これらのツボを利用して経絡を調整し、気のからだを整え、肉体のからだを整えていきます。

富士健康クラブ 

   関口 素男

    sekiguchi.m@ozzio.jp


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# by jiriki-tachikawa | 2017-09-24 18:15 | 応用編メールマガジン

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第15号

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第3章 健康のグレードアップ  
 

3-3 気功とは何か?

1.「気功」という言葉   

気功という言葉は何千年も前から使われてきたように思われ勝ちですが、実は戦後にできた新しい言葉です。それまでは、導引、行気、運気、吐納、静座法など流派によって様々な呼び方が行われてきました。

1953年になって、中国の唐山気功療養所の劉貴珍(りゅうきちん)老師が「気に関わる修練」は、全て「気功」と呼ぶことにしようと提言を行ってから「気功」という言葉が広まりました。気功の「功」は、鍛錬、修練、トレーニングを意味します。すなわち、「気」に関するトレーニングは全て「気功」であるということになります。

その結果、「気功」が包含する領域は大幅に拡がりました。それ以前の導引、行気、運気などの元々の「狭い気功」と、領域が広まったことによって包含される、太極拳、合気道、瞑想、座禅、ヨガなどの「広い気功」なども、「気功」の範囲ということになります。

「気功」には何千もの方法・スタイル・流派があります。

2.「気功」を実際にやってみる

「気」に関しては、理解できる方と、そうでない方と2分されると思います。「気」は見えませんからやむを得ない面があります。しかし実際にやってみると誰でも「気」の働きを体感し納得することができます。

皆さんは、「気功、呼吸法、合気道、太極拳、瞑想、座禅、ヨガ、指圧」などのトレーニングのいずれかを経験したことがありますでしょうか? これらを継続している方々の多くは、「気」の働きを体感・実感・納得されていることと思います。

少し練習すれば誰でも「自転車」に乗ることができるのと同様です。仮に自転車を見たことも聞いたこともない人が、もし頭だけで考えると、安定な3輪車、4輪車ならともかく、不安定な2輪車を自在に乗り回せるとは思えないでしょう。でも実際に練習すれば直ぐに自転車に乗れるようになります。そして歩く場合の数倍の速度で、しかも疲労も少なく自在に乗り回すことができます。実際にやってみると想像以上に便利で役立つし、何よりも爽快で楽しいことに気付きます。世界が拡がって感じられます。

「気」のトレーニングも同様です。実際に継続してみると想像以上に気の働きが大きく広く深いことに感動します。単にからだが健康になるだけでなく、心が拡がり、穏やかになり、前向きになり、やる気が出てきます。生命力が高まってきます。

近ごろ流行りはじめている「マインド・フルネス」も呼吸法、気功の一種と言って良いと思います。ただし、マインド・フルネスの歴史はたったの数年、気功の歴史は数千年であり、拡がりと深みが異なります。

3.気功の三要素

気功には様々な要素があります。それらを整理して大別すると3つの要素に絞ることができます。「調身、調息、調心」です。まとめて「三調」と呼ぶこともあります。「調」は、「ととのえる」という意味合いです。

(1)「調身」: 身体を整え、力が抜けた無理のない自然な姿勢を維持します。

(2)「調息」: 呼吸を整え、意識して腹式呼吸を維持します。

(3)「調心」: 雑念を払って無念夢想の状態を維持し、そして集中します。

(1)調身

「良い姿勢」と言うとどんな姿勢を思い浮かべますでしょうか?

私の場合は、小学校時代の「気をつけ!」の姿勢を思い出します。背筋を伸ばし、胸を張って、顎を引いて、ピシーっと立ちました。確かに見た目は綺麗に見えるかも知れませんが、筋肉を緊張させて姿勢を維持するので5分間続けるのも辛いですよね。ですから次に必ず「休め!」がありました。

健康に良い「良い姿勢」は大分異なります。「調身」によって健康に良い姿勢を目指します。

「調身」とは「からだを整える」ことですから、「からだから無駄な力を抜いて、無理のない自然な姿勢を維持」できるようにします。

立っている時も、座っている時も、動いている時も、何時でも、不要な力を最大限抜いて、長時間でも疲れないような、自然でバランスのとれた姿勢を維持できるようにします。それだけで「気」の流れが良くなります。多くの気功が「調身」の要素を含んでいます。

(2)調息

調息とは一言で言えば「呼吸法」です。一般に認識されている以上に極めて重要です。浅い胸式呼吸でなく深い腹式呼吸によって呼吸をコントロールします。

無意識ではなく、しっかり「意識した呼吸」を行うことによって、全身・全組織に酸素と養分を廻らせて、全ての細胞が設計図通りに機能できるように新陳代謝を活性化させます。

私たちは普段、無意識に呼吸をしています。しかし浅い呼吸をしている場合が意外に多いと言われています。時として、気がつかない間に呼吸がとても浅くなり、肺の一部分だけを使って「必要量の何分の一」かの浅い呼吸をしていることが時々あります。

思い悩んでいるとき、悲しみに沈みこんでいるとき などに特に呼吸が浅くなりがちです。この場合、身体の組織には酸素や養分が十分に届かなくなって、酸欠で悲鳴をあげる組織ができ易くなります。生命体にとって最悪の状況です。とても病気にかかり易い状態になってしまいます。

「呼吸法」にも沢山の方法・スタイル・流派があります。その中で基本は「順式腹式呼吸法」と「逆式腹式呼吸法」です。

第4章で具体的な方法をご説明いたします。

(3)調心

意識をコントロールして脳をリラックスさせ、雑念のない平静な心に導きます。

「調身、調息、調心」の「三調」の中では、この「調心」が一番難しいと言われています。イメージトレーニングや瞑想や座禅などは、「調心」の一種ということになります。

「調心」では、先ず脳をリラックスさせ、脳の活動を鎮静化させ、平静な心に導きます。入静と呼びます。入静状態に入ったら、次に意識をある目標に集中します。意守といいます。目標は、からだの部分であったり、心や潜在意識の部分であったり、課題であったり、願望であったりと様々です。

特に「調心」は経験豊富なしっかりした先生に師事するのが安全です。

4.気功の学び方と留意点

気功は、教室やサークルに通って、実際に一緒にやってみながら馴れて覚えていくのが一般的な習い方です。そしてひとつ ふたつだけでなく複数の気功を習います。少数の気功で、調身、調息、調心、外気功など多くの要素を網羅することは難しいからです。

気功を行う上での留意点は下記の通りです。

(1)リラックスして心身を脱力して行う。

気楽に、気ままに、マイペースで、無理をせず、自然体で行う。

(2)悲しい時、怒っている時など感情が高ぶっているときは行なわない。落ちついて心が静まってから行う。

(3)早い時間帯に行う

出来れば、早朝、午前、午後の明るいときに行う。

夜はせいぜい10時前まで。深夜は行わない。

(4)収功

気功の最後に収功(深呼吸3回)を行う。

気を丹田に収める。

(5)自己流の気功は行わない。

   安易に気功を行うと、思わぬ障害が起きることがあります。「偏差」といいます。   気功の世界はとても奥が深いのです。経験豊富なしっかりした先生に師事するのが安全です。

気功を行う上で何より大事なこと、それは継続することです。

継続することによって気功の威力を実感できるようになります。

富士健康クラブ 

   関口 素男

    sekiguchi.m@ozzio.jp


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# by jiriki-tachikawa | 2017-09-16 17:58 | 応用編メールマガジン

[大宇宙のしくみが解かってきた!「応用編」]  第14号

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第3章 健康のグレードアップ  
 

3-2.気功の効果

先ず「気功」によってどんなことが体験できるのか、どんな働きを感じることが出来るのか「気功の効果」についてご説明していきます。

1.「気感」: 「気」を感じる 

(1)「気」は目には見えませんが、気功を続けていると、次第に「気」を感じられるようになってきます。「気感」といいます。「気感」には個人差があり、比較的早めに感じる方もおられるし、なかなか感じにくい方もいらっしゃいます。

気の感じ方も人によって様々です。静電気のようなビリビリした感じの方が比較的多いと思いますが、磁場のように感じる方、圧力を感じる方、暖かく感じる方、ヒンヤリ感じる方、サラサラ感を感じる方など様々です。行う気功の種類によって感じ方が変化する場合も多くあります。

(2)気感が判るようになると、人体の体表面の様々な場所から気が強く出ているのが判るようになります。

たとえば、頭頂(百会:ひゃくえ)、左右の眉毛の中間(印堂:いんどう)、左右の乳首の中間(膻中:だんちゅう)、おへその少し下(丹田:たんでん)などは代表的なツボです。これらのツボの付近で てのひらをゆっくり動かすと、気の強弱を感じることができます。てのひらは気を感じ易く、気のセンサーになります。てのひら(掌)の他に、指先、顔のホホなどでも気を感じます。

(3)このことから、人間は肉体とは別に「気のからだ」を持っていることを実感できるようになります。普通は「気のからだ」は見えませんし、物理的な測定をすることもできませんが、明確に実感することができ、日々の変化を感じ取ることができます。見えないけれどもその存在を確信することができます。「気のからだ」は「エネルギー体」と呼ばれることもあります。

(4)牡丹やバラの花に手をかざすと、花から出ている気を感じることができます。咲いて開ききった花よりも、つぼみの状態、花が少し開き始めた頃の方が気を強く感じます。植物も「気のからだ」を持っているのです。全ての生命体は「気のからだ」を持っています。気を感じられるようになって初めて判ることですね。

なお、気のからだを見ることができる人もいます。私も一部分を見ることができます。

2.病気予防

気功を続けていると「生命エネルギー」が高まり「気のからだ」が次第に整っていきます。「気のからだ」が整ってくると、肉体のからだも次第に整っていき、肉体のからだの不調が消え元気になっていきます。気のからだは「エネルギー体」だからです。生命力があふれ、自然治癒力が増進し、免疫力が高まります。その結果、病気にかかり難くなります。気功は、病気予防効果、健康効果がとても大きいのです。

3.老化抑制

気功によって老化を抑制することもできます。すなわち、年齢を重ねて身心が衰えてきても、気功は衰えた体力、生命力を補ってくれます。気功を継続している方々の肉体のからだは、しなやかさを保ち、心も若返ります。そうです! 高齢になるほど気功の恩恵を享受できるようになります。「気」は生命体の根源だからです。

4.簡単な病気治療

気功を続けていると「生命エネルギー」が高まり、「気のからだ」も次第に整い、簡単な病気なら治すことができるようになります。そして自分自身の病気だけでなく、家族の簡単な病気を治せるようになっていきます。てのひらをご家族にかざして暫く心を落ち着けていると、てのひらから「気」が相手に流れ、相手の「生命エネルギー」が高まり、「気のからだ」が次第に整ってくるのです。「手当て気功」、「外気功」と呼ばれることもあります。

5.遠隔治療

上記の手当て気功は、通常は数10cm程度の距離で手当てしますが、その距離をぐんと離すことができます。誰でもできるわけではありませんが、50km500km離れた病気の人を治すことのできる人も多くいます。原理は全く同じです。相手の気のからだを、離れた場所から積極的に調整するのです。遠隔治療といいます。体験されたことがない方には信じられないと思いますが。「気」は高次元空間に属するので、3次元の空間や時間を超越するからです。

6.武術のグレードアップ

気の働きを活用できると武術の威力が格段に向上します。合気道や太極拳や古武術の一部は気の働きを利用しています。

多くの武術は、力とスピードと技を重視します。気の武術は逆転の発想であり、徹底的に力を抜いて気の効果を引出します。説明は省略しますが、離れて立つ相手を気で飛ばすことが出来る人もいます。実際にご自分の眼で見て経験したことのない人には到底信じられないことと思います。「唯物主義」に立脚している現代科学の立場では、当然認めることはできないでしょう。ご自身で試してみれば誰にでも判ることなのですが。 気付いていない方々はとてもお気の毒です! 

なお、武術の達人や剣聖の中には、鍛錬の究極として「無意識的」に「気」の働きを使っている方々も多くいると思われます。

7.更に!!!

気のトレーニングを続けていると上記のような健康・長寿・武術だけでなく、様々な変化を体験することが多くなってきます。

◎心が穏やかに、そして前向き、積極的になっていきます。

◎周囲との人間関係も次第に和やかになっていきます。

◎しばしば「直感」が働くようになっていきます。

◎そして「想い」が実現し易くなっていきます。

◎潜在能力が開花する方々もおられます。

◎悟りを開く方もおられます。

気の働きを細かく説明し始めるとそれだけで1冊の本になってしまいますのでこのくらいに留めます。具体的な方法に関しては次章でご紹介します。

富士健康クラブ 

   関口 素男

    sekiguchi.m@ozzio.jp




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# by jiriki-tachikawa | 2017-09-07 17:36 | 応用編メールマガジン

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